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日米豪韓共同訓練(パシフィック・ヴァンガード21)について

 7月5~10日、護衛艦「まきなみ」は、シドニー沖において、米海軍駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」、同哨戒機P-8A、豪海軍駆逐艦「ブリスベン」、同哨戒機P-8、同潜水艦及び韓海軍駆逐艦「ワン・ゲオン」とともに、日米豪韓共同訓練「パシフィック・ヴァンガード21」に参加し、戦術技量の向上に加えて、参加国海軍との連携の強化を図りました。
 海自側指揮官の平井克英(1等海佐)・第1護衛隊司令は、「日米豪韓共同訓練「パシフィック・ヴァンガード21」は、国際公共財である海洋へのアクセスの安定と自由を維持するため、複雑な高脅威環境下で共同に対処するためのハイエンドな訓練です。新型コロナウイルスの脅威が収まらない中、ホスト国の豪国の多大な支援を得て開催できることをうれしく思います。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、本訓練を通じて、参加国間の強固な連携態勢が一層強化され、インド太平洋地域の平和と安定に寄与することを願っています。」と述べました。
 自衛艦隊は、新型コロナ禍にあっても、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、同盟国等と連携して、インド太平洋海域の平和と安定に寄与しています。