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日米共同訓練について

 10月28日、護衛艦「ゆうだち」は、米海軍沿海域戦闘艦「ジャクソン」とともに、日米共同訓練を実施し、戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。
 護衛艦「ゆうだち」艦長(2等海佐 涌嶋英孝)は、「海賊対処任務のため、アデン湾・ソマリア海域に向かう途上の本艦は、南シナ海において、米艦艇「ジャクソン」と洋上で会合し、各種戦術訓練を実施しました。日米海軍種は、コロナ禍にあっても、その特性を最大限に発揮し、いかなる海域においても常に連携して共に行動しています。」と述べました。
 「ジャクソン」艦長(マイケル・ルート中佐)は、「日米艦艇が、事前の打ち合わせがなくとも複雑な艦艇の運動と戦術訓練を万全に実施できたことは、日米両国の海軍種が共有する強い友情と海上におけるプロフェッショナリズムを体現しています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、同盟国海軍と協働して、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。