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米スリランカ主催共同訓練(CARAT2021)への参加について

 6月30日、護衛艦「ゆうぎり」(艦長 2等海佐 熊代威)は、スリランカ北東海域において、米スリランカ主催共同訓練(CARAT2021)に参加しました。
 本訓練には、米海軍沿海域戦闘艦「チャールストン」、同哨戒機P-8A、同MH-60Sヘリ、スリランカ海軍哨戒艦「サユララ」、同「ガジャバフ」及び同BELL212ヘリが参加して、捜索救難、戦術運動等の訓練を実施し、戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図るとともに、スリランカ海軍との友好関係及び連携の強化を図りました。
 CARAT(Cooperation Afloat Readiness And Training)は、米海軍が南アジアおよび東南アジア諸国海軍との間で、連携強化及び海洋安全保障協力の促進を目的として、1995年以降、毎年実施している訓練です。海上自衛隊は、米海軍及び友好国海軍とともに、地域の海軍間のパートナーシップを向上させ、インド太平洋地域の海洋安全保障の強化を図っています。
 新型コロナ禍にあっても、自衛艦隊は即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、同盟国及び友好国海軍と緊密に連携・協力して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。