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令和3年度米海軍主催固定翼哨戒機多国間共同訓練(シードラゴン2022)について

 第4航空群所属P-1哨戒機×2機は、1月2日以降、米軍アンダーセン航空基地(グアム島)に展開して、令和3年度米海軍主催固定翼哨戒機多国間共同訓練(シードラゴン2022)に参加しています。本訓練には、米海軍・海上自衛隊のほか、オーストラリア、カナダ、インド、韓国から固定翼哨戒機が派遣されています。
 日本側指揮官の第31飛行隊長(2等海佐 道山 智行)は、「この訓練は、毎年開催されるハイエンドな対潜水艦戦に関する多国間共同訓練であり、参加各国との共同で潜水艦の捜索・追尾・攻撃要領の演練を行うほか、参加各国が相互に作戦支援や運航支援を行う等、より実戦的な協力関係を構築するための訓練を実施しています。また、意見交換、各種交流等を通じて参加国との連携強化及び相互理解の深化を図れるものと期待しています。」と述べました。
 依然として世界的なコロナ禍にあっても、自衛艦隊は即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国及びパートナー国と連携し、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。