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駐日ジブチ共和国大使の海上作戦センター訪問について

 7月20日、自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将は、アホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ共和国特命全権大使の離任に際する表敬訪問を受けました。懇談では、自衛艦隊が実施している海賊対処行動に対するジブチ政府の理解と支援に謝意を表するとともに、我が国とジブチとの更なる関係強化や法に基づく自由で開かれた海洋の重要性等について一致しました。
 ジブチ共和国は、バブエルマンデブ海峡及びアデン湾という、ヨーロッパとアジアを結ぶ世界貿易の大動脈に面する要衝に位置しています。また、同国には、我が国の派遣海賊対処行動部隊の活動拠点が存在し、2009年の活動開始以降、日夜、海上自衛隊の護衛艦及び哨戒機が警戒監視・船舶護衛活動に従事し、世界経済を支える重要な海上輸送路の秩序の維持に従事しています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。