弘前駐屯地

 

第45回弘前城雪燈籠まつり自衛隊協力隊編成完結 

 弘前駐屯地は1月12日、弘前城雪燈籠まつりの自衛隊協力隊編成完結式を行った。
 「みちのく五大雪まつり」の一つである弘前城雪燈籠まつりは弘前市が主催しているもので、弘前駐屯地は地域住民との一体感を深めるとともに、自衛隊に対する理解と信頼感の醸成を図ることを目的に1977年の第1回目から協力し、今年で45回目を迎える。
 式は、まつりのメイン会場となる弘前公園内「四の丸」で行われ、協力隊長(第39普通科連隊本部管理中隊長・工藤1尉)が協力隊65名の編成完結を駐屯地司令に報告した。編成完結式において司令は「コロナ禍でも地域の皆さまに元気になってもらえるような雪像作りに努めなければならない」と訓示。また櫻田宏弘前市長から雪像制作にあたっての感謝と激励の言葉を頂いた。
 この後、協力隊は大型雪像の枠組み作業に取り掛かり、2月10日から14日にかけて開催される雪まつりに向け制作作業を開始した。
 今年制作する大雪像は、「弘前れんが倉庫美術館」。同館は明治・大正期に実業家・福島藤助により建設された元シードル工場「吉野町煉瓦倉庫」であり、現在は美術館として改修されている(昨年7月よりグランドオープン)。駐屯地は、「記憶の継承」の象徴的存在であるレンガ倉庫を手掛け、地域の皆さまに感動と元気を届けられるよう取り組む。

編成完結を行う協力隊 櫻田市長より感謝と激励のお言葉
インタビューに答える協力隊長 枠組み作業に取りかかる

令和3年弘前駐屯地成人式

 弘前駐屯地は1月8日、駐屯地において令和3年弘前駐屯地成人式を実施した。今年は駐屯地所在部隊の隊員60人が成人を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く52人が出席した。
 式は、新型コロナウイルス感染拡大防止により来賓の出席や声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策が講じられた。なお、来賓予定であった櫻田宏弘前市長からは、ビデオメッセージにより新成人への感謝と激励の言葉を頂いた。
 式において木原司令は「成人おめでとう。成人となることを機にますます輝いていくことを願う」と訓示。また、新成人を代表して第3普通科直接支援中隊の小松伸一朗3曹が決意表明を実施。「より一層自分を律し、市民の一人として、自衛官として貢献したい」と力強く述べた。
 午後、新成人者は座禅を実施するため弘前市内の寺院(盛雲院)に移動。20歳という人生の節目を迎え、自身の責任と義務を醸成する記念すべき日となった。

逞しく成長した新成人者 櫻田市長より頂いたビデオメッセージ
決意表明を行う小松3曹 インタビューに答える新成人者
盛雲院住職より座禅の説明を受ける 自ら進んで警策を打たれる新成人者

令和2年度防衛大臣感謝状伝達式

 弘前市防衛協会は12月6日、青森駐屯地において令和2年度防衛大臣感謝状を受賞した。同協会は創設以来、半世紀以上にわたり自衛隊の必要性及び重要性を唱え地域住民に理解を得るとともに、会組織の拡充・拡大を図り防衛基盤の育成に多大な貢献をした。また、弘前駐屯地および駐屯地隊員に対して積極的・献身的な協力支援、激励を行い隊員の士気高揚に貢献をした。
 例年、感謝状の贈呈は東京都内にて実施するが、今年は新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ個別に贈呈することとなり、第9師団長が贈呈を実施した。
 感謝状受賞を受け、弘前市防衛協会長工藤武重氏は「弘前駐屯地創立50周年の節目にあたり、防衛大臣感謝状を受賞できたのも、ひとえに弘前駐屯地の皆様と各方面でご活躍されている方々のおかげであり、また、弘前市民の誇りとするところです。大変感謝しております。」と述べた。
弘前駐屯地は引き続き、弘前市防衛協会と連携を図り防衛基盤の充実に努めていく。


第9師団長より贈呈を受ける工藤会長 感謝状伝達式での記念撮影


方面総監部隊現況視察

 弘前駐屯地は10月21日、東北方面総監(原田陸将)の初度視察を受けた。
 木原司令以下駐屯地部隊長等に出迎えられた原田総監は当初、状況報告において駐屯地の概要及び施設の整備状況を把握し、弘前基本射場の改修(フラット化)や現在取り組んでいる生活・勤務環境の改善や女性隊員増加への対応を確認した。
 引き続き施設巡視に移行し、生活隊舎、60号隊舎屋上での地点指示、業務隊管理官倉庫等を視察し創意工夫及び適切に維持管理されている現状を把握しつつ、現場の隊員を激励した。
 施設巡視後は記念碑前において記念撮影、駐屯地会議室において幹部及び陸曹との懇談会を行った。初度視察間は終始和やかな雰囲気の中執り行われ、各部隊の抱える懸案・要望事項等部隊の現状を確認し終了した。

 

状況報告を受ける原田方面総監 生活隊舎の視察
60号隊舎屋上での地点指示 管理倉庫にて
物品が適切に維持管理されている現状を把握
陸曹との懇談の様子 記念碑前にて記念撮影

 

第9師団長弘前駐屯地初度視察

 弘前駐屯地は6月17日、第9師団長(亀山陸将)の初度視察を受けた。
 木原司令以下駐屯地部隊長等に出迎えられた師団長は、第39普通科連隊第4中隊小隊長が指揮する儀仗隊の儀仗を受けた後、駐屯地会議室で状況報告を受けた。状況報告において駐屯地の概要及び施設の整備状況を把握し、弘前基本射場の改修(フラット化)や現在取り組んでいる生活・勤務環境の改善や女性隊員増加への対応を確認した。
 引き続き施設巡視に移行し、職住一体化による営内外室(連接)、生活隊舎(女性自衛官隊舎・女性浴場)、偵察隊駐車場、直接支援中隊整備工場及び砲廠庫、60号隊舎屋上での地点指示、防衛館の順に視察し創意工夫及び適切に維持管理されている現状を把握しつつ、現場での隊員を激励した。
 施設巡視後は記念碑前において記念撮影、駐屯地営庭において臨時表彰を行った。初度視察間は終始和やかな雰囲気の中執り行われ、各部隊の抱える懸案・要望事項等部隊の現状を確認し終了した。


巡閲の様子 状況報告を受ける師団長
職住一体化の視察 60号隊舎屋上での地点指示
臨時表彰 記念撮影

 

曹友会援農ボランティア

 弘前駐屯地曹友会は5月15、18、19日、駐屯地周辺のりんご園で駐屯地援農ボランティアを実施した。
 援農ボランティアは、弘前駐屯地が開庁した翌年の1969年から、平素より駐屯地周辺地域を持続走訓練及び行進訓練(ラックサック)並びにスキー訓練等のコースとして活用させていただいている農家の方々に対し、基幹産業であるりんご栽培の摘花作業を通じて地域住民の一助となることを目的とする。今年度は、駐屯地隊員延べ190名がボランティアに参加し、9軒の農家の方々の下でりんごの摘花作業を実施した。
 隊員達は、時折照りつける日差しの下で農家の方々から指導を受けながら慎重に、黙々と摘花作業に励んだ。また、休憩・昼食時には農家の方々の苦労話やりんごの話題・自衛隊の話題などを通じて互いに交流を深めていった。18日には駐屯地司令、業務隊長、第9偵察隊長、副連隊長及び駐屯地最先任上級曹長も摘花作業に参加し、駐屯地ならではの伝統を体験した。
(なお、援農ボランティアに関する内容は、5月20日付の農業協同組合新聞「JAcom」にて掲載されました。)

 

自衛隊員が援農活動実施-JAつがる弘前

URL: https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2020/05/200520-44404.php


一つ一つ丁寧に摘花する隊員 脚立を用いて高い所も抜かりなく摘花
援農に参加する駐屯地司令 参加メンバーで記念撮影

 

令和2年度岩木山観光振興(雪切り)協力

 弘前駐屯地は4月20日、岩木山除雪における観光振興協力を実施した。この協力は弘前市と締結している「岩木山除雪の協力に関する協定」に基づき、毎年5月の連休前に地域貢献の一環として行われるものである。
 当日は、隊員305名をもって岩木山8合目から9合目のリフト沿い約500メートルの区間を除雪した。今年は荒れた天気の下での作業で、濃霧と立つことすら難しい強風に見舞われた。また、積雪量は例年と同じくらいだが雪は硬く、氷の層になったところもあり作業は困難を極めた。しかし、隊員はこの状況下においてもスコップとスノーダンプを用いて懸命に除雪を続け、最終的にリフト区間約500メートル、最大で5メートルの高さまで積もった雪を除雪して作業を終了した。

悪天候でも一致団結して除雪に励む 作業場へ前進
雪の硬さに負けじとスコップで砕く 風に煽られながらも懸命にスノーダンプを押す隊員


令和2年度新規防衛モニター委嘱伝達式及び駐屯地モニター委嘱・交付式

 

 弘前駐屯地は4月12日、駐屯地司令室において令和2年度の新規防衛モニター委嘱伝達式及び駐屯地モニターの委嘱・交付式を行った。
 今年度新規で委嘱を受けたのは、防衛モニターとして弘前市の佐藤智子さん、駐屯地モニターとして弘前市の山谷すみれさん、工藤訓子さん、三浦仁さん、黒石市の高橋美賀子さんの5名。なお、今悠里さん、下山泰史さんは昨年度に引き続き駐屯地モニターを継続する。
 木原司令は、委嘱状の伝達・交付を行ったのち、「自衛隊がどのようなことに取り組んでいるかを良く知っていただきたい。またそれらを外の方々に対して積極的に伝えてもらいたい。」と挨拶を述べた。その後、木原司令は駐屯地の概要について説明した。
 今年度は、昨年度より引き継がれた方々と新規で委任された方々より建設的なご意見をいただき、隊員のみならず外部の方々からも「寄りたくなる駐屯地」を目指して引き続き訓練に励む。

 

委嘱状伝達・交付式の様子 記念撮影
木原司令から委嘱状の伝達・交付 木原司令が駐屯地の概要を説明

 

駐屯地防疫隊による防疫活動

 

 新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、弘前駐屯地は4月1日、駐屯地防疫隊を編成した。
 駐屯地防疫隊は、弘前駐屯地における新型コロナウイルス感染症対策及び罹患した隊員が発生した場合の拡散防止等、処置対策を実施するとともに、感染防止策に万全を期すことを目的とする。これを達成するため、駐屯地防疫隊は4月3日から5月29日にかけて駐屯地内公共場所の消毒活動等を実施した。
 隊員は、駐屯地内の「見えない敵」に立ち向かうため普段手が触れるドアノブや電気スイッチなどの消毒活動にあたった。その結果、感染者を一人も出さずに乗り越えている。引き続き、駐屯地一丸となり感染者ゼロを目指して取り組んでいく。

 

1日の流れについて説明 トレーニング用具を一つ一つ丁寧に消毒
手すりを消毒する隊員 入念に自動販売機を消毒