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護衛艦隊司令官の米海軍空母「ロナルド・レーガン」訪問について

  4月15日、斎藤聡 護衛艦隊司令官(海将)は、横須賀に帰港した米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」において、米海軍第5空母打撃群/CTF70司令官Will Pennington(少将)及び同第15駆逐艦戦隊/CTF71司令官Chase Sargeant(大佐)と懇談しました。
 懇談を終えた斎藤海将は、「これまで両国が培ってきた極めて良好で緊密な同盟関係の下に、日米海軍種の水上艦艇部隊がこれまで以上に連携を強化して、両国がそれぞれの部隊の相互運用性をさらに向上させる取り組みを行うことで一致しました。」との見解を述べました。
 また、Pennigton少将は、「米海軍と海上自衛隊との関係はインド太平洋地域における戦略的優位性の中核であり、我々は新型コロナ禍において、洋上にあっても陸上にあっても緊密に連携しており、このような対面による懇談が、同盟関係の強化と共同能力の向上につながるものと考える。」との見解を述べました。
 自衛艦隊は、新型コロナ影響下においても即応態勢を維持し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国海軍との連携を強化する取り組みを継続して、我が国の防衛のみならず、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。