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陸上装備研究所

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公示(平成29年9月12日)NEW!

陸上装備研究所一般開放2017ポスター

概要

陸上装備研究所は火器、弾火薬類、耐弾材料、耐爆構造、車両、車両用機器、施設器材などの調査研究を行っています。

システム研究部

火器・弾火薬類のシステム化並びに施設器材及び車両のシステム化についての考案、調査研究及び総合的な試験評価

弾道技術研究部

火器・弾火薬類の要素技術並びに装備品等の耐弾材料・構造についての考案、調査研究及び試験評価

機動技術研究部

車両の要素技術、車両用機器、施設器材の要素技術についての考案、調査研究及び試験評価

主な研究内容

CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの環境認識向上技術の研究

平成27年度まで研究していたCBRN対応遠隔操縦作業車両システムの環境認識性能の向上に関する研究です。地形・気象等が変化する野外環境において、複数車両の情報を統合することにより走行・作業エリアの3D地図作成や俯瞰表示を行い、複数車両での安全・効率的な走行・作業が可能となる環境認識向上技術についての研究を実施しています。

※CBRN:科学(Chemical)、生物(Biological)、放射線(Radiological)及び核(Nuclear)の総称の略

走行・作業エリアの3D地図作成/遠隔操縦に適した俯瞰表示/走行・作業エリア/指揮統制装置

火砲システムの動的威力の研究

UAV※1、PGM※2、CM※3等の各種経空脅威を迎撃可能な対空機関砲システムの弾頭威力に関する研究です。多数の破片を目標の近傍で射出することにより目標を迎撃する調整破片弾は効率的に目標を撃破するための有効な手段と考えられます。本研究は各種目標を撃破できる調整破片弾の設計方式及び目標の種類と調整破片弾の口径・構造の組合せに基づいた火砲システムについて検討することにより、将来の対空機関砲システムへの適用可能な調整破片弾技術を確立するものです。

※1 UAV:Unmanned Aerial Vehicle 無人機

※2 PGM:Precision-Guided Munition 精密誘導爆弾

※3 CM :Cruise Missile 巡航ミサイル

調整破片弾(イメージ)/弾幕(イメージ)/目標(イメージ)

軽量戦闘車両システムの研究

軽量・コンパクトでありながら火力、防御力、機動力を有する軽量戦闘車両システムに関する研究です。システム研究部では、軽量戦闘車両システムのコンセプトモデルを計算機上に構築する数値シミュレーションと、低反動試験砲、試験弾、インホールモータ等の構成要素の試作を組合わせることで、システムとしての実現性を確認しています。

火砲型/耐爆型
軽量戦闘車両システムのコンセプトモデルの例
シミュレーション/構成要素の試作・試験/成果の反映/軽量戦闘車両システムの実現性を確認
研究の流れ

アクティブ防御システムの研究

陸上自衛隊の国際平和協力活動において脅威となっているロケット弾から、装甲車や隊員を守るために、探知・迎撃する装備品の研究を行っています。電波レーダ及び光波センサーにより遠方でロケット弾等を探知し、副次的被害を軽減するために迎撃弾又は膨張体で迎撃することで、装甲車や隊員の安全が確保できます。

アクティブ防御システムの運用構想例
アクティブ防御システムの運用構想例

爆発物検知・識別技術の研究

離隔して爆発物を検知・識別する技術に関する基礎的研究を行っています。短パルスレーザを対象物に照射してプラズマを発生させ、そのプラズマからの発光を分光することで、対象物が爆発物かどうか特定することを目指しています。さらに、短パルスレーザが空気中に発生するプラズマからのテラヘルツ派を利用した手法についても検討を行っています。

レーザー照射部/検知・識別部

軽量戦闘車両システムの研究(耐爆車箱)

将来の軽量戦闘車両の研究において、IEDの爆風に対する乗員防護方法の解明は主要な目標のひとつです。この目標を達成するため、車体耐爆風モデル及び車体防衛評価モデルを用いて数値シミュレーションを活用し、V字型底版、衝撃吸収構造及び衝撃吸収座席等を用いた車両の耐爆構造について、乗員の生存性の観点から評価を行っています。

※IED:Improvised Explosive Device(即製爆発装置)

実爆試験
実爆試験
数値シミュレーションの一例
数値シミュレーションの一例

人員防護解析技術の研究

防弾チョッキ等の着用時における被弾時の衝撃による人体への影響を解析し、人員の生存性を定量的に評価するための、人体模擬模型と人体数値モデルについて研究を行っています。

人体模擬模型
人体模擬模型
人体数値モデル
人体数値モデル

ハイブリッド動力システムの研究

装軌車両へのハイブリッド動力システムの適用性を実証する研究を進めています。またこの研究では、ハイブリッド動力システムを搭載した車両の試験手法の確立を目的とした日米共同研究も実施しています。

ハイブリッド装軌車両の外観
ハイブリッド装軌車両の外観
ハイブリッド装軌車両の主要構成品
ハイブリッド装軌車両の主要構成品

IED走行間探知技術の研究

郊外及び都市部に敷設されたIEDの脅威から人員及び車両を防御するために、IEDの敷設位置を高速に探知することが可能な器材に関する研究です。本研究は米国と技術情報の交換を行いながら実施しています。

IED:Improvised Explosive Device(即製爆発装置)

探知センサ/研究試作品/将来の運用イメージ

軽量化履帯の研究

将来の装軌車両用ゴム履帯の研究です。ゴム履帯は従来の鉄製履帯と比較して、履帯部の軽量化および燃費の低減ならびに低騒音、低振動等の利点があります。

軽量プラスチック起動輪/30t級車体部への適用例/ゴム製履帯

火力性能試験、防護性能試験

戦闘車両の火力性能並びに防護性能を確認するために、射撃試験、耐弾・耐爆試験等を実施しています。

射撃試験
射撃試験
耐爆試験
耐爆試験

機動性能試験

戦闘車両の機動性能を確認するために、加速試験、最高速度試験、登坂試験等を実施しています。

登坂試験
登坂試験
酷暑地機動性試験
酷暑地機動性試験

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