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令和3年度機雷戦訓練及び掃海特別訓練について

 7月16日~31日、掃海隊群は、令和3年度機雷戦訓練及び掃海特別訓練を陸奥湾において実施しました。
 本訓練には、掃海母艦「うらが」、同「ぶんご」、掃海艦「あわじ」、同「ひらど」、掃海艇「はつしま」等の掃海艦艇16隻、P-3C哨戒機、MCH101掃海ヘリ、水中処分隊に加えて、陸自水陸機動団及び米海軍掃海艇「ウォリアー」が参加しました。
 機雷戦は、1991年のペルシャ湾への派遣任務でも活躍したように、海上自衛隊が世界的にも一流のプロフェッショナリズムを持ち、米軍からの期待も大きい分野です。
 本訓練を指揮した掃海隊群司令 福田達也海将補は、「本訓練においては、機雷戦における戦術技量の向上はもとより、日米共同による相互運用性の強化に力を入れ、機雷戦部隊の作戦能力の向上に努めました。今回の訓練の成果を糧として、さらなるレベルアップを目指します。」と述べました。
 自衛艦隊は、コロナ禍にあっても、即応態勢を維持するとともに、日米同盟に基づく抑止力・対処力により我が国の防衛及び周辺地域の不安定化の抑止に寄与しています。