防衛装備庁

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艦艇装備研究所

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概要

艦艇装備研究所は、船舶、船舶用機器、水中武器、音響器材、磁気器材、掃海器材についての考察、調査研究及び試験等を行っています。

艦艇装備研究所広報ビデオ
(YouTube防衛装備庁公式チャンネルに飛びます)

艦艇装備研究所パンフレット(令和8年度版)(PDF)

岩国海洋環境試験評価サテライトリーフレット(PDF)

海洋戦技術研究部

対潜戦及び対機雷戦の能力評価、戦術判断支援、及び水中音響に関する考案、調査研究

水中対処技術研究部

船舶の無人化、水中武器、掃海器材に関する考案、調査研究

艦艇・ステルス技術研究部

船舶、水中武器、掃海器材とシグネチャの低減に関する技術の考案、調査研究ならびに海上における試験

川崎支所

磁気器材及び水中電界器材に関する考案、調査研究

岩国海洋環境試験評価サテライト

水中無人航走体等の評価技術に関する考案、調査研究ならびに試験

主な研究内容

大水槽

艦艇等の模型を曳引車で曳航し、流体力学的な性能評価を行うための水槽試験施設です。

水槽は長さ247m、幅12.5m、深さ7mの大きさがあり、最大8 m/sで走行する曳引車で模型を曳航します。この水槽には造波装置が有り、下の動画のように人工的に造った波の中での船体動揺を計測することもできます。

この動画は三胴船の模型を試験している様子です。

フローノイズシミュレータ

流体雑音が計測可能な大型キャビテーション水槽(フローノイズシミュレータ)は、縦横2mの正方形断面の計測胴をもち、その中では最高15m/sまで均一で乱れの少ない流れが得られます。2基の吸音塔を設置することにより、計測胴内の背景雑音はきわめて低いレベルに抑えられています。

左写真は、レーザ光でプロペラ周囲の流れを計測している様子です。フローノイズシミュレータでは、レーザ光や画像処理を応用した流れの計測が実施でき、右図に示すように、プロペラで発生する渦(赤い部分が渦の中心)の挙動を明らかにし、プロペラ放射音の低減に向けた研究をしています。

音響測深儀※1の高機能化

※1 音響測深儀:船底から海底までの距離(水深)を音響信号の反射により計測する機器

既存の海自艦艇に搭載されている音響測深儀を高機能化し、従来の水深計測に加え、海底地質の自動判別や海底地形の高分解能検出を可能とすることで、より早く、海底情報の精緻なデータマップを取得できる装備品をユーザーに提供することを目指します。

戦闘支援型多目的USVの研究

有人艦艇の任務を支援するための多用途任務に活用可能な無人水上航走体(USV)の実現に向けて、ミッションモジュールの組み換えによる警戒監視や対艦ミサイル発射等の様々な機能を実現させるとともに、USVが洋上で自律航行又はリモートブリッジからの遠隔制御を可能とする自動運航技術に関する研究を行っています。

電磁界探知技術への挑戦

ドローンを使って潜水艦の磁気を計測する技術を研究しています。潜水艦の探知機会を増大するための装備品への応用を目指しています。

研究協力:オーストラリア

日豪両国のUUVの試験評価シミュレーターを連接し、双方の水中音響通信モデルを用いたシミュレーションを行うことにより、水中音響通信の評価指標の確立手法を獲得する研究です。

本共同研究の成果は、将来の日豪間のUUVの相互運用に活用されることが期待されます。