2023年8月19日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月19日(土)、海上自衛隊厚木航空基地(神奈川県綾瀬市)において行われたLC‐90連絡機の体験搭乗と、パイロットとの懇談会に参加者を引率した。
これは海上自衛隊やパイロットの仕事への理解を深めてもらおうと行ったもので、小学生から大学生の男女とその保護者合わせて19人が参加した。
LC‐90連絡機は少人数の輸送や連絡、物資空輸などに使用されている機体。参加者は隊員から搭乗時の注意事項などを聞いた後、3人ずつ分かれて機体に搭乗した。
南に向かって滑走路を勢いよく飛び立った機体は基地から鎌倉方面へ向かい、旋回して茅ヶ崎を通り基地に戻るルートで体験搭乗を行った。参加者は「天気が良く、江の島がきれいに見えた」「小さい機体だけれどあまり揺れなかった」と風景を楽しんだり、自衛隊の航空機の性能を体感していた。
体験搭乗後には、実際に参加者を乗せて連絡機を操縦していた男女のパイロット2人との懇談が行われた。
「自衛隊に入隊し整備員として勤務していましたが、パイロットになりたいという思いが強く、航空学生を受験しました」「大学に行くか、民間のパイロットになるか、自衛隊に入るか迷いました」と、それぞれの経歴や高校生の時に感じていたことなどを伝えた。
参加者からは「航空学生の時に大変だったことはなんですか」「乗っていて楽しい機体はどれですか」など次々と質問が寄せられ、空で働く海上自衛官の仕事に理解を深めていた。
静岡地本は、今後も自衛隊の多岐にわたる職種を紹介し、進路選択の参考になるよう懇談会などを企画していく。
2023年8月12日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月12日(土)と13日(日)の2日間、清水マリンビルと清水マリンターミナル等(静岡市)で開催された第1回清水ホビーショーで広報活動を行った。
これは模型産業を市全体で盛り上げるため初開催されたイベントで、模型の展示や子ども向けの体験会などが行われた。
自衛隊はマリンビル前に広報ブースを開設。静岡地本が、自衛隊の部隊や個人が作成した装備品の模型などを展示したほか、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地部隊訓練評価隊評価支援隊(御殿場市)が96式装輪装甲車、陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊(御殿場市)が水トレーラー付き大型トラックと高機動車を展示した。
夏休み中のイベントということもあり多くの家族連れが会場を訪れ、大型トラックや高機動車の座席で記念撮影を行ったり、子どもたちはハンドルやクラクションを操作して大喜びだった。
また、展示された水トレーラーは昨年の台風15号による断水被害の際に会場のある静岡市清水区で活躍したもので、大人たちは災害派遣の写真パネルや車両を見ながら「台風15号ではお世話になりました」「自衛隊には期待しているよ」などと隊員に声を掛けていた。
静岡地本は、今後も部隊と協力してイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。
2023年8月11日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月11日(金)、伊東港耐震岸壁(伊東市)において広報活動を行った。
これは県内外から観光客が集まる伊東市のイベント「按針祭」の一環で、海上自衛隊の水中処分母船3号の一般公開や陸自車両の展示などを行った。
水中処分母船は、機雷など海上における危険物の捜索や処分を行う水中処分員の任務を支援するための船。一般公開には792人が訪れ、甲板や船橋を見学した。
前甲板では航海科の隊員がらっぱ吹奏を披露し、「食事のらっぱが聞きたい」といった見学者のリクエストに応えた。また、「君が代は限られた時しか吹いてはいけないんです」という自衛隊ならではの話に、見学者からは驚きの声が上がっていた。
後甲板では、水中処分員がダイバーの装備や任務について説明を行った。任務の際に着用するスーツやボンベなどに子どもたちは興味津々な様子で、迷彩服姿の隊員に次々と質問を投げかけていた。
一方、岸壁では南極の氷に触れる体験や子供用制服の試着体験などを行うとともに、地本が陸自のトラックやバイクを展示した。訪れた見学者は南極の氷に涼を感じながら、遠い地で活動する海上自衛隊の任務や陸上自衛隊の装備品に理解を深めていた。
静岡地本は、今後も県内各地で広報活動を行い、自衛隊への理解促進を図っていく。
2023年8月6日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月4日(金)から6日(日)まで、清水港日の出埠頭(静岡市)で広報活動を行った。
これは静岡市の一大イベント「清水みなと祭り」の一環で、海自の補給艦「ときわ」の公開や陸自装備品の展示、空自航空機の展示飛行などが行われた。
補給艦「ときわ」の公開には2日間で2444人が訪れ、甲板や艦橋などを見学した。航行しながら艦艇に燃料を送ることのできる大きなホースや、大量の荷物を効率的に運ぶため艦内に備え付けられたフォークリフトなど、補給艦ならではの設備に見学者は興味津々な様子だった。
また、見学コースに置かれた乗艦記念思い出ノートには、カラフルなペンで描かれた船の絵や「こんなおおきな船にのるのははじめて。たのしかった」「ふねをみせてくれてありがとう」といった子どもたちの心のこもったメッセージが寄せられていた。
一方、岸壁では静岡地本が自衛隊を紹介する広報ブースを設けたほか、5日に機甲教導連隊(駒門駐屯地)が16式機動戦闘車と87式偵察警戒車、6日に第34普通科連隊(板妻駐屯地)が水トレーラー付き大型トラック、高機動車、偵察用オートバイを展示し、来場者の注目を集めた。
6日は台風の影響で補給艦「ときわ」の公開や音楽隊の演奏が中止となったものの、空自の展示飛行を見ようと岸壁には多くの市民や航空機ファンが集まった。
第11飛行教育団(静浜基地)のT‐7、第1航空団(浜松基地)のT‐4・T‐400各練習機、飛行開発実験団(岐阜基地)のF‐2・F‐15戦闘機、C‐2輸送機が頭上を駆け抜けると、観客は空を見上げて貴重な姿を写真に収めていた。
静岡地本は、今後も幅広い年齢層の人に自衛隊の活動を知ってもらうため、広報活動に努めていく。
2023年7月21日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月21日(金)から23日(日)まで、御前崎港東埠頭(御前崎市)において多用途支援艦「えんしゅう」の特別・一般公開を行った。
同艦は御前崎港が面している遠州灘から名付けられており、昨年9月に続き2年連続の入港。今回は3日間で3240人が見学に訪れた。
初日は御前崎市と牧之原市主催の入港歓迎行事が行われ、市長などから艦長や乗員へ歓迎の言葉と花束が贈られた。
22、23日は艦内の一般公開が行われ、地元市民や観光客が珍しい海上自衛隊の船を見ようと、岸壁に長蛇の列をつくった。艦内では特に艦長が指示を出す艦長席や舵を操作する操舵席が人気を集め、多くの子どもたちが席に座って自衛官気分を味わっていた。
岸壁では静岡地本が広報ブースを設置し陸自のトラックやバイクを展示したほか、航空自衛隊御前崎分屯基地(御前崎市)が軽装甲機動車を展示し注目を集めた。
「えんしゅう」乗員によるらっぱと手旗信号の体験ブースには多くの家族連れが詰めかけ、自分の名前を手旗で表したり、唇を震わせて音を出すらっぱに苦戦したりと、大人も子供も夢中になっていた。
また、22日は海上自衛官を目指す専門学校生が1日艦長を務め見学者を出迎えたり、23日は航空自衛隊静浜基地(焼津市)のT‐7初等練習機が展示飛行を行うなど、子どもたちの夏休みの初めを飾る一大イベントとなった。
静岡地本は、今後も陸・海・空が連携した広報活動を実施し、自衛隊をPRしていく。
2023年7月10日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月10日(月)、グランシップ静岡(静岡市)において令和5年度広報官識能向上教育を実施した。
これは、自衛官募集業務等を行う広報官に必要な知識や技能を身に付けさせ、また地域の採用活動の特性などを把握・継承するために行ったもの。
教育では、静岡地本で長年広報官として活躍してきた最先任上級曹長の河野隆准陸尉、募集係長の伊藤克哉准空尉、広報係長の中島友治陸曹長が講師を務めた。
伊藤准尉が募集事務所副所長としての役割、中島曹長がイベントや部隊見学など一般広報における着意事項についてそれぞれの経験をもとに伝え、河野准尉は学生や学校関係者へのアプローチなど広報官としての基本的な知識や技術、県内での採用活動の特性を紹介した。
また、各募集事務所が各所の特性や施策について発表を行い、グーグルフォームを活用した広報活動など、そのノウハウを共有すべく活発な意見交換が行われた。
教育に参加した広報官は「4月に着任したばかりなので、じっくりと先輩広報官の話を聞くことができて良かった。年間スケジュールやアプローチのコツを知ることができたので、今後を見通して活動していきたい」と語った。
静岡地本は、今後も広報官の能力向上に努め、志願者確保に向けて邁進していく。
2023年6月26日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は6月26日(月)から30日(金)まで、静岡県庁(静岡市)等で行われた令和5年度自衛隊統合防災演習(JXR)に参加した。
今年度は、午前9時に日向灘を震源とするマグニチュード9.1の巨大地震が発生、静岡県西部でも震度7を観測したとの想定で行われた。静岡地本は地震発生の連絡を受けるとすぐに、本部長と連絡員(LO)、総務課の担当隊員合わせて5人が県庁に向かった。
地本の本部庁舎(静岡市)では、会議室にパソコンやスクリーン、地図などを配置した指揮所を開設。次々と情報が飛び込んでくる中、隊員がパソコンやホワイトボードで現況を整理し、県庁や部隊の隊員に伝えた。また、東部・中部・西部・賀茂地域にある募集事務所の隊員は各地域の拠点となる危機管理局に向かい、道中の被害状況などを本部に報告した。
県庁では、地本の隊員が自衛隊と県の架け橋として本部や部隊、県職員と連絡を取り合い、静岡県を含む1都10県を担当する東部方面隊(東京都練馬区)、静岡県の災害派遣を担任する第34普通科連隊(御殿場市)の隊員が到着すると、速やかに情報の共有を行った。
今回連絡員として演習に参加した隊員は「たくさんの情報の中から部隊が何を求めているのか、焦点を当てた情報収集ができた。しかしながら、建物の構造や通信手段など専門的な知識がないと対応できない部分もあり、自衛隊だけでなく多くの人が連携して臨むことの大切さを実感した。今回の経験をほかの隊員にも伝え、今後に生かしていきたい」と語った。
静岡地本は、今後も国民を守るべく県や自治体と連携し災害に備えていく。
2023年5月21日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月18日(木)から21日(日)まで、下田市で開催された第84回黒船祭に参加した。
航空自衛隊第11飛行教育団(焼津市)のT‐7初等練習機が記念式典の開幕を飛行展示で飾り、岸壁では土日の2日間、海上自衛隊の掃海艇「えのしま」と陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)の自衛隊車両が一般公開を行って3575人が見学した。
黒船祭期間中の各公式行事には自衛隊と米軍が多数参加し、海上自衛隊横須賀音楽隊(神奈川県横須賀市)と米軍の音楽隊がイベントやパレードで華やかな演奏を披露し、会場を盛り上げた。
静岡地本は岸壁と市街地に広報ブースを開設して自衛隊の活動や自衛官の仕事について紹介したほか、陸上・海上自衛隊とともに市内パレードに参加した。陸上自衛隊の小型トラックに乗った武田本部長、第41掃海隊司令、えのしま艇長が笑顔で手を振ると、沿道に詰めかけた市民や観光客から「自衛隊かっこいい」「頑張って」と声が上がった。
最終日には日米親善綱引き大会が行われ、市職員や市民団体、海上保安庁チームのほか、米軍2チームと掃海艇「えのしま」チームが参戦した。米軍の気迫に満ちた応援や手に汗握る接戦に会場となった道の駅ウッドデッキは熱気に包まれ、掃海艇「えのしま」チームが優勝に輝いた。
静岡地本は、今後も県内のイベントに参加して自衛隊をPRするとともに、国際親善や地域活性化にも努めていく。
2023年5月27日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月27日(土)、航空自衛隊静浜基地(焼津市)で行われた操縦教育ツアーに協力した。
これは、自衛隊に興味のある子どもや学生等にパイロットの仕事や航空自衛隊について知ってもらおうと行われたもので、小学生から予備校生17人と付き添いの家族15人が参加した。
参加者は2グループに分かれ、同基地でパイロットを目指す隊員が教育に使用しているT‐7初等練習機を前に隊員から説明を聞いたほか、同機の操縦技術向上のために使用されているシミュレータを体験した。
シミュレータは同機を模した2つの操縦席があり、機体の前方と側面を大型スクリーンが囲っている。実際の教育と同じように前部座席に参加者、後部座席にパイロット教官が座り、スクリーンに映し出された静浜基地の滑走路から、教官の操縦で大空へ飛び立った。
前方に富士山、右手には駿河湾を臨み、町並みまで見渡せるリアルな映像に参加者は感嘆の声を上げ、空中での大回転や夜間飛行、複数機での編隊飛行などさまざまなシチュエーションを体験した。
また、教官の指示で手元のボタンや操縦桿を操作する体験もあり、基地への着陸に挑戦した参加者は「うまく着陸できなかった。操縦の難しさを実感した」と感想を話していた。
ツアーの最後は、翌日行われる基地航空祭の事前訓練を見学した。10機のT‐7が大編隊飛行を披露し、参加者は一糸乱れぬ飛行技術に憧れのまなざしを向けていた。
静岡地本は、今後も若者に向けさまざまな体験の場を提供し、志望者獲得に向け邁進していく。
2023年5月18日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月17日(水)にホテルコンコルド浜松、18日(木)に航空自衛隊浜松基地(ともに浜松市)で行われた令和5年度都県募集連絡会議に協力した。
これは、関東・甲信越と静岡の1都10県を担当する陸上自衛隊東部方面隊が主催し、自衛官募集等の現況について認識共有するとともに、今年度の取り組みについて意見交換を行うもの。自衛隊のほか、自衛官募集に関わる各都県の職員が参加した。
会議では、各都県の地方協力本部と自治体がそれぞれの取り組みを発表し、さらなる連携強化と志望者確保に向けた改善策が話し合われた。また、川勝平太静岡県知事と東部方面総監・冨樫勇一陸将があいさつし、自衛隊の活動の重要性や人材確保への理解促進を訴えた。
翌日は、希望者が航空自衛隊浜松基地と浜松広報館エアーパークを見学し、隊員食堂での食事や陸上自衛隊のヘリコプター体験搭乗を行った。
基地内にある格納庫では、パイロット学生の教育に使用されるT‐4中等練習機とT‐400輸送機・救難機等基本操縦練習機を隊員の説明を聞きながら見学し、参加者は「飛行する時怖くないですか」「前と後ろの座席にある操縦桿は一緒に動くんですか」と興味深く質問していた。
また、陸上自衛隊のUH‐1Jヘリコプターに体験搭乗し、浜松市上空を飛行しながら自衛隊の装備品の性能や自衛官の技術を体感し、理解を深めていた。
静岡地本は、今後も部隊や自治体と連携し、志願者確保に向け邁進していく。
2023年5月14日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月12日(金)から14日(日)の3日間、ツインメッセ静岡(静岡市)で開催された第61回静岡ホビーショーで広報活動を行った。
静岡地本が中型トラックの展示と広報ブースの開設を行ったほか、陸上自衛隊富士学校機甲科部(駿東郡小山町)が16式機動戦闘車と大型トラック、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)が軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイを展示した。
12日は県内の小・中・高校生を対象とした特別招待日で、約6300人の児童や生徒、教員などが会場を訪れ、子どもたちは興味津々な様子で自衛隊の展示に見入っていた。
事前登録制一般公開日の13、14日は国内外から約3万8千人の模型ファンが詰めかけ、会場には朝早くから長蛇の列ができた。
会場正面にずらりと並んだ自衛隊の装備品は来場者の視線をくぎ付けにし、特に16式機動戦闘車の砲塔旋回展示の際には来場者が車体を取り囲み、迫力ある動きに驚きの声を上げていた。
また、子どもたちは車やバイクの座席に座ったり、広報ブースにある自衛隊の天幕(テント)や有線の野外電話機を体験して笑顔を見せ、大人も「プラモデルと実物の違いはどこですか」「自衛隊のプラモデルを作る時、どの色で塗ればいいですか」など、ここでしか聞けない質問を自衛官に投げかけ、年に一度の模型の祭典を楽しんでいた。
静岡地本は、今後も部隊と協力してイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。
2023年4月23日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月23日(日)、富士スピードウェイ(駿東郡小山町)で行われたモーターファンフェスタ2023で広報活動を行った。
これは全国から車好きが集まるイベントで、ドリフトエキシビジョンマッチ、各社の新車試乗会、メーカーやショップによる展示販売などが行われた。
メイン会場に隣接する駐車場に自衛隊ブースが設けられ、板妻駐屯地(御殿場市)の軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイ、滝ヶ原駐屯地(同市)の96式装輪装甲車、軽装甲機動車、小型トラック、駒門駐屯地(同市)の16式機動戦闘車、偵察警戒車、小型トラック、静岡地本の中型トラックが一堂に会した。
会場は多くの車好きや家族連れで賑わい、写真を撮ったり隊員から自衛隊車両ならではのポイントを聞きながら車両に見入っていた。
また、静岡地本は迷彩服の試着体験や隊員が身に付けるリュックなどの装備品、自衛隊の活動を紹介するパネル展示などを行い、人気を集めた。
イベント後半には、サーキットコースに国内外の名車・旧車が並ぶスーパーグリッドウォークが開催され、自衛隊からも軽装甲機動車、高機動車、小型トラック、偵察用オートバイが参加した。富士学校音楽隊が華やかな演奏でオープニングを飾り、来場者は自衛隊車両がサーキットを走る貴重な姿や、コース上に展示されている様子を熱心に写真に収めていた。
静岡地本は、今後もさまざまなイベントに参加し、多くの人に自衛隊を知ってもらえるよう広報活動に努めていく。
2023年4月22日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月22日(土)、陸上自衛隊広報センターりっくんランド(埼玉県朝霞市)に見学者を引率した。
これは、東部方面総監部が陸上自衛隊への興味や関心を深めてもらおうと開催したもので、静岡地本の12人を含め、2日間で127人が参加した。
まずイベントホールで自衛隊の全般説明を聞いた後、VR体験を行った。VRゴーグルを装着した参加者は、戦車や水陸両用車などの疑似乗車、飛んでいる航空機からパラシュートで飛び降りる疑似空挺降下を体験し、360度見まわしたり感嘆の声を上げていた。
その後広報センターを見学し、展示されている74式戦車、16式機動戦車、AH‐1S対戦車ヘリコプターなどと写真撮影をしたり、映像を見て楽しんだ。装備体験コーナーでは、隊員が使う背のう(リュック)を背負い、その重さに驚いていた。
また、今回の目玉である新フライトシミュレータは、4月に公開されたばかりの最新体験型の展示物で、AH‐64D戦闘ヘリコプターの操縦などを疑似体験できる。実際に体験した参加者は「操縦がとても難しかった」と、パイロットの技術の高さを実感していた。
見学終了後、参加者からは「陸上自衛隊のことを知ることができてよかった」「陸上自衛隊の魅力を感じた」といった感想が聞かれた。
静岡地本は、今後もこのようなイベントを活用して、参加者に自衛隊への関心や興味を深めてもらえるように努めていく。
2023年4月24日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月24日(月)、本部庁舎前(静岡市)において令和5年度のだるま目入れ式を行った。
これは、本部長・副本部長・最先任上級曹長・各課長・各募集事務所長が新年度の決意表明を行い、だるまの左目に墨で目を描き入れるもの。
決意表明では「学校との連携を保ち、募集目標の達成を目指します」「入隊志望者一人一人に親身に寄り添い、サポートします」「志望者や協力者との良い縁をつくっていきたいです」といった各所長の気合いの入った宣言に所員が一丸となって声を上げ、式は大きな盛り上がりを見せた。
最後に武田本部長が目を描き入れ、「自分たちの業務を頑張ることが大切。この明るさや盛り上がりの勢いを、静岡地本として一年間突き通してほしい」と話し、「やるぞー!」と拳を突き上げると、隊員全員が「おー!」と威勢のいい掛け声で応えた。
静岡地本は、今年度も目標達成に向け一丸となって業務に邁進していく。
2023年4月8日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月8日(土)、陸上自衛隊練馬駐屯地(東京都練馬区)で行われた記念行事事前公開に参加者を引率した。
これは、翌日の第1師団創立61周年・練馬駐屯地創設72周年記念行事に先駆け、隊員の家族や自衛隊に興味のある学生などを対象に行われたもの。静岡県からは中学生から大学生とその保護者など19人が参加した。
事前公開では、今春自衛隊に入隊した自衛官候補生の入隊式のほか、第1師団隷下部隊の紹介、車両や装備品の展示、ロープワークや格闘などの体験が行われた。
入隊式では、着隊して間もない自衛官候補生たちが制服姿でグラウンドに整列し、観覧席の保護者を前に凛々しく宣誓を行った。
音楽隊の華々しい演奏から始まった部隊紹介では、各部隊が順に車両やバイクなどでグラウンドに登場し、敵に見立てた隊員との格闘展示や模擬戦闘、ヘリコプターからの降下などを繰り広げた。参加者は目の前で展開される迫力ある展示にくぎ付けになり、隊員たちに大きな拍手を送っていた。
駐屯地の各所では部隊紹介で登場した車両や装備品、災害派遣でも使用される野外入浴セット、渡河ボートなどが展示され、参加者は間近で見学しながら隊員から説明を聞いていた。
また、隊員に教わりながらロープワークや格闘を体験したり、任務で使用される有線通信機器や人命救助器材などに触れるコーナーも設けられた。特に人気だったのは、スラロームや積み上げられた土のうを乗り越える高機動車の試乗体験。ヘルメットをかぶった参加者たちは車両後部に乗り込み、悪路にも対応できる自衛隊車両の乗り心地を体感していた。
静岡地本は、今後もこういった機会を活用し、自衛隊への理解を深めてもらえるよう広報活動に努めていく。
2023年4月2日
自衛隊静岡地方協力本部募集課(課長・橋本政和2等陸佐)は4月2日(日)、修善寺虹の郷(伊豆市)で開催された「はたらくくるま大集合」で広報活動を行った。
同施設の駐車場に自衛隊の中型トラックと偵察用オートバイ、警察のパトカーと白バイ、消防の消防車と救急車が大集合し、多くの家族連れが訪れた。
自衛隊コーナーでは迷彩服や制服を試着して車やオートバイと写真を撮ることができ、「これが着たい!」と迷彩服を選んで満足げにオートバイにまたがる子どもや、恥ずかしがりながらも敬礼姿で写真に収まる子どもの姿が見られた。
また、トラックの運転席や後部座席に座る体験も人気で、普段見ることのできない自衛隊の車両に親子一緒に目を輝かせていた。
静岡地本は、今後も地域のイベントに参加し、自衛隊に親しみを持ってもらえるよう広報活動を行っていく。
2023年3月27日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月27日(月)、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)からジャパンマリンユナイテッド磯子工場(同横浜市)の間で行われた護衛艦「きりしま」の体験航海に参加者を引率した。
体験航海には海上自衛隊に興味を持つ静岡県内の学生等6人のほか、きりしま乗員の家族など約250人が参加した。
体験航海中は同艦乗員の吉村3等海尉による案内のもと、54口径127ミリ速射砲や艦対艦ミサイルといった装備品、艦長が指示を出す艦橋、エンジンを監視する操縦室などを見学し、参加者は護衛艦での仕事を肌で感じている様子だった。
また、「普段どのような生活を送っていますか」「外国での任務の際は、移動を含めてどのくらい日本を離れているんですか」といった質問を乗員に投げかけ、海上自衛隊の仕事や艦内での生活に理解を深めていた。
入港時には隊員の入港作業を間近で見学でき、参加者は「一人ひとりがいろいろな仕事をやるんだ」と乗員の仕事に感心していた。
体験航海終了後、参加者からは「海上自衛隊に興味があったが、参加してみて改めて海上自衛官になりたいと思った」「自衛隊の試験を受けてみたい」といった感想が聞かれた。
静岡地本は、今後も自衛隊の魅力や仕事等をより理解してもらえるよう広報活動に努めていく。
2023年4月5日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は、このほど「令和4年朝雲優秀掲載賞」を受賞した。
朝雲賞は、朝雲新聞社が毎年全国の部隊・機関等から寄せられた記事・写真などを記事賞・写真賞・個人投稿賞・掲載賞の4部門で表彰するもの。
静岡地本は紙面掲載数が全地本で1位となり、優秀掲載賞を受賞した。この賞を受賞するのは2年連続。
2023年3月27日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月27日(月)から4月1日(土)まで、本部庁舎(静岡市)をはじめ県内各地で入隊者の見送り行事を行った。
これは、陸・海・空自衛隊に入隊するため各駐屯地や基地に出発する若者を、家族や地方協力本部の隊員などが見送るもの。
会場には緊張した面持ちの入隊者と、しばしの別れを惜しむ家族や友人、学校の恩師などが集まった。
本部庁舎前で行われた見送り行事では、整列した入隊者たちに武田本部長が「同期と支え合って自らの適応能力を信じて頑張ってほしい」と激励の言葉を送った。
出発の準備が整った入隊者たちは次々とバスに乗り込み、我が子の姿を写真に収めようとカメラを向ける保護者や手を振る友人などに、窓を開けて笑顔を見せていた。
入隊者を乗せたバスがゆっくりと発車すると、見送りの人たちは「頑張って」「いってらっしゃい」と声を上げながら手を振り、中には入隊者の名前が入った大きな横断幕を広げて力いっぱい送り出す恩師や友人の姿もあった。
入隊者たちは、北は北海道、南は鹿児島にある各教育隊に入隊し、一人前の自衛官を目指して訓練に臨む。
静岡地本は、今後も入隊者のサポートを行い、家族や地域との懸け橋として努めていく。
2023年2月27日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月27日(月)、伊東地域事務所(伊東市)において広報官のPR動画を撮影した。
これは、県内各地域で自衛官募集や広報業務などを行う広報官の顔や人となりを動画で紹介し、自衛官に親しみを感じてもらおうと行っているもの。静岡県内には10カ所の募集事務所があり、それぞれ3人から6人の自衛官が広報官として業務を行っている。2月末現在で8カ所の動画が公開されており、今回は新しく伊東地域事務所の撮影を行った。
伊東駅から事務所までの道のりを所長と静岡地本のマスコットキャラクター「しずぽん」が案内する動画を撮影していると、その様子を見ていた家族連れが「事務所の中も見られるんですか」と興味を示し、広報官が案内する場面も。家族連れは事務所にある制服を試着したり、広報官から自衛隊の活動について話を聞き、理解を深めていた。
広報官の動画撮影では、撮影班の隊員がアングルや背景、ポーズなどをアドバイスしつつ、一人ひとりが柔らかな笑顔とユーモアや熱意を込めたコメントで撮影に臨んだ。
静岡地本は、今後も地域との繋がりを重視し、親しみやすい自衛隊をPRしていく。
2023年2月26日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月26日(日)、アメリカ海兵隊キャンプ富士内にある富士場外離着陸場(御殿場市)において、UH‐1Jヘリコプターの体験搭乗を行った。
これは、自衛隊に興味を持つ学生等に陸上自衛隊に対する理解を深めてもらおうと行ったもので、県内各地から42人が参加した。
当日は真っ白に雪化粧した富士山の麓にある飛行場に、東部方面ヘリコプター隊(立川駐屯地)の多用途ヘリコプター「UH‐1J」2機が飛来した。参加者は駐機している機体の前で搭乗員から注意事項などを聞き、座席に座ったり機体の前で写真を撮ったりして貴重な思い出を作っていた。
その後、5人前後のグループに分かれて順に体験搭乗を行った。エンジンのかかったヘリコプターは勢いよくローターが回り、それによって起こる激しい風に立ち向かうように参加者はかがみながら座席に乗り込んだ。
全員が安全ベルトを装着すると、機体はすぐに浮かび上がり、2機そろってゆっくりと南へ飛行を開始した。
体験搭乗では約15分間、御殿場市上空を飛行し、参加者は雪に覆われた山々、駿河湾や伊豆半島まで臨む雄大な景色とパイロットの操縦技術を満喫していた。
終了後、参加者は「ヘリコプターに乗るのは初めて。富士山や海を上から見るのは新鮮で楽しかった」「スイッチがたくさんある操縦席がかっこよかった」と感想を話していた。
静岡地本は、今後も部隊と連携して体験搭乗などを実施し、自衛隊への理解を深めてもらえるよう努めていく。
2023年2月18日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月17日(金)と18日(土)、熱海港(熱海市)において海上自衛隊掃海艇「はつしま」の公開を行った。
入港した17日は岸壁で入港歓迎行事が行われ、齊藤熱海市長が「掃海艇『はつしま』は熱海市の初島から名を取ったもので、就役に伴い同島の初木神社にて安全祈願を行いました。熱海市との関係はとても深いものであり、日本の海を守るべく活躍されていることを誇らしく感じております」と挨拶した。
18日は、はつしまの乗員と静岡地本の隊員が、初木神社で市民や島民の子どもたちとともに清掃活動を行った。雑巾やほうき、ごみ袋を手に社殿の水拭きやごみ拾いにいそしみ、隊員がいっぱいになったごみ袋を持ち上げると、その力強さに「すごい!」と子どもたちから歓声が上がった。
一方、熱海港では「はつしま」の一般公開を行い、天候不良で19日の公開が中止となったものの、652人の市民や観光客が訪れた。
来場者は、艇長が指揮を執る艦橋、乗員の生活スペースである食堂や浴室、甲板に並んだ掃海任務のための装備品などをゆっくりと見学した。「海に出ている時はどのくらい揺れますか」「この中で何日も生活するのは大変ですね」といった質問や声も寄せられ、制服や迷彩服姿の乗員が掃海艇の仕事や装備品について丁寧に説明した。
静岡地本は、今後も県内各地で広報活動を行い、県民と自衛隊の交流を図っていく。
2023年2月21日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月20日(月)と21日(火)、静岡地本本部庁舎、静岡募集案内所(静岡市)、富士地域援護センター(御殿場市)において、山梨・長野両地方協力本部との相互研修を行った。
これは、総務・募集・援護業務の担当者がそれぞれ研修や意見交換を行い、今後の業務に役立てようと実施したもの。山梨から16人、長野から6人が参加した。
初日は総務・募集業務担当者が本部庁舎、援護業務担当者が富士地域援護センターにおいて、静岡地本の概要や業務について説明を受け、相互に意見交換を行った。
自衛官が民間企業に再就職するための支援を行う援護業務では、静岡県の求職支援施設を活用して部外講師による就職相談やセミナーを開催していること、任期満了で再就職する35歳以上の隊員への求人が豊富なことなどに強い関心が集まり、支援体制充実のため県を越えた連携強化が図られた。
2日目は、静岡市葵区と駿河区を担当する静岡募集案内所を訪れ、自衛官募集業務や広報活動などについて研修を行った。
静岡地本では募集業務のオンライン・デジタル化を進めており、「若者ははがきや電話よりもネットの方が気軽。QRコードを付けたパンフレットを地域のコンビニに置いてもらっている」と静岡所の広報官が現場での活動を伝えた。
研修参加者は「実際に現場を見て意見交換することができ、わかりやすかった」「広報官の工夫を知ることができて良かった。自分たちの地域でも参考にしたい」と話し、今後の業務への意欲を見せた。
静岡地本は、今後も他地本との連携を図り、業務改善に努めていく。
2023年2月11日
募集課(課長・橋本政和2等陸佐)は2月11日(土)、静岡県立大学短期大学部(静岡市)において、令和4年度入隊予定者説明会を行った。
これは、今春自衛隊に入隊予定の者やその保護者に入隊後の流れや職種などを紹介するとともに、隊員や入隊予定者同士の懇談の場を設けることで不安の払拭を図るもの。東部・中部・西部の3会場で開催し、中部会場である同短期大学部には午前・午後合わせて103人の入隊予定者や保護者が訪れた。
まず全般説明として着隊時の持ち物や準備、注意事項などを伝えた後、陸上自衛隊新隊員の着隊から教育隊卒業までを追った映像を見ながら、教育期間中の訓練やイベントを紹介した。
その後、男性の陸・海・空と女性の4グループに分かれ、それぞれの入隊先、教育内容、職種などについて説明し、隊員への質問や懇談の時間を設けた。
中部会場には陸上・航空の女性隊員2人がリクルータとして駆け付け、自らの仕事や自衛隊での生活などについて体験談を交えながら紹介した。
入隊を目前に控え、参加者からは「持って行くのはバッグとスーツケースどちらがいいですか」「服装で気を付けることはありますか」と具体的な質問が寄せられ、隊員は「長袖長ズボンがあるといい」「洗濯機の数に限りがあるので、タオルは小さい方が便利」など、リアルな声を伝えた。
また、保護者からも「入隊したら保険などはどうなりますか」といった質問があり、自衛隊ならではの制度や手当、病院での診察などを隊員が丁寧に説明した。
募集課は、今後も自衛官志望者や入隊予定者のサポートに努め、安心や信頼感の醸成を図っていく。
2023年2月4日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月4日(土)、グランシップ(静岡市)で開催された第42回静岡音楽祭に協力した。
これは静岡県防衛協会が主催し、自衛隊の音楽隊や地元の生徒などを招いて開催しているもの。新型コロナウイルスの影響により3年ぶりに行われ、観客約1500人が来場した。
今回は県内所在の東海大学付属静岡翔洋高等学校吹奏楽部(静岡市)、陸上自衛隊第34普通科連隊らっぱ隊(御殿場市)、航空自衛隊中部航空音楽隊(浜松市)の3団体が出演した。
静岡翔洋高校吹奏楽部は疾走感のある吹奏楽曲「エル・カミーノ・レアル」でオープニングを飾り、男子生徒2人による漫才のような司会進行に客席からは笑い声が上がった。歌謡曲やロックなど幅広い曲目で会場を盛り上げ、最後は地元の大イベント清水みなと祭りの定番「かっぽれFUNK」を法被姿と華やかな演出で披露した。
第34普通科連隊らっぱ隊は、陸上自衛官の一日をらっぱと寸劇で紹介した。
中部航空音楽隊は、青空を駆け抜ける機体をイメージした「ブルーインパルス」の爽やかな音色から始まり、重厚で迫力ある行進曲「威風堂々」、しっとりとしたアレンジの効いたジブリ映画の名曲、子どもや若者に人気のアニメソングなどを演奏し、最後は会場中が手拍子で一体となった。
来場者は、「とても楽しい演奏会だった。遠方から足を運んで良かった」「ジャズ調のアレンジが好きだった」「高校生と自衛官の演奏を一度に聞くことができ、地域住民と自衛隊の交流の場となっているところが素晴らしい」と感想を話していた。
静岡地本は、今後も自衛隊と地域の架け橋となり、幅広い自衛隊の任務や活動への理解を深めてもらえるよう広報活動を行っていく。
2023年1月4日
自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は1月4日(水)、エフエムしみずのラジオ番組「自衛TIMES★静岡」に出演し、昨年の活動や新年の抱負について語った。
年末年始は東京の自宅に帰り、久しぶりの家族だんらんを満喫したという武田本部長。リラックスした様子で収録に臨み、「昨年1月に着任し、新たな経験の連続であっという間でした。(ラジオ局のある)ここ清水で行われた『清水みなと祭り』はとても印象に残っています。陸自の車両展示、護衛艦あまぎりの公開、空自の飛行展示を実施し、集まった皆様の関心の高さ、自衛隊への応援の声に感動しました」と昨年を振り返った。
パーソナリティから新年の抱負を問われると、「県民の皆様にさらに自衛隊を理解していただけるよう、積極的に情報発信を行っていこうと考えています。自衛官の募集及び退職自衛官の就職援護にも引き続き力を入れていく所存です」と決意を新たに新年の意気込みを語った。
静岡地本は、今後も県民の期待や応援の声に応えられるよう、部隊と連携し業務に邁進していく。