2月の出来事
NEW日本大学合同企業研究会
2022年2月24日
三島募集案内所(所長・羽中田大作1等陸尉)は2月24日(木)、日本大学国際関係学部三島駅北口校舎(三島市)で行われた合同企業研究会に参加した。
これは同大学が主催した多数の企業等が参加する就活支援事業で、静岡地本からは募集課長の山本健太郎2等陸佐が参加し、一般大学から入隊した経緯やこれまでの勤務経験などを踏まえ、自衛官という職業を紹介した。
まず自衛隊のPR動画を見てもらい、その後、山本2佐が「『人のためになる仕事がしたい』と思って入隊する人が多いイメージだと思いますが、動画にあった通り、入隊の理由は人それぞれです。最初から高い志がなくても、入隊後にさまざまな教育や訓練などを通じて自分のスキルを向上させ、その後、徐々に志が芽生えてくるものです」と伝えた。
また、自衛隊の任務のやりがいや多岐にわたる職種を説明し、質疑応答では学生から、受験に際しての勉強法や自衛官として必要な人物像といった質問のほか、「一般幹部候補生として入隊した場合、防衛大学校を卒業した人たちと仲良くなれますか」など、一般大学の学生ならではの質問もあった。
山本2佐は、一つひとつの質問に自身の幹部候補生時代の経験談等を交えながら丁寧に答えた。
山本2佐は最後に、「自衛隊にはさまざまな職種があり、これまでの経験や身に付けているスキルなどに関係なく、入隊後に自分の希望や適性に応じて仕事が選択できるのが一番の魅力だと思います。集団生活を通じて社会性も身に付き、仲間もたくさんできる仕事なので、厳しいことやつらいこともありますが、少しでも興味を持ったらぜひ挑戦してみてください」と締めくくった。
三島所は、今後も各学校と連携を深めながら自衛隊の周知・理解向上を図り、イメージアップに努めていく。