防衛省の組織図

防衛省・自衛隊は、わが国の防衛と言う任務を全うするため、実力組織である陸・海・空自衛隊を中心に防衛大学校、防衛医科大学校、防衛研究所、情報本部、防衛装備庁、防衛監査本部、地方防衛局など、様々な組織で構成されています。防衛省と自衛隊は基本的には同じ組織を指し、「防衛省」という場合には、陸・海・空自衛隊の管理運営などを任務とす行政組織の面をとらえているのに対し、「自衛隊」という場合には、わが国の防衛などを任務とする、部隊行動を行う実力組織の面をとらえています。組織の能力発揮のために、自衛官と事務官等が相まって職務を行っています。


防衛省職員の内訳

(平成29年3月31日現在の定員)(出典:防衛白書(平成29年度版))

自衛隊は、わが国の防衛を主たる任務とし、わが国に対する侵略事態に備えるための体制を整備しています。

また、不審船・武装工作員などによる活動、核・生物・化学兵器によるテロなど、必ずしも防衛出動に至らない場合であっても、わが国の平和と安全に重要な影響を与える事態や大規模な災害などに対しては、関連機関と連携し、迅速かつ的確に対処し得るような即応態勢を維持・向上させています。

その他の任務

●災害発生時の救急医療、防疫 ●離島からの救急患者輸送 ●遭難者救助 ●不発弾処理 ●機雷除去 ●総理大臣・国賓の政府専用機での輸送●南極観測隊員及び物資の輸送 ●土木工事 ●教育訓練の受託 ●国際的運行事への協力 ●在外邦人の輸送 ●国家的行事での礼式


陸上自衛隊

 陸上自衛隊は、わが国の平和と安全を保つため、常に国民の皆さんの近くにあって、「わが国に対する外国の侵略を未然に防止するとともに、万一侵略があった場合に対処する」ことを中心的な役割としています。
 さらに、「大規模災害など各種の事態への対応」や「国連平和維持活動参加」など、さまざまな分野で任務を果たしています。


海上自衛隊

 日本は、国民の生存基盤のほとんどを海外に依存しています。海上自衛隊は、このような特殊な事情をふまえ、海上からの侵略に対しわが国土を防衛するとともに、周辺海域での海上交通の安全を確保することを主な任務としています。
 また、災害時の物資の補給や艦船を利用した電源供給、国連平和維持活動でも燃料や人員の輸送などに活躍しています。


航空自衛隊

 航空自衛隊は、平素から常時警戒監視を行い、敵の航空攻撃に即応して国土からできる限り遠方の空域で迎え撃ち、航空攻撃が継続できないようにして、国民と国土の被害を未然に防ぐことを主な任務としています。
 また、災害発生時における捜索、救助などのほか、国際平和協力業務及び国際緊急援助活動時における航空機による人員や物資の輸送などを行っています。

自衛隊について(静岡県内の主要部隊)

 静岡県には、県東部に陸上自衛隊の駐屯地が4つ、県中部に航空自衛隊の基地が2つ、県西部に航空自衛隊の基地が1つあります。


# 駐屯地・基地名 所在地 電話番号
1 陸上自衛隊 富士駐屯地 静岡県駿東郡小山町須走484-27 0550-75-2311
2 陸上自衛隊 板妻駐屯地 静岡県御殿場市板妻40-1 0550-89-1310
3 陸上自衛隊 駒門駐屯地 静岡県御殿場市駒門5-1 0550-87-1212
4 陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地 静岡県御殿場市中畑2092-2 0550-89-0711
5 航空自衛隊 浜松基地 静岡県浜松市西区西山町無番地 053-472-1111
6 航空自衛隊 静浜基地 静岡県焼津市上小杉1602 054-622-1234
7 航空自衛隊 御前崎分屯基地 静岡県御前崎市御前崎2825-1 0548-63-2160

自衛隊について(国際貢献・災害派遣)

わが国の平和と安全の確保のためには、侵略の未然防止を図るとともに、侵略事態に備えるため、適切な防衛力を保持するとともに、「国際的な安全保障環境を改善し、わが国に脅威が及ばないようにすること」を、わが国の安全保障の1つの目標としています。

 このため、国際平和維持活動に加え、テロとの闘いといった国際的なテロリズムの防止と根絶に向けた国際社会の取組への協力、イラク国家再建に向けた取組への協力、拡散に対する安全保障構想(PIS)などの大量破壊兵器の拡散防止のための取組などといった国際平和協力活動を外交と一体のものとし、主体的・積極的に取り組むことにしています。

 また、これらの活動を遂行することにより、国際社会の一員としての責務を果たし、世界の各国から高い評価を得ています。

【主な国際平和協力活動など】

◆ソマリア沖・アデン湾における海賊対処
◆イラク国家再建に向けた取組への協力(イラク人道復興支援活動)
◆国際テロ対応のための活動
(インド洋などでの給油を主とする協力支援活動)
◆国際平和協力業務(南スーダンのPKO等)
◆国際緊急援助活動(ニュージーランド地震・ネパール地震などでの救援)

災害派遣

 防衛大綱では、「大規模・特殊災害などへの対応」が、「新たな脅威や多様な自体への実効的な対応」の5項目目に挙げられ、防衛力の果たすべき役割に位置づけられます。

 自衛隊は、天災地変その他の災害に対して、人命又は財産の保護のため必要があると認められる場合は、都道府県知事の要請(ただし、特に緊急を要する場合は、要請を待たずに)に基づき、防衛大臣又はその指定する者の命令により派遣され、被災者や遭難した船舶・航空機の捜索・救助、水防、医療、防疫、給水、人員や物資の輸送など、様々な災害派遣活動を行います。

 また、自然災害の他、地震防災及び原子力災害派遣が取り決められ、医療施設に恵まれない離島などでは救急患者の輸送などにも当たっています。

 自衛隊では、阪神・淡路大震災の教訓から、災害派遣に即動できる部隊を指定し、初動対処のための待機態勢をとっています。 また、平素から、地方公共団体との連携強化や災害対策マニュアルの策定によって、防災・減災に努めています。


自衛官の職種・職域・階級

陸・海・空自衛隊にはさまざまな職種・職域があり、陸上自衛隊には16種類の職種、海上・航空自衛隊にはそれぞれ海上約50種類、航空30種類の職域があります。 自衛官は与えられた任務を効果的に達成するために高度な技術を身につけています。


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