防衛装備庁

お知らせ

先進技術推進センター

概要

M&S、ロボットシステム、人間工学、CBRN対処などの研究を行っています。また、先進技術を適用した将来装備システムの研究の計画を立案・推進しています。

研究管理官(M&S・先進技術担当)

モデリング及びシュミレーション技術及び装備品等の開発に応用される先進技術についての考案、調査研究及び試験

研究管理官(CBRN対処技術担当)

放射線、生物剤及び化学剤に対処する技術についての考案、調査研究及び試験

研究管理官(ヒューマン・ロボット融合技術担当)

装備品等についての人間工学及びロボット技術並びにそれらの連携融合技術についての考案、調査研究及び試験

※M&S:モデリング及びシミュレーション
CBRN:Chemical(化学剤)、Biological(生物剤)、Radiological(放射能)、Nuclear(核:核爆発により発生する放射能を帯びた微細な物質)

主な研究内容

シミュレーション統合システム

(画像をクリックすると動画を見ることができます。)

このシステムは、最上位のシステム統合レベルのシミュレーションです。将来装備品のコンセプトを検討する際に、複雑に連携した装備システム全体の戦闘結果への効果を見ながら、各装備品の性能等を検討することができます。シナリオ上に登場する装備品の性能をパラメータとして変化させ全体の戦闘様相に与える影響を分析することができるパラメトリックスタディ機能を有します。このシステムは現在、各開発官、各研究所等にて使用されています。

統合防空システムシミュレーション

このシステムは、システム統合レベルからシステムレベルまでの範囲を対象としたシミュレーションです。将来の防空に役立つ新しいミサイルやレーダ等の装備品を研究開発するために、システムコンセプト立案や試験評価をコンピュータ上で行うことができます。

マイクロミサイルシステム

搭載ペイロードが限られる遠隔操縦プラットフォームに搭載可能、かつ個人携行も可能な多用途のマイクロミサイルシステムの研究を行っています。

衛星搭載型2波長赤外線センサの研究

防衛省が研究を進めてきた2波長赤外線センサを国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が計画する先進光学衛星に相乗り搭載し、宇宙空間での実証・評価を行うとともに、宇宙からの広範な観測データを収集する研究を行っています。

複数の小型移動体の遠隔制御技術

市街地等の遮へい物が多い地域において、偵察、監視等を実施するのに有効な群制御と協調制御を利用した複数の無人小型移動体の遠隔制御に関する研究を行っています。

CBRN脅威評価システム技術

化学、生物、放射線及び核(CBRN)汚染の脅威に対処するための評価システムの研究をしています。気象情報や各種CBRN検知器材等から得られたデータを元に動的補正を行う仕組みを備えた、CBRN有害物質の大気拡散を予測・評価可能なシステムの研究を行っています。

個人用防護装備の試験評価方法に関する研究

先進諸外国との交流実績を基に、防護装備の防護性能を評価するためにチャンバーや可動マネキンを使用して試験を行っています。

個人防護実験棟における試験

高空における放射能塵の調査研究

大気圏内核実験が行われていた頃、核実験による環境への放射能汚染が問題となりました。防衛省でも1961年以来、政府が行う環境汚染調査の一環として、我が国上空の放射性浮遊塵に関する資料を得るため、航空自衛隊の航空機を用いて大気浮遊塵の試料を採取し、採取された試料について放射能濃度及び含有核種の分析を行うようになり、現在まで50年以上にわたって調査研究を続けています。

航空機による集塵飛行

生物剤検知システム

空気中に散布された生物剤エアロゾルを自動的に検知できるシステムの研究を実施しています。

システムの性能確認試験(ダグウェイ試験場)における日米共同の試験準備

化学剤検知技術

理化学研究所と協力し、赤外線レーザーによりガス状の化学剤を遠隔検知するシステムの研究を行いました。

化学剤遠隔検知システムのための基礎的な試験

高機動パワードスーツの研究

隊員が装着・携行する装備品の重量による負担を軽減しつつ、隊員の迅速機敏な行動を確保可能とすることを目的とし、島嶼防衛、災害派遣等に使用可能な高起動パワードスーツに関する研究を行っています。また、本研究は、科学技術イノベーション総合戦略2017の災害時にも適用できる次世代社会インフラ用ロボット開発の取組として位置づけられています。

ヒューマン・ロボット連携技術の研究

身体動作や音声による操縦方法や、人間への自動追従走行方法を研究し、近接戦闘等の過酷な戦闘状況下において、無人機を操縦する隊員の残存性等を向上するために必要となる、新たな操縦方法に関する研究を行っています。

ライフサポートシステムの研究

加速度及び低圧低酸素が同時に付加される航空環境に対応するため、航空機用ライフサポートシステムに関する研究を行っています。

隊員の認知状態のモニタリング・支援のための脳活動計測・評価技術の研究

装備品の情報化やネットワーク化に伴い、増加する隊員への情報処理負担を脳活動計測により定量的に評価し、状況認識、意思決定、判断を支援するための研究を行っています。

多目的自律走行ロボットの研究

悪天候環境及び人、車両等の移動障害物が存在する環境における自律走行技術の向上などを目的とした研究を行っています。

全方位型画像SLAM技術の研究

陸上無人機等において、GPSが妨害等により使用できない状況下でも自己位置の精度向上のため、全周方向の画像情報とMEMSモーションセンサ情報の融合を図り、明度の変動や移動物体等がある劣悪な条件下でも適用可能な全方位画像SLAM技術の研究を行っています。

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