3.日本はどうするの?

(3)日本と「協力(きょうりょく)できる仲間(なかま)」との関係(かんけい)(つよ)くする

なぜ、世界(せかい)国々(くにぐに)との防衛協力(ぼうえいきょうりょく)必要(ひつよう)なの?

日本を(まも)るため

日英防衛相会談(にちえいぼうえいしょうかいだん)(2023年11月)

1か(こく)でも(おお)くの国々(くにぐに)関係(かんけい)(つよ)めることがわが(くに)安全(あんぜん)(つな)がります。

自由(じゆう)(ひら)かれた秩序(ちつじょ)維持(いじ)のため

多国間共同訓練(たこくかんきょうどうくんれん)「タリスマン・セイバー」(2023 年8 月)

ルールに(もと)づく安定(あんてい)した国際社会(こくさいしゃかい)(まも)るためには、各国(かっこく)との協力(きょうりょく)不可欠(ふかけつ)です。

地球規模課題(ちきゅうきぼかだい)などの解決(かいけつ)のため

フィジーでのマングローブ植樹活動(しょくじゅかつどう)(2023年8月)

海賊(かいぞく)気候変動(きこうへんどう)などの世界的(せかいてき)問題(もんだい)災害救援(さいがいきゅうえん)などでは、各国(かっこく)との協力(きょうりょく)不可欠(ふかけつ)です。

どの(くに)自分(じぶん)(ちから)だけで(くに)安全(あんぜん)(まも)ることは(むずか)しく、世界(せかい)では、海賊(かいぞく)などの国際犯罪(こくさいはんざい)気候変動(きこうへんどう)やエネルギー・食糧問題(しょくりょうもんだい)など、各国(かっこく)協力(きょうりょく)不可欠(ふかけつ)課題(かだい)がたくさんあります。
  • こうしたなかでは、(とも)(たす)()う「仲間(なかま)づくり」が重要(じゅうよう)です。
  • 防衛省(ぼうえいしょう)自衛隊(じえいたい)は、日本や地域(ちいき)国際社会(こくさいしゃかい)平和(へいわ)繁栄(はんえい)(まも)るため、また、自由(じゆう)(ひら)かれたインド太平洋(たいへいよう)FOIP(フォイップ)(ちゅう)))の実現(じつげん)のため、外国(がいこく)国防省(こくぼうしょう)軍隊(ぐんたい)様々(さまざま)防衛協力(ぼうえいきょうりょく)交流(こうりゅう)(おこな)っています。

(ちゅう)FOIP(フォイップ):Free and Open Indo-Pacific

FOIP(フォイップ)実現(じつげん)()けて防衛省(ぼうえいしょう)自衛隊(じえいたい)はいろいろな取組(とりくみ)(おこな)っています。
  1. (ほか)(くに)国防省(こくぼうしょう)軍隊(ぐんたい)協力(きょうりょく)交流(こうりゅう)し、日本の生活(せいかつ)(ささ)えるタンカーなどの(ふね)安心(あんしん)してシーレーン航行(こうこう)(つづ)けられるようにすること
  2. (ほか)(くに)とお(たが)いに理解(りかい)(ふか)め、信頼関係(しんらいかんけい)(きず)き、予測(よそく)できないような(あらそ)いなどが()きないようにすること
  3. (ほか)(くに)協力(きょうりょく)し、地域(ちいき)平和(へいわ)安定(あんてい)貢献(こうけん)すること

この3つの方針(ほうしん)にもとづき、以下(いか)のような防衛協力(ぼうえいきょうりょく)交流(こうりゅう)をしています。

(ひと)による協力(きょうりょく)交流(こうりゅう)
部隊(ぶたい)による協力(きょうりょく)交流(こうりゅう)
能力構築支援(のうりょくこうちくしえん)
防衛装備(ぼうえいそうび)技術協力(ぎじゅつきょうりょく)

自由(じゆう)(ひら)かれたインド太平洋(たいへいよう)FOIP(フォイップ))って(なに)

FOIP(フォイップ)とは、インド太平洋地域(たいへいようちいき)を、ルールに(もと)づいた、自由(じゆう)(ひら)かれた地域(ちいき)として維持(いじ)するという(かんが)(かた)共有(きょうゆう)することで、地域全体(ちいきぜんたい)、ひいては世界(せかい)平和(へいわ)繁栄(はんえい)確保(かくほ)していくという(かんが)(かた)です。

インド太平洋(たいへいよう)地域(ちいき)には、世界(せかい)人口(じんこう)半数(はんすう)人々(ひとびと)()んでいます。また、大事(だいじ)シーレーン(とお)っています。地域(ちいき)平和(へいわ)安定(あんてい)、そして、繁栄(はんえい)のため、すべての(くに)がルールに(もと)づき、海洋(かいよう)などを自由(じゆう)に、安心(あんしん)して使(つか)えるようにしておくことは、とても重要(じゅうよう)です。

FOIP(フォイップ)ビジョンを共有(きょうゆう)する(くに)()えています。

日本は、同盟国(どうめいこく)であるアメリカ以外(いがい)にも、オーストラリアやインド、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ニュージーランド、ASEAN(アセアン)諸国(しょこく)といった、FOIP(フォイップ)(かんが)(かた)共有(きょうゆう)する(おお)くの国々(くにぐに)とも協力(きょうりょく)しています。このような国々(くにぐに)安全(あんぜん)保障上(ほしょうじょう)協力(きょうりょく)(おこな)うことが、シーレーンなどの安全確保(あんぜんかくほ)や、ルールを(まも)らない(くに)(あら)われにくくすることにつながっていきます。

能力(のうりょく)構築(こうちく)支援(しえん)とは、どんなことをしているのですか?
自衛隊(じえいたい)経験(けいけん)(すぐ)れた能力(のうりょく)技術(ぎじゅつ)()かし、東南(とうなん)アジア、(みなみ)アジア、太平洋(たいへいよう)島国(しまぐに)などの国々(くにぐに)(たい)して安全(あんぜん)保障(ほしょう)防衛(ぼうえい)分野(ぶんや)における人材(じんざい)育成(いくせい)教育(きょういく)などを(おこな)っています。このような取組(とりくみ)によって、各国(かっこく)軍隊(ぐんたい)などが国際(こくさい)社会(しゃかい)平和(へいわ)地域(ちいき)安定(あんてい)のための役割(やくわり)をきちんと()たせるようになり、日本にとって(のぞ)ましい安全(あんぜん)保障(ほしょう)環境(かんきょう)(つく)()すことにつながります。
防衛(ぼうえい)装備(そうび)技術(ぎじゅつ)協力(きょうりょく)とは(なん)ですか?
装備品(そうびひん)外国(がいこく)への輸出(ゆしゅつ)提供(ていきょう)外国(がいこく)一緒(いっしょ)装備品(そうびひん)開発(かいはつ)生産(せいさん)などを(おこな)取組(とりくみ)です。こうした取組(とりくみ)は、協力(きょうりょく)相手(あいて)となる(くに)やその周辺(しゅうへん)地域(ちいき)平和(へいわ)安定(あんてい)だけではなく、自衛隊(じえいたい)のための装備品(そうびひん)をつくる日本企業(きぎょう)製造(せいぞう)ラインや技術(ぎじゅつ)維持(いじ)にも役立(やくだ)つものです。