ご家族の方へ

防衛省・自衛隊では、隊員家族向けに行われている、様々な家族支援施策等があります。

家族支援に関する詳細はこちらをご覧ください。

また、保護者向けに設立されている団体の一部をご紹介します。


防衛大学校静岡県家族会

防衛大学校静岡県家族会は、防衛大学校学生の激励、学校教育に対し側面より協力することを目的とし、在学及び卒業生の父兄との親睦を図りながら、様々な活動を平成元年から続けております。


全国自衛隊家族会ホームページ

日本の防衛省所管の社団法人です。国民の防衛意識の向上、自衛隊に対する様々な協力を通じて防衛基盤への貢献、会員の親睦やお互いの助け合いを図ることを目的として設立された公益法人です。

入会しても、しなくても自衛隊生活への影響は一切ありません。

身内に自衛官を持つ方々の不安解消や情報交換をする会です。


高等工科学校ホームページ

静岡県独自の高等工科学校保護者会(家族会)はありませんが、現役の高等工科学校生徒やそれを目指すお子さんを持つ保護者の方で不安・質問等ありましたら、お気軽に静岡地本までお問い合わせ下さい。


防衛省ホームページ

防衛力の人的側面についての抜本的改革報告書、女性職員の活躍とワークライフバランスの推進、メンタルヘルス等、防衛省による隊員の処遇・人事施策はこちらをご覧ください。

お気軽にお問合せ下さい

お問い合わせは募集課まで

自衛隊静岡地方協力本部 募集課

〒420-0821 静岡市葵区柚木366
054-261-3151054-261-3153

お問合せ


防衛大学校静岡県家族会会長より

東京湾を望み、富士山を仰ぐ自然環境に恵まれた空間で4年間の大学生活を過ごすのに最適な防衛大学校。

 私たち防衛大学校静岡県家族会は、日本の国防と日本人の安全・安心社会の確保に関心を持ち、組織の上に立ってリーダーとなることに情熱と積極性を持つ静岡県出身の防衛大学校在籍学生と卒業生の家族会です。

 思春期という多感な時期に東北の大震災を経験し、報道等で自衛隊や自衛隊員の皆さんの活躍を目の当たりにして「日本の国を、日本の国の人たちを守る人になりたい!」と強く思い、高く崇高な志のもと入校を決めた現役学生が多くいる中、自衛隊静岡地方協力本部のご支援のもと、学生を激励し健全な育成に側面から協力するとともに、会員相互の情報交換や親睦をはかることを目的として活動しています。

 親元を離れ、厳しい集団生活を送る学生を激励する主要行事の一つに、6月に行われる「新入生・在校生激励会」があります。 初日は夕方から、防大最寄りのホテルに会員家族、静岡地本宮川本部長及び職員の皆さん、静岡県出身で防大OBの甲賀教授にご参加頂き、静岡県出身の在校生全員を招待して久しぶりの家族での晩餐会で楽しんで頂きます。その後、上級生から色々なアドバイスを頂き、1年生からは、今後の抱負や目標、現在困っていることなど、発表頂きました。

 二日目は防衛大学校を訪問して各大隊指導教官と家族の面談、校内での生活ぶり、課業行進などを見学する貴重な体験をいたしました。 4月には総会、1月には新年会と、どちらも会食を通して和気あいあいと親睦を深める行事を開催しています。

 学生はもとより、家族の方も入校後の生活に不安や 心配事があることと思います。先輩会員の皆さんからの体験談を聞いたりアドバイスをしていただくことで不安解消につながるようです。

 家族会は、日本一厳しい大学と言われている防衛大学校で学ぶ子供達を心より応援する家族の会です。そして、将来子供達が幹部として働く『自衛隊』の素晴らしさも学ぶ事が出来る会でもあります。 11月には、開校祭もあります。立派になった学生の皆さんと会えることでしょう。

 私たち防衛大学校静岡県家族会は会員皆で助け合い、未来の幹部自衛官をこれからも見守り続けて行きたいと思います。

防衛大学校静岡県家族会会長
辻村裕和


防衛大学校家族会に参加して

 去る4月13日に静岡県防衛大学校家族会(以下、家族会)総会が行われました。 私達は3度目の出席です。この春娘は無事に3年生に進級できました。 着校日前日に静岡駅で送りだした時は、このような日が来るとは微塵も思えませんでした。 と言うのも、娘が選んだ防衛大学校は私達にとって青天の霹靂ともいえる進路だったのです。入校の荷造りをしながら密かに次の進路について検討したものです。

 そして、入校式後の午餐会で幾日かぶりに会った娘は、疲れ切ったような虚ろな瞳に生気のない表情。予想していた事とはいえ不安はより大きなものになりました。 ですから、その数日後に行われた家族会総会時に伺った先輩方のアドバイスは大いに参考になりました。

 また、6月に地本の募集課のご協力のもとに行われる激励会に参加した時には、娘の様子を見て「夏まではもたないだろう。」というのが、私達はもちろん参加された方の大方の予想でした。この時期の娘にとって、頑張るにしても耐えるにしても、目標が夏休みまでは遠すぎる。ましてや1年先を考えると心が折れてしまう。せめて「激励会で家族に会うまで頑張ろう」が心の支えになったそうです。

 そして、激励会では多くの方が温かい声を掛けて下さり、「少し心が温かくなった。もう少しやっていけそうかも。このような考え方や目標のたて方が正しいかどうかは分からないが、自分には役に立ったので、この会が大きなターニングポイントだった。」と後で娘から聞かされました。今も防大生活を続けていますので多分、合っているのであろうと思っています。

 家族会には本当に感謝してもしきれません。

 今年も激励会に夫婦で参加しました。一年に一度だけ会う県人会の『みんなウチの子』(同期の会員のお母様がおっしゃった言葉で、学生達を見守り、応援するのに言い得て妙と思いましたので、以来、私達も使わせて頂いています。)を見て、妻が「より立派になって、もっと格好良くなって、ますます素敵になっていく。」と言いました。外見だけでなく、落ち着いた態度など内面の成長も感じています。親として心から安堵し、嬉しく思い、(我が子のように)誇らしく思えました。それと同時に、あのように優秀な学生達もそれぞれが何度も困難な思いをし、学年が上がれば上がるにつれて、それに応じた悩みに苦しんだ事であろうし、そのたびに、ご家族の皆さんは共に乗り越えるべく、幾度も心を砕いた事と思います。そのような事を家族会の行事などでお会いした折に聞かせ頂いております。 それら実体験に基づくお話は大変役に立っております。

 このような事から、入校が決まり、防大という未知の世界に対して不安に駆られているご家族の皆さんと、相談やアドバイスなどと上段からの立場ではなく、同じ経験をほんの少し前にした者として、一緒にお話しできたら嬉しく思います。また、入校時に家族会への参加をためらっていた方も、是非いかがでしょうか。

「将来、私は自衛官になる!!」

 小学生の時から一貫して学校の先生を目標、マイビジョンとしてきた娘に人生を深く考え方向転換する大きな転機が訪れたのは、中学2年3学期も終盤に差し掛かったころでした。まだ記憶に新しい東北の大震災が起き、連日報道で自衛隊や自衛隊員の皆さんの活躍を目の当たりにして「日本の国を、日本の国の人たちを守る人になりたい!」思春期という多感な時期に純粋にそしてとても強く思ったようです。

 震災から4年後の一昨年四月、長女は第一志望である防衛大学校第64期学生として入校し、この春、三年生になりました。 一番の応援団である親として、この2年を乗り越え3度目の春を迎えられた事が大変、喜ばしく大きな達成感を感じています。

『国を国民を守れる人になりたい』という高く崇高な志のもと入校を決めた防衛大学校。入校式では講堂に響きわたる勇ましい64期全員の宣誓にとても感動させられました。

入学当初は親元を離れ、厳しい集団生活に娘も親も不安いっぱいで大変、心配になりました。自ら志して選んだ道だからと娘自身も自分に言い聞かせていたようですが、いくら頑張っても先輩に駄目だしされ、四月の終わり頃には、かなり自信喪失気味になり、防衛大学校静岡県家族会の先輩方に相談をさせて頂きました。

「すぐに会いに行って話を聞いてあげた方が良い!」と助言を頂き、5月3日横須賀へ家族で会いに行くと、疲れ切った様子の娘が待っていました。 どうしたら、与えられた仕事がこなせ、自分は認められるようになるのかという疑問と不安で悩み傷ついた娘を励まし、家族4人一緒に短い時間ではありましたが食事をしたり、話しをして共に過ごして別れました。

 それから一か月余り、厳しい防大生活をどんな気持ちで過ごしているだろうかと、気がかりでした。家族会激励会に参加して、衣替えをした白制服の娘の顔をみることができて少し『ホッと』しました。懇親会で4年生の先輩方が防大生活を「あっという間だった」とたくましく言っていたのが心に残り、改めて我が子も試練を乗り越えて一歩一歩成長していってくれることを信じて見守りたいと思いました。

 1年生の秋にも体調を崩し半月ほど帰省療養を余儀なくされ精神的にも弱くなった時期がありましたが、家族会の先輩方から励ましの電話をいただいたり、先輩学生が娘に応援や励ましの連絡をして頂いたりと、何人もの方々が娘の背中を支えて下さって、少しずつ不安から解放されていったようです。経験談で癒して下さった家族会の皆様は防大生を持つ親の心のよりどころになりました。

 防衛大学校は厳しい集団生活や訓練の中、勉学もこなさなければなりません。限られた時間内で、勉強、レポートを書くということは、『時間がない』という点で、効果があるようで、集中力・やる気が感じられ、気持ちの激変に、親元で生活していた頃とはまったく違う気迫が感じられるようになりました。

 二年前の春、防衛大学校の門をくぐってから、様々な壁にぶつかりながらも、先輩・同期・教官とたくさんの方々に支えられ、3度目の春を無事、迎えることが出来ました。 娘が困ったとき、たくさんの方々が必ず手を差し伸べて下さいます。 このような家族を超えた一体感は他の大学では経験できないかもしれません。

 学業に精進するだけでなく、人格の向上など自己鍛錬につとめ、人間作り、きめ細かい指導など 個々の感性を磨き 情緒を深め 豊かな人間性を涵養する大切さにもふれることが出来ていると強く感じています。

 静岡県家族会は、日本一厳しい大学と言われている防衛大学校で学ぶ子供達を心より応援する家族の会です。そして、将来子供達が幹部として働く『自衛隊』の素晴らしさも学ぶ事が出来る会でもあります。二年間、この会に助けられた事も多く、そして親同士で多くの新しい絆を得ることが出来ました。

 これからも、防衛大学校学生の親として家族会会員として「将来、私は自衛官になる!」「日本の国を日本国民を守れる人になりたい!」そんな崇高な志を側面から協力していこうと思います。

防衛大学校静岡県家族会
増田智司

防衛省・自衛隊 自衛隊静岡地方協力本部(ちほん)
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