9月の出来事
NEW伊東地域事務所の新たな体制
2022年9月21日
伊東地域事務所に、9月21日付で新所長として河合康輔1等海尉が就任した。河合1尉は静岡県掛川市出身で、防衛大学校を卒業後、海上自衛隊に入隊し、水上艦艇、潜水艦、司令部等の勤務を経て、同所長となった。
河合1尉は所長就任に際し、「伊東地域事務所は、伊豆地域における自衛隊の窓口となる事務所である。平時の広報・募集活動はもちろんのこと、災害等においては担当市町や県の危機管理局との窓口となる任務を帯びている。私は、この伊東地域事務所の特性及び静岡地方協力本部本部長の要望事項『至誠』『互恵互助』を踏まえ、勤務方針を『真心』とする。日々、さまざまな形で関係機関や地域自治体、そして募集対象者と接している。それらの活動を一つ一つ真心をもって対応することで、よりよい成果に繋がると考えている」と抱負を述べた。
伊東所は、河合新所長以下5人の新たな体制で河合新所長の勤務方針である「真心」を基本方針として引き続き各種広報を実施し、自衛隊への興味や関心を高めてもらえるような広報活動に努めていく。
6月の出来事
FM伊東で自衛官募集
2020年6月12日
伊東地域事務所(所長・永岡靖弘1等海尉)は6月12日(金)、事務所近くに所在するFM伊東なぎさステーションにおいて、生放送で情報を発信した。
これは、伊東市募集相談員の市川氏の協力により実現したもので、毎回市民や地元で働く人をゲストに招く「さわやか情報局」という番組に、伊東所の副所長・岩本譲1等陸曹と広報官の山口晋太朗3等陸曹が出演した。
岩本1曹は、千葉県習志野にある空挺部隊の出身で、御殿場市の普通科連隊を経て、平成20年から伊東市を中心に自衛官を募集するベテラン広報官。私生活について聞かれると、家庭では良き夫、良き父親であることをやや恥ずかしそうに答えていた。
山口3曹は、昨年3月に神奈川県座間市にある施設科部隊から伊東所に来た新人広報官。夫婦ともに伊東市出身であることから、ラジオを聴いている伊東市民に地元で働ける喜びを伝えた。
両名とも、迷彩服を着たときの真剣な表情とは違い、朗らかな優しい笑顔で受け答えし、 番組の最後には現在募集中の自衛官採用制度についてもしっかりとアピールした。今回の生放送後、同番組の再放送が4回あり、広く伊東市民に自衛官の顔について伝えることができた。
伊東所はこれからも地域メディア等の協力を得て、自衛隊の募集広報に積極的に励んでいく。
6市町で募集相談員委嘱状交付式
2020年6月10日
伊東地域事務所(所長・永岡靖宏1等海尉)は、6月2日に河津町、松崎町及び東伊豆町、10日に熱海市、南伊豆町及び西伊豆町で行われた「令和2年度自衛官募集相談員委嘱状交付式」を支援した。
本年は、新型コロナウイルスの影響で2年に一度行われる当該行事の中止が懸念されたが、各市町の防災担当者との連携により、対策を講じた上で、伊東所が担当するすべての市町で実施することができた。
各市町長からは、連日の新型コロナウイルス関連ニュースで自衛隊中央病院をはじめとする各自衛隊医療関係者の活動が報道されていることや、大規模災害が発生した際は自衛隊の派遣救助活動に大きく期待していることが告げられた。
本部長の宮川1等空佐、副本部長の大串防衛事務官は、6月1日に新型コロナウイルス災害派遣が終了したことを報告するとともに、自衛隊の本来の任務は「国の防衛」であることを改めて伝え、その任務を完遂するためには、元気な若人の力が必要不可欠であること、募集相談員の協力によって、毎年各市町から優良な入隊者が出ていることに感謝するとともに、引き続き更なる募集協力を依頼した。
5月の出来事
下田市と伊東市で自衛官募集相談員委嘱式
2020年5月29日
伊東地域事務所(所長・永岡靖宏1等海尉)は5月29日(金)、下田市役所及び伊東市役所において行われた「令和2年度自衛官募集相談員委嘱状交付式」を支援した。
自衛官募集相談員は、防災や商工業などさまざまな分野で地域に貢献する方のうち、特に自衛隊の活動に理解が深い方を、市町の長と自衛隊静岡地方協力本部長が連名委嘱するもの。任期は2年間。募集案内所等の広報官とともに地域の中学・高校を訪問して、地元の中高生に自衛隊広報イベントを案内するほか、希望する保護者や学校の教諭に対して自衛隊の制度説明を実施している。
午前は、下田市において福井祐輔市長と宮川知己静岡地本長から、4人の募集相談員に委嘱状が手渡され、宮川本部長は「現在の新型コロナウイルス環境下であっても、国の防衛や災害対処に備え、訓練を休むことはできない。引き続き、優秀な人材の確保にご協力いただきたい」と挨拶した。
今回下田市からは、平成7年から継続して募集相談員を務めている川端元之氏、東部連絡会長の藤井英次氏のほか、新たに横山安博氏と井出政幸氏の2人が委嘱された。
午後は伊東市において、小野達也市長と宮川静岡地本長から、小山敏雄氏、石井一徳氏、新名隆紀氏、村山茂氏及び市川登氏のベテラン5人に対し、「引き続きよろしくお願い致します」とのコメントとともに委嘱状が手渡された。
伊東所は、昨年度5人ずつ自衛官を輩出した伊東・下田両市の募集相談員と連携し、今後も優秀な自衛官の募集に邁進していく。