国際平和協力センターは、令和4年1月24日(月)から2月4日(金)までの間、令和3年度国際平和協力中級課程(特別)を国際平和協力センター(市ヶ谷)で行いました。
今回の課程は新型コロナウイルスの影響により、前年度に引き続き外国人委託教官、外国人留学生及び他府省庁からの参加者を見送り、令和4年度中の派遣要員候補者を含む陸海空自衛官及び事務官等の計7名が履修しました。
課程教育では、当センター職員のよる講義のほか、部内外から講師として大野 曜子 氏(UNHCR*1駐日事務所渉外担当官)及び竹田津 佑介3等陸佐(陸上幕僚監部人事教育部)並びに米国からオンラインで新井 信裕1等陸佐(国連本部平和活動局)、川崎 真知子2等陸佐(国連本部オペレーション支援局)を招き、国連等勤務や派遣経験等にもとづく、より専門的かつ効果的な講義をしていただき、活発な意見交換を行いました。また、実情に即したグループワークでの幕僚研究等を通じて、国際平和協力活動等の職務に従事する中級幕僚等として必要な知識を主体にその概要を修得させることができました。
なお、課程期間中においては、3密を回避する等、新型コロナウイルス感染症対策を万全に行い、講義等を実施しました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員等の育成に努めるとともに、国際平和協力活動等における調査研究にも貢献して参ります。
集合写真(写真撮影時のみマスクを外して撮影)
前列:統合幕僚学校長以下国際平和協力センター職員、後列:課程学生
部内外講師による講義風景
UNHCR駐日事務所渉外担当官
大野 曜子 氏
国連本部平和活動局
(オンライン講義)
新井 信裕1等陸佐
国連本部オペレーション支援局
(オンライン講義)
川崎 真知子2等陸佐
陸上幕僚監部 人事教育部 補任課
竹田津 佑介3等陸佐
受講風景
幕僚研究及び発表風景
国際平和協力センターは、令和3年3月1日(月)から3月12日(金)までの
間、令和2年度国際平和協力中級課程(特別)を国際平和協力センター(市ヶ谷)で行いました。
部内講師として陸上幕僚監部 人事教育部 補任課 川本 祥彰2等陸佐に講義をしていただきました。
今回の課程は新型コロナウイルスの影響により、令和3年3月1日(月)から3月5日(金)の間の教育を国際平和協力基礎講習と合同で行うとともに、外国人委託教官及び外国人留学生、他府省庁からの受講生の参加を見送り、令和3年度中の派遣要員候補者等陸上自衛官6名が履修しました。
また、名称についても、例年とは教育期間等が異なることから「令和2年度国際平和協力中級課程(特別)」と変更して行いました。
履修生は教育を通じて、国際平和協力活動等の職務に従事する中級幕僚等としての知識及び技能を得ることができました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの育成に努め、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
集合写真(写真撮影時のみマスクを外して撮影)
前列:統合幕僚学校長以下国際平和協力センター職員、2列目以降:課程学生
部内講師による講義風景
陸上幕僚監部 人事教育部 補任課
川本 祥彰2等陸佐
受講風景
幕僚研究及び発表風景
国際平和協力センターは、令和2年1月27日(月)から同年2月19日(水)までの間、第8期国際平和協力中級課程を実施しました。
今期の課程は、陸海空の自衛官9名及び防衛事務官1名が履修した他、ドイツ連邦共和国等7か国7名の留学生、内閣府2名及び外務省1名が第2週目以降のUNSOC(※)を受講しました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの育成に努め、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
※UNSOC: United Nations Staff Officers Course(国連平和維持活動幕僚課程)
集合写真
国内外講師による講義風景
国際平和協力センター 研究員
川田3陸佐
陸上自衛隊 国際活動教育隊
安保3陸佐
統合幕僚監部 運用第2課 国際協力室
内田2陸佐
防衛省防衛政策局
国際政策課能力構築室
川原2陸佐
防衛省防衛政策局
インド太平洋地域協力企画官
松沢 氏
AAR Japan 理事
名取 氏
※ISG教官
エリングセン氏
※ISG教官
アルブス氏
※ISG教官
バウアー氏
※ISG教官
平井 氏
※ISG:Institute for Security Governance(米国国防省政府安全研究部(教育機関))
受講風景
グループ討議風景
グループ討議の発表風景
演習風景
国際平和協力センターは、平成31年1月28日(月)から同年2月20日(水)までの間、第7期国際平和協力中級課程を実施しました。
今期の課程は、陸海空の自衛官9名が履修した他、ドイツ連邦共和国等8か国8名の留学生及び内閣府及び外務省から各1名が第2週目以降のUNSOC(※)を受講しました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの育成に努め、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
※UNSOC: United Nations Staff Officers Course(国連平和維持活動幕僚課程)
集合写真
国内外講師による講義風景
AAR JAPAN理事長 長 有紀枝氏
2等海佐 唐木 誠司(センター職員)
ハーレー・アルブス氏(CCMR教官)
イアン・パーカー氏(CCMR教官)
アレックス・リー氏(CCMR教官)
松沢 朝子氏(CCMR教官)
※CCMR:Center for Civil Military Coorperation(米海軍大学院民軍関係センター)
本課程での女性参加者及び教官
受講風景
グループ討議風景
グループ討議の発表風景
演習報告の様子
統合幕僚学校国際平和協力センターは、平成30年1月29日(月)から同年2月21日(水)までの間、統合幕僚学校国際平和協力センター(市ヶ谷駐屯地F2棟)において、第6期国際平和協力中級課程を実施しました。今期の課程は、陸海空の自衛官8名及び防衛事務官等2名が履修した他、バングラデシュ等6か国7名の留学生及び内閣府からの4名が第2週目以降のUNSOC(※)を受講しました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの育成に努め、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
※UNSOC: United Nations Staff Officers Course(国連平和維持活動幕僚課程)
集合写真
入校式
グループディスカッション
センター員による教育
卒業式
統合幕僚学校国際平和協力センターは、平成29年1月30日(月)から2月22日(水)までの間、統合幕僚学校国際平和協力センター(市ヶ谷駐屯地F2棟)において、第5期国際平和協力中級課程を実施しました。今期の課程は、陸海空の自衛官10名が履修した他、米国以下7カ国から、過去最多となる外国人留学生10名が課程の主要部分であるUNSOC(※)を受講しました。
当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズに応えるべく派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの育成に努め、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
※UNSOC: United Nations Staff Officers' Course(国連平和維持活動幕僚課程)
集合写真
入校式
図上演習
センター員による教育
卒業式
統合幕僚学校国際平和協力センターは、平成28年2月1日(月)から2月24日(水)までの間、統合幕僚学校及び部外施設において、第4期国際平和協力中級課程を行いました。今期の課程は、陸上自衛官5名、海上自衛官2名、航空自衛官2名及び防衛事務官1名が履修した他、課程の主要部分であるUNSOC※を内閣府1名、オーストラリア軍人2名及びマレーシア軍人1名が受講しました。また、UNSOCでは、中谷防衛大臣による視察を受けました。大臣は、課程教育に関する報告を受けた後、グループ討議等を視察しました。
我が国は、国内のみならず各国PKO要員の育成も積極的に行う方針であり、当センターでは、今後も多様化・複雑化する現在の国際平和協力活動のニーズにマッチした教育を行うことで、派遣ミッションにおける指揮官・司令部幕僚要員などの「人づくり」(人材育成)に邁進し、我が国の国際平和協力活動等に貢献して参ります。
※UNSOC: United Nations Staff Officers’ Course(国連平和維持活動幕僚課程)
集合写真
入校式 学校長訓示
センター研究員による教育
早稲田大学国際教養学部教授 上杉勇司先生
講話「民軍協力・平和構築」
外国人講師による教育
防衛大臣視察(学生激励)
防衛大臣視察(外国人講師挨拶)
机上演習における討議
卒業式 卒業証書授与
◆第3期国際平和協力中級課程◆
統合幕僚学校国際平和協力センターは、平成27年1月19日(月)から2月10日(火)までの間、統合幕僚学校及び部外施設において、第3期国際平和協力中級課程を行いました。
本課程は、PKOに従事する中級幕僚として必要な知識及び技能を修得するもので、特に課程の後半部分にあたるUnited Nations Staff Officers Course(UNSOC:国連平和維持活動幕僚課程)は国連から認定を受けた教育課程です。
UNSOCの部分には、自衛官、防衛事務官12名の他、国内から内閣府1名、国外からは、オーストラリア、ニュージーランド、大韓民国、タイ王国、ベトナム、英国から合計8名の軍人が参加しました。
7ヶ国からの教育参加者21名は、各々組織特有の業務手順や各国文化・伝統に基づく価値観及び個人の活動経験を有していますが、本課程を通じ、
これらを相互に共有・理解するとともに、国連PKOミッションにおける活動原則等を共に学び、国連PKOにおいて司令部幕僚としての即戦力となるべく知識・技能の修得を図りました。
当センターで実施する二つの課程(PKOCCC*、UNSOC)は何れも軍人を対象としたコースではありますが、現在、PKO任務の統合化・複雑化が進む中、
現地の実業務で協働する軍人・警察官・文民に対して、それぞれ独自に教育を行うのではなく、派遣前の教育訓練の段階から合同で教育・人材育成を行い、
各アクター間の連携を実現することが求められています。
国際平和協力センターでは、今後も統合化が進む国連平和維持活動を始めとする、国際の平和と安全を維持するための各種活動で活躍できる国内外の要員を養成していくために尽力して参ります。
* PKO Contingent Commanders Course
平成26年2月3日〜2月26日までの間、第2期国際平和協力中級課程を行いました。
平成25年2月25日〜3月19日までの間、第1期国際平和協力中級課程を開始しました。
防衛省 統合幕僚学校 国際平和協力センター
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