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日米共同訓練(IPD21)について

 10月29日~11月4日までの間、インド太平洋方面派遣部隊の護衛艦「かが」及び同「むらさめ」は、南シナ海において日米共同訓練を実施しました。米海軍からは、空母「カール・ヴィンソン」、巡洋艦「レイク・シャンプレーン」、同「シャイロー」、駆逐艦「ミリウス」が参加し、各種戦術訓練を通じて戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。
 10月30日には、第1空母打撃群司令官のダン・マーチン少将が、空母「カール・ヴィンソン」から護衛艦「かが」に移乗して、第3護衛隊群司令の池内出 海将補と懇談しました。両指揮官は懇談において、「南シナ海においても日米海軍種が共同して活動していることは非常に意義が大きい。今回の共同訓練が象徴しているように、米海軍と海上自衛隊との関係はかつてないほど強固であり、日米同盟の抑止力・対処力の強化に貢献している。今後も、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、機会を捉えて海洋秩序を擁護するための活動を継続的に実施する」との認識で一致しました。
 自衛艦隊は、コロナ禍にあっても、部隊の精強性・即応性を維持し、同盟国・友好国海軍とともに常に協働して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。