NEWS

日米豪仏共同訓練(ARC21)について

 5月11日~17日、陸海空自衛隊の各部隊は、九州西方の東シナ海において、日米豪仏共同訓練を実施しました。
 本訓練では、着上陸訓練や対潜訓練といったハイレベルな戦術訓練を実施し、日米豪仏の共同作戦能力の強化を図りました。
 訓練に参加した、豪統合任務部隊指揮官(マーク・ハモンド少将)は、「オーストラリアは日本、フランス、米国と長年にわたる関係を築いており、今回の活動は、安全で安定したインド太平洋地域に対する我々の共通のコミットメントを再確認するものです。」と述べました。
 また、米ドック型揚陸艦「ニューオリンズ」艦長(ブライアン・シュルム大佐)は、「それぞれの訓練では、スタッフ間で協力し合い、個人的な絆を深め、日米豪仏の信頼関係を強化し、海軍・海兵隊としての結束を強めることができた。」と述べました。
 自衛艦隊は新型コロナ禍にあっても、即応態勢を維持し、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、日米豪仏の防衛協力関係の強化を図っています。