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日米英蘭加共同訓練について

 9月2日~7日、第2護衛隊群は、本州南方海域において、英海軍空母「クィーンエリザベス」打撃群との日英米蘭加共同訓練(Pacific Crown21-3)を実施しました。本訓練には、海自から「いせ」、「きりしま」等護衛艦5隻、潜水艦、P-1哨戒機が、空自からF-2、F-15、F-35A戦闘機、KC-767空中給油機、E-767空中指揮管制機といった海自・空自の主力部隊が参加し、防空戦や対潜戦等のハイエンドな各種戦術訓練を実施し、戦術技量の向上及び参加国海軍との相互運用性の向上を図りました。
 第2護衛隊群司令(海将補 今野泰樹)は、「第2護衛隊群は、英海軍空母「クィーンエリザベス」打撃群との訓練が今回で3回目となり、日米英蘭加海軍種の連携要領が確立され、回を増してその連携が強化されていると感じました。第2護衛隊群は、この貴重な経験を基礎として、英海軍がインド太平洋地域にいつ展開してきても、迅速に協働した行動が取れるように、練度の維持・向上を図ってまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、コロナ禍にあっても、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、今後も同盟国・友好国海軍とともに協働して、グローバルな課題に対応して、インド太平洋の平和と安定に寄与しています。