第4章 自衛隊(じえいたい)の活動や任務(にんむ)について詳(くわ)しくなろう(2)

ニュースでよく災害(さいがい)のときに活動している自衛隊(じえいたい)の姿(すがた)を目にするけれど、あれも自衛隊(じえいたい)の仕事なの?
地震(じしん)などの災害(さいがい)が起きたとき、自衛隊(じえいたい)は、警察(けいさつ)、消防(しょうぼう)、海上保安庁(かいじょうほあんちょう)、地方公共団体(ちほうこうきょうだんたい)などと協力し、被災者(ひさいしゃ)の捜索(そうさく)・救助(きゅうじょ)や生活支援(せいかつしえん)などを行い、国民の命を守ります。
自衛隊(じえいたい)は、災害派遣(さいがいはけん)でどんなことをするの?
自衛隊(じえいたい)は、被災者(ひさいしゃ)の捜索(そうさく)・救助(きゅうじょ)のほか、給食(きゅうしょく)や給水(きゅうすい)などの生活支援(せいかつしえん)を行うこともあります。災害派遣(さいがいはけん)について詳(くわ)しく紹介(しょうかい)していきますね。

様々(さまざま)な活動を行う自衛隊員(じえいたいいん)

自衛隊(じえいたい)は、都道府県知事などの要請(ようせい)を受けて災害(さいがい)に対応(たいおう)します。

災害(さいがい)が起こったとき、都道府県知事などが「自衛隊(じえいたい)の助けが必要だ」と考えて自衛隊(じえいたい)に要請(ようせい)し、防衛大臣(ぼうえいだいじん)などが要請(ようせい)を受けて「自衛隊(じえいたい)を派遣(はけん)するしかない」と判断(はんだん)した場合に災害派遣(さいがいはけん)を行います。

自衛隊(じえいたい)は要請(ようせい)を受けるまでの間も準備(じゅんび)を進めます。

災害(さいがい)が起きればすぐに、対応(たいおう)する部隊(ぶたい)が駐屯地(ちゅうとんち)や基地(きち)で準備(じゅんび)を開始します。また、大規模(だいきぼ)な災害(さいがい)のため、混乱(こんらん)したり、電話がつながらなかったりして、都道府県知事などが要請(ようせい)を行えない場合は、自衛隊(じえいたい)が自ら活動を始めることもあります。

【予備自衛官(よびじえいかん)の活動】

自衛隊(じえいたい)には、普段(ふだん)は自衛官(じえいかん)ではありませんが、大きな災害(さいがい)などの際(さい)に招集(しょうしゅう)される「予備自衛官(よびじえいかん)」がいます。
2024年の能登半島地震(のとはんとうじしん)でも、多くの予備自衛官(よびじえいかん)が招集(しょうしゅう)され、支援活動(しえんかつどう)を行いました。

被災者(ひさいしゃ)に対応(たいおう)する予備自衛官(よびじえいかん)

様々(さまざま)な災害派遣(さいがいはけん)

地震(じしん)や山火事の消火などの自然災害(しぜんさいがい)への対応(たいおう)だけでなく、緊急患者(きんきゅうかんじゃ)の搬送(はんそう)、海上での捜索(そうさく)・救助(きゅうじょ)なども災害派遣(さいがいはけん)として行うことがあります。

装備品(そうびひん)の例(れい)

自衛隊(じえいたい)は多くの装備品(そうびひん)をもっています。災害派遣(さいがいはけん)では、それぞれの装備品(そうびひん)の特徴(とくちょう)を活かして活動を行います。

アメリカ軍などによる支援(しえん)

2011年の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)や2024年の能登半島地震(のとはんとうじしん)のときなど、日本に駐留(ちゅうりゅう)している在日米軍(ざいにちべいぐん)が、災害対応(さいがいたいおう)を支援(しえん)してくれました。

日本とアメリカは、「同盟国(どうめいこく)」として強い結びつきをもっています。

また、日本と様々(さまざま)な協力や交流を行い、関係を深めている「同志国(どうしこく)」は、東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)のときに、軍によって救援物資(きゅうえんぶっし)を輸送(ゆそう)するなど、災害対応(さいがいたいおう)を支援(しえん)してくれました。

災害派遣(さいがいはけん)で活動するのは、自衛官(じえいかん)や装備品(そうびひん)だけではありません。
普段(ふだん)は基地(きち)の警備(けいび)をしている警備犬(けいびけん)が、災害時(さいがいじ)は、行方不明者の捜索(そうさく)や救助(きゅうじょ)を行う「人員捜索犬(じんいんそうさくけん)」として活躍(かつやく)します。

行方不明者を捜索(そうさく)する人員捜索犬(じんいんそうさくけん)