静岡地方協力本部

静岡地方協力本部・ちほん

地方協力本部は、陸上・海上・航空自衛隊の共同機関です。 静岡地方協力本部は静岡県全域において、自衛官等の募集、自衛官の再就職援護、予備自衛官等の管理など住民の皆様と防衛省・自衛隊を繋ぐ窓口として活動しています。

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NEW学生が海自の連絡機に体験搭乗 空で働く海上自衛官と懇談

2023年8月19日

学生が海自の連絡機に体験搭乗 空で働く海上自衛官と懇談

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月19日(土)、海上自衛隊厚木航空基地(神奈川県綾瀬市)において行われたLC‐90連絡機の体験搭乗と、パイロットとの懇談会に参加者を引率した。

 これは海上自衛隊やパイロットの仕事への理解を深めてもらおうと行ったもので、小学生から大学生の男女とその保護者合わせて19人が参加した。

 LC‐90連絡機は少人数の輸送や連絡、物資空輸などに使用されている機体。参加者は隊員から搭乗時の注意事項などを聞いた後、3人ずつ分かれて機体に搭乗した。

 南に向かって滑走路を勢いよく飛び立った機体は基地から鎌倉方面へ向かい、旋回して茅ヶ崎を通り基地に戻るルートで体験搭乗を行った。参加者は「天気が良く、江の島がきれいに見えた」「小さい機体だけれどあまり揺れなかった」と風景を楽しんだり、自衛隊の航空機の性能を体感していた。

 体験搭乗後には、実際に参加者を乗せて連絡機を操縦していた男女のパイロット2人との懇談が行われた。

 「自衛隊に入隊し整備員として勤務していましたが、パイロットになりたいという思いが強く、航空学生を受験しました」「大学に行くか、民間のパイロットになるか、自衛隊に入るか迷いました」と、それぞれの経歴や高校生の時に感じていたことなどを伝えた。

 参加者からは「航空学生の時に大変だったことはなんですか」「乗っていて楽しい機体はどれですか」など次々と質問が寄せられ、空で働く海上自衛官の仕事に理解を深めていた。

 静岡地本は、今後も自衛隊の多岐にわたる職種を紹介し、進路選択の参考になるよう懇談会などを企画していく。

学生が海自の連絡機に体験搭乗 空で働く海上自衛官と懇談

県内外の模型ファンが原寸大の自衛隊車両にくぎ付け 清水ホビーショー

2023年8月12日

県内外の模型ファンが原寸大の自衛隊車両にくぎ付け 清水ホビーショー

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月12日(土)と13日(日)の2日間、清水マリンビルと清水マリンターミナル等(静岡市)で開催された第1回清水ホビーショーで広報活動を行った。

 これは模型産業を市全体で盛り上げるため初開催されたイベントで、模型の展示や子ども向けの体験会などが行われた。

 自衛隊はマリンビル前に広報ブースを開設。静岡地本が、自衛隊の部隊や個人が作成した装備品の模型などを展示したほか、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地部隊訓練評価隊評価支援隊(御殿場市)が96式装輪装甲車、陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊(御殿場市)が水トレーラー付き大型トラックと高機動車を展示した。

 夏休み中のイベントということもあり多くの家族連れが会場を訪れ、大型トラックや高機動車の座席で記念撮影を行ったり、子どもたちはハンドルやクラクションを操作して大喜びだった。

 また、展示された水トレーラーは昨年の台風15号による断水被害の際に会場のある静岡市清水区で活躍したもので、大人たちは災害派遣の写真パネルや車両を見ながら「台風15号ではお世話になりました」「自衛隊には期待しているよ」などと隊員に声を掛けていた。

 静岡地本は、今後も部隊と協力してイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。

県内外の模型ファンが原寸大の自衛隊車両にくぎ付け 清水ホビーショー

按針祭で水中処分母船3号が一般公開

2023年8月11日

按針祭で水中処分母船3号が一般公開

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月11日(金)、伊東港耐震岸壁(伊東市)において広報活動を行った。

 これは県内外から観光客が集まる伊東市のイベント「按針祭」の一環で、海上自衛隊の水中処分母船3号の一般公開や陸自車両の展示などを行った。

 水中処分母船は、機雷など海上における危険物の捜索や処分を行う水中処分員の任務を支援するための船。一般公開には792人が訪れ、甲板や船橋を見学した。

 前甲板では航海科の隊員がらっぱ吹奏を披露し、「食事のらっぱが聞きたい」といった見学者のリクエストに応えた。また、「君が代は限られた時しか吹いてはいけないんです」という自衛隊ならではの話に、見学者からは驚きの声が上がっていた。

 後甲板では、水中処分員がダイバーの装備や任務について説明を行った。任務の際に着用するスーツやボンベなどに子どもたちは興味津々な様子で、迷彩服姿の隊員に次々と質問を投げかけていた。

 一方、岸壁では南極の氷に触れる体験や子供用制服の試着体験などを行うとともに、地本が陸自のトラックやバイクを展示した。訪れた見学者は南極の氷に涼を感じながら、遠い地で活動する海上自衛隊の任務や陸上自衛隊の装備品に理解を深めていた。

 静岡地本は、今後も県内各地で広報活動を行い、自衛隊への理解促進を図っていく。

按針祭で水中処分母船3号が一般公開

陸・海・空の装備品を清水港で一挙公開 清水みなと祭り

2023年8月6日

陸・海・空の装備品を清水港で一挙公開 清水みなと祭り

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は8月4日(金)から6日(日)まで、清水港日の出埠頭(静岡市)で広報活動を行った。

 これは静岡市の一大イベント「清水みなと祭り」の一環で、海自の補給艦「ときわ」の公開や陸自装備品の展示、空自航空機の展示飛行などが行われた。

 補給艦「ときわ」の公開には2日間で2444人が訪れ、甲板や艦橋などを見学した。航行しながら艦艇に燃料を送ることのできる大きなホースや、大量の荷物を効率的に運ぶため艦内に備え付けられたフォークリフトなど、補給艦ならではの設備に見学者は興味津々な様子だった。

 また、見学コースに置かれた乗艦記念思い出ノートには、カラフルなペンで描かれた船の絵や「こんなおおきな船にのるのははじめて。たのしかった」「ふねをみせてくれてありがとう」といった子どもたちの心のこもったメッセージが寄せられていた。

 一方、岸壁では静岡地本が自衛隊を紹介する広報ブースを設けたほか、5日に機甲教導連隊(駒門駐屯地)が16式機動戦闘車と87式偵察警戒車、6日に第34普通科連隊(板妻駐屯地)が水トレーラー付き大型トラック、高機動車、偵察用オートバイを展示し、来場者の注目を集めた。

 6日は台風の影響で補給艦「ときわ」の公開や音楽隊の演奏が中止となったものの、空自の展示飛行を見ようと岸壁には多くの市民や航空機ファンが集まった。

 第11飛行教育団(静浜基地)のT‐7、第1航空団(浜松基地)のT‐4・T‐400各練習機、飛行開発実験団(岐阜基地)のF‐2・F‐15戦闘機、C‐2輸送機が頭上を駆け抜けると、観客は空を見上げて貴重な姿を写真に収めていた。

 静岡地本は、今後も幅広い年齢層の人に自衛隊の活動を知ってもらうため、広報活動に努めていく。

陸・海・空の装備品を清水港で一挙公開 清水みなと祭り

「えんしゅう」が艦名由来の地に2年連続入港 3000人が見学に長蛇の列

2023年7月21日

「えんしゅう」が艦名由来の地に2年連続入港 3000人が見学に長蛇の列

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月21日(金)から23日(日)まで、御前崎港東埠頭(御前崎市)において多用途支援艦「えんしゅう」の特別・一般公開を行った。

 同艦は御前崎港が面している遠州灘から名付けられており、昨年9月に続き2年連続の入港。今回は3日間で3240人が見学に訪れた。

 初日は御前崎市と牧之原市主催の入港歓迎行事が行われ、市長などから艦長や乗員へ歓迎の言葉と花束が贈られた。

 22、23日は艦内の一般公開が行われ、地元市民や観光客が珍しい海上自衛隊の船を見ようと、岸壁に長蛇の列をつくった。艦内では特に艦長が指示を出す艦長席や舵を操作する操舵席が人気を集め、多くの子どもたちが席に座って自衛官気分を味わっていた。

 岸壁では静岡地本が広報ブースを設置し陸自のトラックやバイクを展示したほか、航空自衛隊御前崎分屯基地(御前崎市)が軽装甲機動車を展示し注目を集めた。

 「えんしゅう」乗員によるらっぱと手旗信号の体験ブースには多くの家族連れが詰めかけ、自分の名前を手旗で表したり、唇を震わせて音を出すらっぱに苦戦したりと、大人も子供も夢中になっていた。

 また、22日は海上自衛官を目指す専門学校生が1日艦長を務め見学者を出迎えたり、23日は航空自衛隊静浜基地(焼津市)のT‐7初等練習機が展示飛行を行うなど、子どもたちの夏休みの初めを飾る一大イベントとなった。

 静岡地本は、今後も陸・海・空が連携した広報活動を実施し、自衛隊をPRしていく。

「えんしゅう」が艦名由来の地に2年連続入港 3000人が見学に長蛇の列

ベテラン広報官が業務のコツを伝授

2023年7月10日

ベテラン広報官が業務のコツを伝授

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月10日(月)、グランシップ静岡(静岡市)において令和5年度広報官識能向上教育を実施した。

 これは、自衛官募集業務等を行う広報官に必要な知識や技能を身に付けさせ、また地域の採用活動の特性などを把握・継承するために行ったもの。

 教育では、静岡地本で長年広報官として活躍してきた最先任上級曹長の河野隆准陸尉、募集係長の伊藤克哉准空尉、広報係長の中島友治陸曹長が講師を務めた。

 伊藤准尉が募集事務所副所長としての役割、中島曹長がイベントや部隊見学など一般広報における着意事項についてそれぞれの経験をもとに伝え、河野准尉は学生や学校関係者へのアプローチなど広報官としての基本的な知識や技術、県内での採用活動の特性を紹介した。

 また、各募集事務所が各所の特性や施策について発表を行い、グーグルフォームを活用した広報活動など、そのノウハウを共有すべく活発な意見交換が行われた。

 教育に参加した広報官は「4月に着任したばかりなので、じっくりと先輩広報官の話を聞くことができて良かった。年間スケジュールやアプローチのコツを知ることができたので、今後を見通して活動していきたい」と語った。

 静岡地本は、今後も広報官の能力向上に努め、志願者確保に向けて邁進していく。

ベテラン広報官が業務のコツを伝授

自衛隊の防災演習JXRに参加 県と部隊の架け橋として尽力

2023年6月26日

自衛隊の防災演習JXRに参加 県と部隊の架け橋として尽力

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は6月26日(月)から30日(金)まで、静岡県庁(静岡市)等で行われた令和5年度自衛隊統合防災演習(JXR)に参加した。

 今年度は、午前9時に日向灘を震源とするマグニチュード9.1の巨大地震が発生、静岡県西部でも震度7を観測したとの想定で行われた。静岡地本は地震発生の連絡を受けるとすぐに、本部長と連絡員(LO)、総務課の担当隊員合わせて5人が県庁に向かった。

 地本の本部庁舎(静岡市)では、会議室にパソコンやスクリーン、地図などを配置した指揮所を開設。次々と情報が飛び込んでくる中、隊員がパソコンやホワイトボードで現況を整理し、県庁や部隊の隊員に伝えた。また、東部・中部・西部・賀茂地域にある募集事務所の隊員は各地域の拠点となる危機管理局に向かい、道中の被害状況などを本部に報告した。

 県庁では、地本の隊員が自衛隊と県の架け橋として本部や部隊、県職員と連絡を取り合い、静岡県を含む1都10県を担当する東部方面隊(東京都練馬区)、静岡県の災害派遣を担任する第34普通科連隊(御殿場市)の隊員が到着すると、速やかに情報の共有を行った。

 今回連絡員として演習に参加した隊員は「たくさんの情報の中から部隊が何を求めているのか、焦点を当てた情報収集ができた。しかしながら、建物の構造や通信手段など専門的な知識がないと対応できない部分もあり、自衛隊だけでなく多くの人が連携して臨むことの大切さを実感した。今回の経験をほかの隊員にも伝え、今後に生かしていきたい」と語った。

 静岡地本は、今後も国民を守るべく県や自治体と連携し災害に備えていく。

自衛隊の防災演習JXRに参加 県と部隊の架け橋として尽力

自衛隊と米軍が下田の街を盛り上げる 黒船祭開催

2023年5月21日

自衛隊と米軍が下田の街を盛り上げる 黒船祭開催

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月18日(木)から21日(日)まで、下田市で開催された第84回黒船祭に参加した。

 航空自衛隊第11飛行教育団(焼津市)のT‐7初等練習機が記念式典の開幕を飛行展示で飾り、岸壁では土日の2日間、海上自衛隊の掃海艇「えのしま」と陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)の自衛隊車両が一般公開を行って3575人が見学した。

 黒船祭期間中の各公式行事には自衛隊と米軍が多数参加し、海上自衛隊横須賀音楽隊(神奈川県横須賀市)と米軍の音楽隊がイベントやパレードで華やかな演奏を披露し、会場を盛り上げた。

 静岡地本は岸壁と市街地に広報ブースを開設して自衛隊の活動や自衛官の仕事について紹介したほか、陸上・海上自衛隊とともに市内パレードに参加した。陸上自衛隊の小型トラックに乗った武田本部長、第41掃海隊司令、えのしま艇長が笑顔で手を振ると、沿道に詰めかけた市民や観光客から「自衛隊かっこいい」「頑張って」と声が上がった。

 最終日には日米親善綱引き大会が行われ、市職員や市民団体、海上保安庁チームのほか、米軍2チームと掃海艇「えのしま」チームが参戦した。米軍の気迫に満ちた応援や手に汗握る接戦に会場となった道の駅ウッドデッキは熱気に包まれ、掃海艇「えのしま」チームが優勝に輝いた。

 静岡地本は、今後も県内のイベントに参加して自衛隊をPRするとともに、国際親善や地域活性化にも努めていく。

自衛隊と米軍が下田の街を盛り上げる 黒船祭開催

自衛隊航空機の操縦を体験 静浜基地操縦教育ツアー開催

2023年5月27日

自衛隊航空機の操縦を体験 静浜基地操縦教育ツアー開催

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月27日(土)、航空自衛隊静浜基地(焼津市)で行われた操縦教育ツアーに協力した。

 これは、自衛隊に興味のある子どもや学生等にパイロットの仕事や航空自衛隊について知ってもらおうと行われたもので、小学生から予備校生17人と付き添いの家族15人が参加した。

 参加者は2グループに分かれ、同基地でパイロットを目指す隊員が教育に使用しているT‐7初等練習機を前に隊員から説明を聞いたほか、同機の操縦技術向上のために使用されているシミュレータを体験した。

 シミュレータは同機を模した2つの操縦席があり、機体の前方と側面を大型スクリーンが囲っている。実際の教育と同じように前部座席に参加者、後部座席にパイロット教官が座り、スクリーンに映し出された静浜基地の滑走路から、教官の操縦で大空へ飛び立った。

 前方に富士山、右手には駿河湾を臨み、町並みまで見渡せるリアルな映像に参加者は感嘆の声を上げ、空中での大回転や夜間飛行、複数機での編隊飛行などさまざまなシチュエーションを体験した。

 また、教官の指示で手元のボタンや操縦桿を操作する体験もあり、基地への着陸に挑戦した参加者は「うまく着陸できなかった。操縦の難しさを実感した」と感想を話していた。

 ツアーの最後は、翌日行われる基地航空祭の事前訓練を見学した。10機のT‐7が大編隊飛行を披露し、参加者は一糸乱れぬ飛行技術に憧れのまなざしを向けていた。

 静岡地本は、今後も若者に向けさまざまな体験の場を提供し、志望者獲得に向け邁進していく。

自衛隊航空機の操縦を体験 静浜基地操縦教育ツアー開催
 

志願者確保に向け意見交換 都県募集連絡会議

2023年5月18日

志願者確保に向け意見交換 都県募集連絡会議

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月17日(水)にホテルコンコルド浜松、18日(木)に航空自衛隊浜松基地(ともに浜松市)で行われた令和5年度都県募集連絡会議に協力した。

 これは、関東・甲信越と静岡の1都10県を担当する陸上自衛隊東部方面隊が主催し、自衛官募集等の現況について認識共有するとともに、今年度の取り組みについて意見交換を行うもの。自衛隊のほか、自衛官募集に関わる各都県の職員が参加した。

 会議では、各都県の地方協力本部と自治体がそれぞれの取り組みを発表し、さらなる連携強化と志望者確保に向けた改善策が話し合われた。また、川勝平太静岡県知事と東部方面総監・冨樫勇一陸将があいさつし、自衛隊の活動の重要性や人材確保への理解促進を訴えた。

 翌日は、希望者が航空自衛隊浜松基地と浜松広報館エアーパークを見学し、隊員食堂での食事や陸上自衛隊のヘリコプター体験搭乗を行った。

 基地内にある格納庫では、パイロット学生の教育に使用されるT‐4中等練習機とT‐400輸送機・救難機等基本操縦練習機を隊員の説明を聞きながら見学し、参加者は「飛行する時怖くないですか」「前と後ろの座席にある操縦桿は一緒に動くんですか」と興味深く質問していた。

 また、陸上自衛隊のUH‐1Jヘリコプターに体験搭乗し、浜松市上空を飛行しながら自衛隊の装備品の性能や自衛官の技術を体感し、理解を深めていた。

 静岡地本は、今後も部隊や自治体と連携し、志願者確保に向け邁進していく。

志願者確保に向け意見交換 都県募集連絡会議

国内外の模型ファンが自衛隊の装備品にくぎ付け 静岡ホビーショー

2023年5月14日

国内外の模型ファンが自衛隊の装備品にくぎ付け 静岡ホビーショー

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月12日(金)から14日(日)の3日間、ツインメッセ静岡(静岡市)で開催された第61回静岡ホビーショーで広報活動を行った。

 静岡地本が中型トラックの展示と広報ブースの開設を行ったほか、陸上自衛隊富士学校機甲科部(駿東郡小山町)が16式機動戦闘車と大型トラック、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)が軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイを展示した。

 12日は県内の小・中・高校生を対象とした特別招待日で、約6300人の児童や生徒、教員などが会場を訪れ、子どもたちは興味津々な様子で自衛隊の展示に見入っていた。

 事前登録制一般公開日の13、14日は国内外から約3万8千人の模型ファンが詰めかけ、会場には朝早くから長蛇の列ができた。

 会場正面にずらりと並んだ自衛隊の装備品は来場者の視線をくぎ付けにし、特に16式機動戦闘車の砲塔旋回展示の際には来場者が車体を取り囲み、迫力ある動きに驚きの声を上げていた。

 また、子どもたちは車やバイクの座席に座ったり、広報ブースにある自衛隊の天幕(テント)や有線の野外電話機を体験して笑顔を見せ、大人も「プラモデルと実物の違いはどこですか」「自衛隊のプラモデルを作る時、どの色で塗ればいいですか」など、ここでしか聞けない質問を自衛官に投げかけ、年に一度の模型の祭典を楽しんでいた。

 静岡地本は、今後も部隊と協力してイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。

国内外の模型ファンが自衛隊の装備品にくぎ付け 静岡ホビーショー

自衛隊車両がサーキットに モーターファンフェスタ

2023年4月23日

自衛隊車両がサーキットに モーターファンフェスタ

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月23日(日)、富士スピードウェイ(駿東郡小山町)で行われたモーターファンフェスタ2023で広報活動を行った。

 これは全国から車好きが集まるイベントで、ドリフトエキシビジョンマッチ、各社の新車試乗会、メーカーやショップによる展示販売などが行われた。

 メイン会場に隣接する駐車場に自衛隊ブースが設けられ、板妻駐屯地(御殿場市)の軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイ、滝ヶ原駐屯地(同市)の96式装輪装甲車、軽装甲機動車、小型トラック、駒門駐屯地(同市)の16式機動戦闘車、偵察警戒車、小型トラック、静岡地本の中型トラックが一堂に会した。

 会場は多くの車好きや家族連れで賑わい、写真を撮ったり隊員から自衛隊車両ならではのポイントを聞きながら車両に見入っていた。

 また、静岡地本は迷彩服の試着体験や隊員が身に付けるリュックなどの装備品、自衛隊の活動を紹介するパネル展示などを行い、人気を集めた。

 イベント後半には、サーキットコースに国内外の名車・旧車が並ぶスーパーグリッドウォークが開催され、自衛隊からも軽装甲機動車、高機動車、小型トラック、偵察用オートバイが参加した。富士学校音楽隊が華やかな演奏でオープニングを飾り、来場者は自衛隊車両がサーキットを走る貴重な姿や、コース上に展示されている様子を熱心に写真に収めていた。

 静岡地本は、今後もさまざまなイベントに参加し、多くの人に自衛隊を知ってもらえるよう広報活動に努めていく。

自衛隊車両がサーキットに モーターファンフェスタ

新フライトシミュレータも登場 りっくんランドで陸自を体感

2023年4月22日

新フライトシミュレータも登場 りっくんランドで陸自を体感

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月22日(土)、陸上自衛隊広報センターりっくんランド(埼玉県朝霞市)に見学者を引率した。

 これは、東部方面総監部が陸上自衛隊への興味や関心を深めてもらおうと開催したもので、静岡地本の12人を含め、2日間で127人が参加した。

 まずイベントホールで自衛隊の全般説明を聞いた後、VR体験を行った。VRゴーグルを装着した参加者は、戦車や水陸両用車などの疑似乗車、飛んでいる航空機からパラシュートで飛び降りる疑似空挺降下を体験し、360度見まわしたり感嘆の声を上げていた。

 その後広報センターを見学し、展示されている74式戦車、16式機動戦車、AH‐1S対戦車ヘリコプターなどと写真撮影をしたり、映像を見て楽しんだ。装備体験コーナーでは、隊員が使う背のう(リュック)を背負い、その重さに驚いていた。

 また、今回の目玉である新フライトシミュレータは、4月に公開されたばかりの最新体験型の展示物で、AH‐64D戦闘ヘリコプターの操縦などを疑似体験できる。実際に体験した参加者は「操縦がとても難しかった」と、パイロットの技術の高さを実感していた。

 見学終了後、参加者からは「陸上自衛隊のことを知ることができてよかった」「陸上自衛隊の魅力を感じた」といった感想が聞かれた。

 静岡地本は、今後もこのようなイベントを活用して、参加者に自衛隊への関心や興味を深めてもらえるように努めていく。

新フライトシミュレータも登場 りっくんランドで陸自を体感

気合の入った掛け声で一致団結 令和5年度だるま目入れ式

2023年4月24日

気合の入った掛け声で一致団結 令和5年度だるま目入れ式

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月24日(月)、本部庁舎前(静岡市)において令和5年度のだるま目入れ式を行った。

 これは、本部長・副本部長・最先任上級曹長・各課長・各募集事務所長が新年度の決意表明を行い、だるまの左目に墨で目を描き入れるもの。

 決意表明では「学校との連携を保ち、募集目標の達成を目指します」「入隊志望者一人一人に親身に寄り添い、サポートします」「志望者や協力者との良い縁をつくっていきたいです」といった各所長の気合いの入った宣言に所員が一丸となって声を上げ、式は大きな盛り上がりを見せた。

 最後に武田本部長が目を描き入れ、「自分たちの業務を頑張ることが大切。この明るさや盛り上がりの勢いを、静岡地本として一年間突き通してほしい」と話し、「やるぞー!」と拳を突き上げると、隊員全員が「おー!」と威勢のいい掛け声で応えた。

 静岡地本は、今年度も目標達成に向け一丸となって業務に邁進していく。

気合の入った掛け声で一致団結 令和5年度だるま目入れ式

学生等が自衛隊の車や装備品を体感

2023年4月8日

学生等が自衛隊の車や装備品を体感

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月8日(土)、陸上自衛隊練馬駐屯地(東京都練馬区)で行われた記念行事事前公開に参加者を引率した。

 これは、翌日の第1師団創立61周年・練馬駐屯地創設72周年記念行事に先駆け、隊員の家族や自衛隊に興味のある学生などを対象に行われたもの。静岡県からは中学生から大学生とその保護者など19人が参加した。

 事前公開では、今春自衛隊に入隊した自衛官候補生の入隊式のほか、第1師団隷下部隊の紹介、車両や装備品の展示、ロープワークや格闘などの体験が行われた。

 入隊式では、着隊して間もない自衛官候補生たちが制服姿でグラウンドに整列し、観覧席の保護者を前に凛々しく宣誓を行った。

 音楽隊の華々しい演奏から始まった部隊紹介では、各部隊が順に車両やバイクなどでグラウンドに登場し、敵に見立てた隊員との格闘展示や模擬戦闘、ヘリコプターからの降下などを繰り広げた。参加者は目の前で展開される迫力ある展示にくぎ付けになり、隊員たちに大きな拍手を送っていた。

 駐屯地の各所では部隊紹介で登場した車両や装備品、災害派遣でも使用される野外入浴セット、渡河ボートなどが展示され、参加者は間近で見学しながら隊員から説明を聞いていた。

 また、隊員に教わりながらロープワークや格闘を体験したり、任務で使用される有線通信機器や人命救助器材などに触れるコーナーも設けられた。特に人気だったのは、スラロームや積み上げられた土のうを乗り越える高機動車の試乗体験。ヘルメットをかぶった参加者たちは車両後部に乗り込み、悪路にも対応できる自衛隊車両の乗り心地を体感していた。

 静岡地本は、今後もこういった機会を活用し、自衛隊への理解を深めてもらえるよう広報活動に努めていく。

学生等が自衛隊の車や装備品を体感
 

虹の郷で家族連れに自衛隊をPR

2023年4月2日

虹の郷で家族連れに自衛隊をPR

 自衛隊静岡地方協力本部募集課(課長・橋本政和2等陸佐)は4月2日(日)、修善寺虹の郷(伊豆市)で開催された「はたらくくるま大集合」で広報活動を行った。

 同施設の駐車場に自衛隊の中型トラックと偵察用オートバイ、警察のパトカーと白バイ、消防の消防車と救急車が大集合し、多くの家族連れが訪れた。

 自衛隊コーナーでは迷彩服や制服を試着して車やオートバイと写真を撮ることができ、「これが着たい!」と迷彩服を選んで満足げにオートバイにまたがる子どもや、恥ずかしがりながらも敬礼姿で写真に収まる子どもの姿が見られた。

 また、トラックの運転席や後部座席に座る体験も人気で、普段見ることのできない自衛隊の車両に親子一緒に目を輝かせていた。

 静岡地本は、今後も地域のイベントに参加し、自衛隊に親しみを持ってもらえるよう広報活動を行っていく。

虹の郷で家族連れに自衛隊をPR

海上自衛官を目指す学生たちが護衛艦「きりしま」の体験航海に参加

2023年3月27日

海上自衛官を目指す学生たちが護衛艦「きりしま」の体験航海に参加

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月27日(月)、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)からジャパンマリンユナイテッド磯子工場(同横浜市)の間で行われた護衛艦「きりしま」の体験航海に参加者を引率した。

 体験航海には海上自衛隊に興味を持つ静岡県内の学生等6人のほか、きりしま乗員の家族など約250人が参加した。

 体験航海中は同艦乗員の吉村3等海尉による案内のもと、54口径127ミリ速射砲や艦対艦ミサイルといった装備品、艦長が指示を出す艦橋、エンジンを監視する操縦室などを見学し、参加者は護衛艦での仕事を肌で感じている様子だった。

 また、「普段どのような生活を送っていますか」「外国での任務の際は、移動を含めてどのくらい日本を離れているんですか」といった質問を乗員に投げかけ、海上自衛隊の仕事や艦内での生活に理解を深めていた。

 入港時には隊員の入港作業を間近で見学でき、参加者は「一人ひとりがいろいろな仕事をやるんだ」と乗員の仕事に感心していた。

 体験航海終了後、参加者からは「海上自衛隊に興味があったが、参加してみて改めて海上自衛官になりたいと思った」「自衛隊の試験を受けてみたい」といった感想が聞かれた。

 静岡地本は、今後も自衛隊の魅力や仕事等をより理解してもらえるよう広報活動に努めていく。

海上自衛官を目指す学生たちが護衛艦「きりしま」の体験航海に参加

令和4年朝雲優秀掲載賞を受賞 全地本で1位

2023年4月5日

令和4年朝雲優秀掲載賞を受賞 全地本で1位

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は、このほど「令和4年朝雲優秀掲載賞」を受賞した。

 朝雲賞は、朝雲新聞社が毎年全国の部隊・機関等から寄せられた記事・写真などを記事賞・写真賞・個人投稿賞・掲載賞の4部門で表彰するもの。

 静岡地本は紙面掲載数が全地本で1位となり、優秀掲載賞を受賞した。この賞を受賞するのは2年連続。

令和4年朝雲優秀掲載賞を受賞 全地本で1位

自衛隊に入隊する若者を盛大に見送り

2023年3月27日

自衛隊に入隊する若者を盛大に見送り

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月27日(月)から4月1日(土)まで、本部庁舎(静岡市)をはじめ県内各地で入隊者の見送り行事を行った。

 これは、陸・海・空自衛隊に入隊するため各駐屯地や基地に出発する若者を、家族や地方協力本部の隊員などが見送るもの。

 会場には緊張した面持ちの入隊者と、しばしの別れを惜しむ家族や友人、学校の恩師などが集まった。

 本部庁舎前で行われた見送り行事では、整列した入隊者たちに武田本部長が「同期と支え合って自らの適応能力を信じて頑張ってほしい」と激励の言葉を送った。

 出発の準備が整った入隊者たちは次々とバスに乗り込み、我が子の姿を写真に収めようとカメラを向ける保護者や手を振る友人などに、窓を開けて笑顔を見せていた。

 入隊者を乗せたバスがゆっくりと発車すると、見送りの人たちは「頑張って」「いってらっしゃい」と声を上げながら手を振り、中には入隊者の名前が入った大きな横断幕を広げて力いっぱい送り出す恩師や友人の姿もあった。

 入隊者たちは、北は北海道、南は鹿児島にある各教育隊に入隊し、一人前の自衛官を目指して訓練に臨む。

 静岡地本は、今後も入隊者のサポートを行い、家族や地域との懸け橋として努めていく。

自衛隊に入隊する若者を盛大に見送り

「親しみやすい自衛官」を動画でPR

2023年2月27日

「親しみやすい自衛官」を動画でPR

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月27日(月)、伊東地域事務所(伊東市)において広報官のPR動画を撮影した。

 これは、県内各地域で自衛官募集や広報業務などを行う広報官の顔や人となりを動画で紹介し、自衛官に親しみを感じてもらおうと行っているもの。静岡県内には10カ所の募集事務所があり、それぞれ3人から6人の自衛官が広報官として業務を行っている。2月末現在で8カ所の動画が公開されており、今回は新しく伊東地域事務所の撮影を行った。

 伊東駅から事務所までの道のりを所長と静岡地本のマスコットキャラクター「しずぽん」が案内する動画を撮影していると、その様子を見ていた家族連れが「事務所の中も見られるんですか」と興味を示し、広報官が案内する場面も。家族連れは事務所にある制服を試着したり、広報官から自衛隊の活動について話を聞き、理解を深めていた。

 広報官の動画撮影では、撮影班の隊員がアングルや背景、ポーズなどをアドバイスしつつ、一人ひとりが柔らかな笑顔とユーモアや熱意を込めたコメントで撮影に臨んだ。

 静岡地本は、今後も地域との繋がりを重視し、親しみやすい自衛隊をPRしていく。

「親しみやすい自衛官」を動画でPR

富士の麓で陸自ヘリ体験搭乗

2023年2月26日

富士の麓で陸自ヘリ体験搭乗

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月26日(日)、アメリカ海兵隊キャンプ富士内にある富士場外離着陸場(御殿場市)において、UH‐1Jヘリコプターの体験搭乗を行った。

 これは、自衛隊に興味を持つ学生等に陸上自衛隊に対する理解を深めてもらおうと行ったもので、県内各地から42人が参加した。

 当日は真っ白に雪化粧した富士山の麓にある飛行場に、東部方面ヘリコプター隊(立川駐屯地)の多用途ヘリコプター「UH‐1J」2機が飛来した。参加者は駐機している機体の前で搭乗員から注意事項などを聞き、座席に座ったり機体の前で写真を撮ったりして貴重な思い出を作っていた。

 その後、5人前後のグループに分かれて順に体験搭乗を行った。エンジンのかかったヘリコプターは勢いよくローターが回り、それによって起こる激しい風に立ち向かうように参加者はかがみながら座席に乗り込んだ。

 全員が安全ベルトを装着すると、機体はすぐに浮かび上がり、2機そろってゆっくりと南へ飛行を開始した。

 体験搭乗では約15分間、御殿場市上空を飛行し、参加者は雪に覆われた山々、駿河湾や伊豆半島まで臨む雄大な景色とパイロットの操縦技術を満喫していた。

 終了後、参加者は「ヘリコプターに乗るのは初めて。富士山や海を上から見るのは新鮮で楽しかった」「スイッチがたくさんある操縦席がかっこよかった」と感想を話していた。

 静岡地本は、今後も部隊と連携して体験搭乗などを実施し、自衛隊への理解を深めてもらえるよう努めていく。

富士の麓で陸自ヘリ体験搭乗

掃海艇「はつしま」が熱海に入港 市民と初島で清掃活動も

2023年2月18日

掃海艇「はつしま」が熱海に入港 市民と初島で清掃活動も

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月17日(金)と18日(土)、熱海港(熱海市)において海上自衛隊掃海艇「はつしま」の公開を行った。

 入港した17日は岸壁で入港歓迎行事が行われ、齊藤熱海市長が「掃海艇『はつしま』は熱海市の初島から名を取ったもので、就役に伴い同島の初木神社にて安全祈願を行いました。熱海市との関係はとても深いものであり、日本の海を守るべく活躍されていることを誇らしく感じております」と挨拶した。

 18日は、はつしまの乗員と静岡地本の隊員が、初木神社で市民や島民の子どもたちとともに清掃活動を行った。雑巾やほうき、ごみ袋を手に社殿の水拭きやごみ拾いにいそしみ、隊員がいっぱいになったごみ袋を持ち上げると、その力強さに「すごい!」と子どもたちから歓声が上がった。

 一方、熱海港では「はつしま」の一般公開を行い、天候不良で19日の公開が中止となったものの、652人の市民や観光客が訪れた。

 来場者は、艇長が指揮を執る艦橋、乗員の生活スペースである食堂や浴室、甲板に並んだ掃海任務のための装備品などをゆっくりと見学した。「海に出ている時はどのくらい揺れますか」「この中で何日も生活するのは大変ですね」といった質問や声も寄せられ、制服や迷彩服姿の乗員が掃海艇の仕事や装備品について丁寧に説明した。

 静岡地本は、今後も県内各地で広報活動を行い、県民と自衛隊の交流を図っていく。

掃海艇「はつしま」が熱海に入港 市民と初島で清掃活動も

静岡・山梨・長野の3地本が相互研修で交流

2023年2月21日

静岡・山梨・長野の3地本が相互研修で交流

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月20日(月)と21日(火)、静岡地本本部庁舎、静岡募集案内所(静岡市)、富士地域援護センター(御殿場市)において、山梨・長野両地方協力本部との相互研修を行った。

 これは、総務・募集・援護業務の担当者がそれぞれ研修や意見交換を行い、今後の業務に役立てようと実施したもの。山梨から16人、長野から6人が参加した。

 初日は総務・募集業務担当者が本部庁舎、援護業務担当者が富士地域援護センターにおいて、静岡地本の概要や業務について説明を受け、相互に意見交換を行った。

 自衛官が民間企業に再就職するための支援を行う援護業務では、静岡県の求職支援施設を活用して部外講師による就職相談やセミナーを開催していること、任期満了で再就職する35歳以上の隊員への求人が豊富なことなどに強い関心が集まり、支援体制充実のため県を越えた連携強化が図られた。

 2日目は、静岡市葵区と駿河区を担当する静岡募集案内所を訪れ、自衛官募集業務や広報活動などについて研修を行った。

 静岡地本では募集業務のオンライン・デジタル化を進めており、「若者ははがきや電話よりもネットの方が気軽。QRコードを付けたパンフレットを地域のコンビニに置いてもらっている」と静岡所の広報官が現場での活動を伝えた。

 研修参加者は「実際に現場を見て意見交換することができ、わかりやすかった」「広報官の工夫を知ることができて良かった。自分たちの地域でも参考にしたい」と話し、今後の業務への意欲を見せた。

 静岡地本は、今後も他地本との連携を図り、業務改善に努めていく。

静岡・山梨・長野の3地本が相互研修で交流

令和4年度入隊予定者説明会を実施

2023年2月11日

令和4年度入隊予定者説明会を実施

 募集課(課長・橋本政和2等陸佐)は2月11日(土)、静岡県立大学短期大学部(静岡市)において、令和4年度入隊予定者説明会を行った。

 これは、今春自衛隊に入隊予定の者やその保護者に入隊後の流れや職種などを紹介するとともに、隊員や入隊予定者同士の懇談の場を設けることで不安の払拭を図るもの。東部・中部・西部の3会場で開催し、中部会場である同短期大学部には午前・午後合わせて103人の入隊予定者や保護者が訪れた。

 まず全般説明として着隊時の持ち物や準備、注意事項などを伝えた後、陸上自衛隊新隊員の着隊から教育隊卒業までを追った映像を見ながら、教育期間中の訓練やイベントを紹介した。

 その後、男性の陸・海・空と女性の4グループに分かれ、それぞれの入隊先、教育内容、職種などについて説明し、隊員への質問や懇談の時間を設けた。

 中部会場には陸上・航空の女性隊員2人がリクルータとして駆け付け、自らの仕事や自衛隊での生活などについて体験談を交えながら紹介した。

 入隊を目前に控え、参加者からは「持って行くのはバッグとスーツケースどちらがいいですか」「服装で気を付けることはありますか」と具体的な質問が寄せられ、隊員は「長袖長ズボンがあるといい」「洗濯機の数に限りがあるので、タオルは小さい方が便利」など、リアルな声を伝えた。

 また、保護者からも「入隊したら保険などはどうなりますか」といった質問があり、自衛隊ならではの制度や手当、病院での診察などを隊員が丁寧に説明した。

 募集課は、今後も自衛官志望者や入隊予定者のサポートに努め、安心や信頼感の醸成を図っていく。

令和4年度入隊予定者説明会を実施

笑いと拍手に包まれて 3年ぶり静岡音楽祭開催

2023年2月4日

笑いと拍手に包まれて 3年ぶり静岡音楽祭開催

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は2月4日(土)、グランシップ(静岡市)で開催された第42回静岡音楽祭に協力した。

 これは静岡県防衛協会が主催し、自衛隊の音楽隊や地元の生徒などを招いて開催しているもの。新型コロナウイルスの影響により3年ぶりに行われ、観客約1500人が来場した。

 今回は県内所在の東海大学付属静岡翔洋高等学校吹奏楽部(静岡市)、陸上自衛隊第34普通科連隊らっぱ隊(御殿場市)、航空自衛隊中部航空音楽隊(浜松市)の3団体が出演した。

 静岡翔洋高校吹奏楽部は疾走感のある吹奏楽曲「エル・カミーノ・レアル」でオープニングを飾り、男子生徒2人による漫才のような司会進行に客席からは笑い声が上がった。歌謡曲やロックなど幅広い曲目で会場を盛り上げ、最後は地元の大イベント清水みなと祭りの定番「かっぽれFUNK」を法被姿と華やかな演出で披露した。

 第34普通科連隊らっぱ隊は、陸上自衛官の一日をらっぱと寸劇で紹介した。

 中部航空音楽隊は、青空を駆け抜ける機体をイメージした「ブルーインパルス」の爽やかな音色から始まり、重厚で迫力ある行進曲「威風堂々」、しっとりとしたアレンジの効いたジブリ映画の名曲、子どもや若者に人気のアニメソングなどを演奏し、最後は会場中が手拍子で一体となった。

 来場者は、「とても楽しい演奏会だった。遠方から足を運んで良かった」「ジャズ調のアレンジが好きだった」「高校生と自衛官の演奏を一度に聞くことができ、地域住民と自衛隊の交流の場となっているところが素晴らしい」と感想を話していた。

 静岡地本は、今後も自衛隊と地域の架け橋となり、幅広い自衛隊の任務や活動への理解を深めてもらえるよう広報活動を行っていく。

笑いと拍手に包まれて 3年ぶり静岡音楽祭開催 笑いと拍手に包まれて 3年ぶり静岡音楽祭開催

本部長がラジオ出演 決意新たに新年の抱負

2023年1月4日

本部長がラジオ出演 決意新たに新年の抱負

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は1月4日(水)、エフエムしみずのラジオ番組「自衛TIMES★静岡」に出演し、昨年の活動や新年の抱負について語った。

 年末年始は東京の自宅に帰り、久しぶりの家族だんらんを満喫したという武田本部長。リラックスした様子で収録に臨み、「昨年1月に着任し、新たな経験の連続であっという間でした。(ラジオ局のある)ここ清水で行われた『清水みなと祭り』はとても印象に残っています。陸自の車両展示、護衛艦あまぎりの公開、空自の飛行展示を実施し、集まった皆様の関心の高さ、自衛隊への応援の声に感動しました」と昨年を振り返った。

 パーソナリティから新年の抱負を問われると、「県民の皆様にさらに自衛隊を理解していただけるよう、積極的に情報発信を行っていこうと考えています。自衛官の募集及び退職自衛官の就職援護にも引き続き力を入れていく所存です」と決意を新たに新年の意気込みを語った。

 静岡地本は、今後も県民の期待や応援の声に応えられるよう、部隊と連携し業務に邁進していく。

本部長がラジオ出演 決意新たに新年の抱負

総務課

県及び市町に対する防衛白書説明始まる

2022年10月5日

県及び市町に対する防衛白書説明始まる

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は10月5日(水)から、南関東防衛局と連携して静岡県下35市町及び県庁等を訪れ、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)同席のもと、首長等に対する今年度の防衛白書説明を開始した。

 これは毎年行っているもので、各自治体との協力関係の構築や防衛政策全般に対する理解促進が目的。

 今年度は湖西市から始まり、2022年度版防衛白書を活用して、「わが国を取り巻く安全保障環境」「わが国の安全保障・防衛政策」「わが国防衛の三つの柱」「防衛力を構成する中心的な要素など」の4つの項目について、わかりやすく説明していく。

 また、防衛力の持続性・強靭性の観点からも人的基盤の強化をこれまで以上に推進していくため、自衛官募集への協力を依頼している。

 さらに、静岡県の防衛・警備・災害派遣を担任する第34普通科連隊の中隊長が、今年9月に発生した台風第15号による大雨に係る災害派遣活動について伝えた。

 静岡地本は、各種事態において自衛隊が迅速かつ確実に活動を行うため、今後も県及び市町と連携を図るとともに、募集施策の推進を一層強化していく。

県及び市町に対する防衛白書説明始まる

それぞれの場所で新たな門出

2022年10月3日

それぞれの場所で新たな門出

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は10月3日(月)、海上自衛隊横須賀教育隊(横須賀市)で行われた自衛官候補生課程入隊式に参列した。

 当日は穏やかな晴天に恵まれ、新隊員83人は希望を胸に、緊張した面持ちで入隊式に臨んだ。

 来賓や家族が見守る中、横須賀地方総監・乾悦久海将に対する栄誉礼、海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏による国歌斉唱の後、新隊員が一斉に宣誓文を力強く読み上げ、海上自衛官として責務と自覚を誓った。

 乾総監は「一人の力は小さなものであっても、同期と力をあわせることで一人では超えられないような厳しい訓練も必ず乗り越えられる。このことを心に留め、互いの個性を認め仲間を尊重し、同期との絆を育んでもらいたい」と訓示した。

 式の最後には、海上自衛隊隊歌「海をゆく」を新隊員が斉唱し、海上自衛官として新たな門出を迎えた。

 同時期に、陸・空自衛隊の教育隊においても入隊式が行われ、静岡県からは8人がそれぞれの場所で新たな第一歩を踏み出した。

 静岡地本は、彼らが自衛官として成長する姿を温かく見守るとともに、地元にいる家族との架け橋として活動していく。

それぞれの場所で新たな門出

援護課

定年や任期満了を控えた隊員が企業とマッチング

2023年7月26日

定年や任期満了を控えた隊員が企業とマッチング

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月26日(水)、グランシップ(静岡市)で開催された令和5年度静岡県自衛隊合同企業説明会に協力した。

 これは一般社団法人自衛隊援護協会東京支部が主催したもので、定年や任期満了後に静岡県内で再就職を希望する陸・海・空の隊員35人と、県内での雇用を考えている94の企業・機関が参加した。

 会場には各企業等が自社のポスターやモニターを設置したブースを開設し、隊員がそれぞれ興味のあるブースを訪れて面談を行った。

 企業等の担当者は隊員の履歴書を見ながら現在の職種や自衛隊で取得した免許などについて和やかに言葉を交わし、パンフレットやパソコンを使って自社の仕事内容や福利厚生、1日のスケジュールなどを紹介した。

 中には自衛隊OBの社員が参加している企業もあり、自衛隊との違いや企業で働く魅力を伝えると、隊員たちは熱心にメモを取っていた。

 説明会に参加した隊員は「ブライダルやホテル業界に興味がある。実際に話を聞いてみて、一つの企業の中にも思っていた以上に幅広い仕事があることを知った。結婚していて勤務地の希望もあるので、多くの企業からじっくり話を聞いて決めていきたい」と感想を話していた。

 静岡地本は、隊員が充実した人生設計を実現できるよう今後もサポートに努めていく。

定年や任期満了を控えた隊員が企業とマッチング

援護課・鶴事務官発案のロゴが東部方面隊のグッズに

2022年4月30日

援護課・鶴事務官発案のロゴが東部方面隊のグッズに

 自衛隊静岡地方協力本部援護課(課長・瀧聞哲郎防衛事務官)の鶴恵理子防衛事務官が発案したロゴが、このほど東部方面隊の援護業務用グッズに採用された。

 ロゴは、向かって右に東部方面隊のエンブレムと英語名、左に東部方面総監部援護業務課キャラクター「えんごにゃん」を配置したもの。昨年、方面隊隷下の各地本を対象に推薦ロゴの募集が行われ、静岡地本の案として応募した鶴事務官のものが採用された。

 グッズはペン、扇子、マグカップの3種類で、退職自衛官や予備自衛官などを雇用している企業や遺族会などに配られる。

 今回の採用を受け、鶴事務官は「まさか採用されると思っていなかったのでびっくり。グッズを家族に見せたら、かわいいと好評でした」と喜びを語った。

援護課・鶴事務官発案のロゴが東部方面隊のグッズに

防衛大臣感謝状を地本長が伝達

2022年12月13日

防衛大臣感謝状を地本長が伝達

 自衛隊静岡地方協力本(本部長・武田恭一1等空佐)は12月13日(火)、大日精化工業株式会社東海製造事業所(磐田市)において、同事業所への防衛大臣感謝状の伝達を実施した。

 防衛大臣感謝状は、自衛官募集、就職援護、予備自衛官等雇用に功労があった個人または団体に対し、我が国の防衛と自衛隊の任務に対する深い理解と支援・協力に謝意を表すため贈呈しているもの。

 同事業所は、退職自衛官の資質を高く評価し令和4年3月までに18人を採用した。また、平成17年から静岡県自衛隊援護懇話会に入会、令和3年度から事業所長が同会会長に就任し就職援護協力組織の発展に貢献するなど退職自衛官の雇用促進に寄与し、就職援護基盤充実に貢献した。

 当日は武田本部長が井上繁事業所長に防衛大臣感謝状を手渡し、退職自衛官の就職援護協力に対する防衛大臣の感謝の意を伝えた。

 井上事業所長は「大臣感謝状の受賞、非常に光栄に感じております。引き続き、退職自衛官の採用を続けてまいりますので、よろしくお願いします」と話し、武田本部長はさらなる退職自衛官採用への協力を依頼した。

 静岡地本は、本部長要望事項である「至誠」の精神で業務に望むべく、隊員一丸となって退職予定隊員に寄り添った就職援助に邁進していく。

防衛大臣感謝状を地本長が伝達

企業説明会で予備自衛官等制度を広報

2022年7月27日

企業説明会で予備自衛官等制度を広報

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月27日(水)、グランシップ(静岡市)で開催された「令和4年度静岡県任期制隊員合同企業説明会」において、予備自衛官等制度紹介ブースを開設し、同制度の広報を実施した。

 これは、説明会に参加した企業72社に予備自衛官等制度を知ってもらい協力を得るとともに、参加隊員の志願獲得を目的としたもの。ブースでの各種説明のほか、即応予備自衛官の訓練風景の写真展示や災害派遣における活躍などの映像を放映した。

 ブースを訪れた各企業の担当者は、予備自衛官と即応予備自衛官の違いや訓練日程などの説明に興味深く耳を傾けていた。

 また、退職を控えた任期制隊員からは「再就職が一番大切だが、任期満了後も予備自衛官となって訓練に参加したい」という声があり、志願意欲が感じられた。

 静岡地本は、予備自衛官・即応予備自衛官採用に向け、あらゆる場で制度の広報と協力獲得に努めていく。

企業説明会で予備自衛官等制度を広報

令和4年度静岡県任期制隊員合同企業説明会を開催

2022年7月27日

令和4年度静岡県任期制隊員合同企業説明会を開催

 富士地域援護センター(センター長・木川康彦3等陸佐)は7月27日(水)、グランシップ(静岡市)において行われた「令和4年度任期制隊員合同企業説明会」を支援した。

 これは、自衛隊の任期満了退職後、県内の一般企業等に再就職を希望する隊員を対象に行われたもので、一般社団法人自衛隊援護協会東京支部が主催し、静岡県自衛隊援護懇話会の協賛を得て実施した。

 今年度は会場をこれまでの県東部から中部の静岡市内に移し、県内企業72社、県内就職希望隊員36人が参加した。

 参加した隊員は、思いを寄せた企業のブースを訪問して担当者から説明を聞き、細かな業務内容や、求人票では知り得なかった情報に真剣に耳を傾けていた。

 また、この面談を面接試験の場と捉えて臨んでいる隊員も多く、強い意欲や熱意を持った姿に、企業の担当者からは「元気の良さや礼節ある態度が印象的で、退職自衛官を採用してみたいと感じた」「また来年も説明会に参加したい」といった声が寄せられた。

 富士地域援護センターは、退職隊員が希望する企業に再就職できるよう就職援護業務に邁進し、強固な援護基盤の確立に努めていく。

令和4年度静岡県任期制隊員合同企業説明会を開催

任期制退職予定隊員ビジネスマナー教育

2022年6月28日

任期制退職予定隊員ビジネスマナー教育

 富士地域援護センター(センター長・木川康彦3等陸佐)は、6月28日(火)、駒門駐屯地(御殿場市)において、令和5年度までの任期満了退職予定隊員11人に対し、部外講師によるビジネスマナー教育を実施した。

 本教育は、任期満了後民間企業等に就職する隊員にマナーの本質を理解させるとともに、社会人として働く上で身に着けておくべきビジネスマナーの基礎を習得させることを目的として実施したもの。

 当日は講師から、身だしなみ、挨拶、言葉遣い、企業訪問のマナー、接客・電話対応などを、実技を交えながら学んだ。

 隣の席の隊員と挨拶や名刺交換の練習を行い、自衛隊での動作とは違う動きに戸惑いながらも参加者は熱心に取り組んでいた。

 教育修了後、隊員は「面接での質問に対する考え方、相手に対する言葉遣いの難しさなど、とても勉強になりました。今後は上司と話す際などにも少し意識してみたいです」と感想を話していた。

 センターは、今後も退職予定隊員がスムーズに次のステップに進めるよう、さまざまな支援を行っていく。

任期制退職予定隊員ビジネスマナー教育

令和4年度予備自衛官招集訓練(1日間)を実施

2022年4月17日

令和4年度予備自衛官招集訓練(1日間)を実施

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は、4月17日(日)、本部庁舎(静岡市)において、「第1回予備自衛官招集訓練(1日間)」を実施した。

 これは、自衛官として退職後1年未満で予備自衛官として採用された者が対象の訓練で、新型コロナウイルス感染拡大防止策を万全にして行なった。

 今回は3人の予備自衛官が参加し、執行者である静岡地本援護課長・瀧聞哲郎防衛事務官から辞令書の伝達を受けた後、精神教育などに熱心に耳を傾け、訓練課目を履修した。

 終了後、参加者は「予備自衛官としての任務を理解することができた」「5日間招集訓練の訓練内容等が理解でき、来年度以降も出頭して頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。

 静岡地本ではこれまで本部庁舎のみで1日間招集訓練を実施していたが、大半の予備自衛官採用者が富士地区に居住していることから、富士地区各駐屯地においても1日間訓練を計画し、出頭しやすい環境構築により出頭率向上を図っていく。

令和4年度予備自衛官招集訓練(1日間)を実施

令和3年度方面隊優秀隊員表彰の伝達

2022年3月12日

令和3年度方面隊優秀隊員表彰の伝達

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月12日(土)、令和3年度東部方面隊優秀隊員表彰式に都合により参加できなかった望月光三予備陸曹長に対して、表彰伝達を行った。

 望月予備曹長は、予備自衛官として39年間完全出頭を達成し、他の予備自衛官の模範となる等、防衛態勢の充実強化に貢献した。

 伝達に際して静岡地本長が、毎年欠かさず訓練に出頭した慰労と、家族の協力への感謝を伝えた。

 望月予備曹長は、褒賞状贈呈に対する謝意とともに「毎年訓練に参加するのは当然のこと。その功績を認められて大変名誉なことで、身の引き締まる思いです」と話した。

 静岡地本では、今年度6回の予備自衛官5日間訓練が新型コロナウイルスの影響で中止となっており、訓練に参加できなかった予備自衛官も多くいることから、引き続き訓練招集部隊と連携を密にして訓練出頭者数を向上させ、防衛態勢の充実強化に努めていく。

令和3年度方面隊優秀隊員表彰の伝達

定年退職予定者教育を実施

2022年2月17日

定年退職予定者教育を実施

 自衛隊静岡地方協力本部富士地域援護センター(センター長・木川康彦3等陸佐)は、2月16日(水)と17日(木)の2日間、駒門駐屯地(御殿場市)において定年1年前の退職予定隊員15人に対し、教育を実施した。

 これは、退官後の生活設計や再就職に必要な準備などに関する内容で、退官後の不安を払拭し、安心して再就職に臨んでもらうためのもの。

 進路設計相談員による退官後の生活設計の立て方のほか、履歴書の書き方、職業適性検査、業種説明、OBによる就業体験談の講義、援護課予備自衛官室長による予備自衛官制度の説明を行った。

 業種説明では、運送・製造を主とする6社の採用担当者がブース形式で参加し、隊員はそれぞれ興味のあるブースで会社の説明や、それぞれの業種を取り巻く雇用情勢、自衛官OBの活躍などの話を真剣に聞いていた。

 教育に参加した隊員は「退職後の生涯設計や自身の職業適性を知ることができ、就職活動に向けた準備を進めていく良い機会になった」と再就職に向けての心構えができた様子だった。

 富士地域援護センターは、本部長要望事項である「至誠」の精神をもって、隊員一人ひとりに寄り添った再就職の援助を実施していく。

定年退職予定者教育を実施

定年退職予定隊員に向けてインターンシップを実施

2022年2月4日

定年退職予定隊員に向けてインターンシップを実施

 自衛隊静岡地方協力本部富士地域援護センター(センター長・木川康彦3等陸佐)は、12月7日(火)から9日(木)と14日(火)から16日(木)及び2月2日(水)から4日(金)、再就職支援の一環として、定年退職予定自衛官のインターンシップを実施した。

 これは、受入企業で業務を体験することで、選択肢の拡大や早期離職防止を図るとともに、自衛官の有用性を企業にPRするもの。今回は静岡県内でサービス、製造・加工、運輸を業種とする4社の協力のもと、10人が参加した。

 参加した隊員は、受入企業先で担当者から各種業務の説明を受けた後、製造工場でのラインのチェック、製品の梱包・検品要領、ゴルフ場での接客及び草刈りといった作業を体験した。

 また、受入企業に再就職している自衛官OBと懇談し、経験談を聞いて自衛隊と民間企業との違いを肌で感じつつ、今後の就職活動に向けた見識を広めた。

 企業の担当者からは「とても礼儀正しく、一生懸命作業に取り組み、業務内容についても熱心な質問があり、好感を持った。今後も協力していきたい」との声があった。

 富士地域援護センターは、今後も企業との連携を密にし、インターンシップ受入企業の業種を増やしていけるように取り組んでいく。

定年退職予定隊員に向けてインターンシップを実施

募集課

静岡模型教材協同組合に感謝状を贈呈

2022年12月13日

静岡模型教材協同組合に感謝状を贈呈

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は12月13日(火)、株式会社タミヤ本社(静岡市)において、静岡模型教材協同組合への感謝状贈呈を行った。

 これは、静岡地本に対し功労のあった団体や個人に本部長から謝意を表すもの。

 同協会は、例年静岡市で開催している国際的な模型の祭典「静岡ホビーショー」で会場正面に自衛隊の装備品展示や広報ブースを設けるとともに、今年度地本が初めて開催したプラモデル教室に協力する等、多岐にわたる広報活動に貢献している。

 当日は同組合の加盟団体である株式会社タミヤの会長、株式会社青島文化教材社の会長と社長、株式会社ハセガワの社長と取締役の5人が出席し、武田本部長が感謝状を手渡した。

 その後の懇談では、商業面や防衛面から見た国際情勢や自衛隊の装備品について意見を交わし、武田本部長がさらなる連携強化と広報活動への協力を依頼した。

 静岡地本は、今後も地域との繋がりを強化し、自衛隊の活動への理解を深めてもらえるよう広報活動に邁進していく。

静岡模型教材協同組合に感謝状を贈呈

陸上自衛官を志す若者が部隊を見学

2022年12月10日

陸上自衛官を志す若者が部隊を見学

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は12月10日(土)、陸上自衛隊富士駐屯地(駿東郡小山町)で行われた部隊見学に参加者を引率した。-

 この研修は同駐屯地が主催したもので、入隊予定者に陸上自衛隊の特性や勤務環境などについて理解を深めてもらおうと行われ、静岡県から27人、山梨県から29人が参加した。

 陸上自衛隊の概要や職種について説明を聞いた後、野戦特科の19式装輪自走155ミリりゅう弾砲、情報科の無人偵察機スキャンイーグル、警務科の警務用オートバイ、普通科の軽装甲機動車などを見学し、参加者は各装備品の説明を興味深く聞いていた。

 午後は、戦車や車両の整備業務、会計業務を担当している部隊を訪れ、隊員が勤務している様子や、16式機動戦闘車、74式戦車、87式偵察警戒車といった装備品を間近で見学した。

 また、駐屯地や地方協力本部で働く隊員と参加者の懇談会も行われ、参加者からは「入隊前にやっておいた方がいいことはありますか」「勤務時間外は何をしていますか」「入隊の時はどんな感じでしたか」とさまざまな質問が飛び交った。多種多様な部隊の隊員が自らの経験を伝えると、参加者は今不安に思っていることが解消されたようで安心した表情を浮かべていた。

 懇談後には隊員浴場や居室などの生活施設を見学し、参加者は特にベッドやロッカーが並んだ居室の様子を興味深く確認していた。

 見学終了後、参加者からは「予想より濃密な見学ができて、とてもよかった」「隊員の方々にいろいろな質問ができて不安が和らいだ」などの感想が聞かれた。

 静岡地本は、今後もこのような部隊見学を活用して、入隊予定者や受験希望者が安心して入隊できるよう努めていく。

陸上自衛官を志す若者が部隊を見学
                 

子どもたちに大人気 タミヤフェアに自衛隊車両登場

2022年11月20日

子どもたちに大人気 タミヤフェアに自衛隊車両登場

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は11月19日(土)と20日(日)、ツインメッセ静岡(静岡市)で行われた「タミヤフェア2022」で教育支援施設隊(滝ヶ原駐屯地)、第34普通科連隊(板妻駐屯地)とともに広報活動を実施した。

 教育支援施設隊が96式装輪装甲車、第34普通科連隊が軽装甲機動車を展示し、静岡地本は迷彩服試着体験、子ども向けの紙飛行機づくり体験、自衛隊の活動紹介パネル展示、自衛官採用制度説明などを行った。

 会場には多くの模型ファンなどが詰めかけ、自衛隊ブースでは迷彩服を試着して車両と記念撮影をする親子や、夢中で紙飛行機を折る子どもの姿が見られた。

 また、大きなタイヤが付いている自衛隊車両に興味津々な様子で「これはどんな車ですか」と質問する子どもたちに隊員が優しく説明し、親交を深めていた。

 静岡地本は、今後も地域のイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。

子どもたちに大人気 タミヤフェアに自衛隊車両登場

「自衛隊ありがとう」 J1静岡ダービーで自衛隊に感謝の拍手

2022年10月22日

「自衛隊ありがとう」 J1静岡ダービーで自衛隊に感謝の拍手

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は10月22日(土)、IAIスタジアム日本平(静岡市)で行われた清水エスパルス対ジュビロ磐田公式戦において、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)、航空自衛隊第11飛行教育団(焼津市)とともに広報活動を行った。

 静岡地本は駐車場に広報ブースを設置。静岡市出身で現在は東部方面会計隊(東京都練馬区)に勤務している望月遥花1等陸士も応援に駆け付けた。

 自衛官の制服や20キロの背のう(リュック)を体験できるコーナー、スタジアムのある静岡市清水区で発生した、台風15号による大雨断水に係る災害派遣活動の写真パネルを展示した。

 実際に災害派遣活動に従事した第34普通科連隊第1中隊は、3トン半トラックと1トン水タンクトレーラ、高機動車、偵察用オートバイを展示し、立ち寄ったサポーターに車両や活動について説明した。

 多くの人が興味深くパネルや車両に見入り、隊員に「災害派遣お疲れ様でした」「本当にありがとうございました」と心からの感謝を伝えていた。

 試合開始前には第11飛行教育団のT‐7初等練習機4機が展示飛行を行い、青空を駆け抜けるシルエットに多くのサポーターがカメラを向けていた。

 また、「台風15号で被災された皆さま、復旧に携わるすべての皆さまへ感謝と勇気のClapを」という趣旨のもと、観客全員が立ち上がり、ピッチ脇に整列した隊員たちに盛大な拍手を送った。

 ハーフタイムにはエスパルスや企業等のマスコットキャラクターがピッチの周りを歩くイベントも行われ、静岡地本の「しずぽん」も参加。陸海空自衛官とともに、自衛隊や自衛官募集をアピールした。

 静岡地本は、今後も地域との関係を深め、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。

「自衛隊ありがとう」 J1静岡ダービーで自衛隊に感謝の拍手

精強さを維持するために 体力検定実施

2022年10月20日

精強さを維持するために 体力検定実施

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は10月20日(木)、駒門駐屯地(御殿場市)において隊員の体力検定を実施した。

 体力検定とは、自衛官に必要な体力を測定・評価することで訓練管理の資とすることを目的に毎年行われているもの。今回は地本の本部や事務所から陸上・海上自衛官12人が参加し、準備運動の後、午前は腕立て伏せ、上体起こし、3000メートル走を行った。

 それぞれが目標の回数やタイムを目指して挑戦し、特に3000メートル走では日頃の走り込みの成果を発揮しようと、皆一生懸命な表情でゴールを目指していた。

 午後は迷彩服に着替え、鉄帽、弾帯、弾のう、水筒、防護マスク、サスペンダーを身に付けた姿で、小銃を持って検定に臨んだ。

 50メートルを走る「短距離疾走」、0.9メートルの幅を両足で飛ぶ「超壕」、21.5キロのタンクの積み下ろしと運搬を行う「重量物の卸下、運搬及び積載」の3種目を行った。

 腰回りの荷物や重い装備品をものともしない動きで次々と合格し、普段はデスクワークの多い地本勤務でも日々の鍛錬に努めている各隊員の実力が遺憾なく発揮された。

 静岡地本は、今後も隊員の精強さを保持するべく、それぞれの能力向上に努めていく。

精強さを維持するために 体力検定実施

自衛隊家族会が浜松基地訪問 隊員を激励

2022年9月28日

自衛隊家族会が浜松基地訪問 隊員を激励

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は9月28日(水)、航空自衛隊浜松基地(浜松市)で行われた部隊見学に、自衛隊家族会の参加者を引率した。

 同会は自衛隊員の家族で構成される公益社団法人で、自衛隊やその家族に対する協力・支援のため活動している。今回は東京、茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡からなる南関東地域協議会の14人が現場で活躍する隊員の姿や働く環境などを見学し、自衛隊への理解を深めるとともに、1都6県の出身隊員に感謝と激励を伝えるために浜松基地を訪れた。

 基地の概要説明を聞いた後、航空救難団が保有するUH‐60J救難ヘリコプター、第1航空団が保有するT―4、T―400各練習機を見学した。

 見学時には、時間が不足するほど次々と質問が飛び交い、部隊の隊員と積極的に交流が行われた。また、家族会会員の子供と同期という隊員もおり、一緒に記念撮影を行うなど楽しいひとときを過ごしていた。

 その後、基地で勤務する1都6県の出身隊員を迎えて激励会が開催され、各都県の家族会会長から、感謝と激励を込めた記念品の贈呈が行われた。

 最後は、基地に隣接する浜松広報館エアーパークを訪れ、歴代の戦闘機や航空機、ミサイルなどの装備品の見学や、映像シアターなどを楽しんだ。

 見学終了後、参加者は「今回の研修を通じて若い隊員と接することができたことは、私たち家族会員にとって大きな喜び。改めて心強さを感じた」と感想を話していた。

 静岡地本は、今後も部隊見学を積極的に実施して自衛隊という仕事をより深く知ってもらい、協力団体との連携強化に努めていく。

自衛隊家族会が浜松基地訪問 隊員を激励

遠い南極に思いをはせて 清水港で砕氷艦「しらせ」公開

2022年9月16日

遠い南極に思いをはせて 清水港で砕氷艦「しらせ」公開

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は9月16日(金)から18日(日)まで、清水港日の出埠頭(静岡市)で砕氷艦「しらせ」の特別・一般公開を行った。

 同艦が清水港に入港するのは4年ぶり。小学生から大学・専門学校生等を対象とした特別公開や予約不要の一般公開を行い、3日間で9246人が見学した。

 特別公開では、横須賀を出港したしらせが南極へ向かう様子や昭和基地周辺での活動を紹介する映像を見た後、多くのスイッチやモニターが並ぶ操縦室や周囲を広く見渡せる艦橋、出航中に隊員同士で髪を切り合う理髪室などを見学した。

 参加者は乗員の話に聞き入り、「工学部の学生ですが、こういった機械を扱う仕事で知識を活かせますか」など、貴重な体験ができる仕事に興味を示していた。

 一般公開では、艦後部にある飛行甲板やヘリ格納庫で、しらせが過去に持ち帰った南極の石や氷に触れたり、子どもの背よりも大きなペンギンの等身大模型と記念撮影ができるコーナーが人気を集めた。

 また、岸壁に隣接する清水マリンターミナルでは「清水海洋展」が開催され、静岡地本が海上自衛隊の活動紹介パネルを展示したほか、しらせに乗って南極へ行った南極地域観測隊員のトークイベントなどが行われた。訪れた来場者は遠く離れた南極で働く人々や活動に思いをはせていた。

 静岡地本は、今後も多くの人に自衛隊の幅広い活動を知ってもらえるよう広報活動を行っていく。

遠い南極に思いをはせて 清水港で砕氷艦「しらせ」公開

遠州灘が由来 多用途支援艦「えんしゅう」が御前崎へ

2022年9月2日

遠州灘が由来 多用途支援艦「えんしゅう」が御前崎へ

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は9月2日(金)と3日(土)、御前崎港(御前崎市)において海上自衛隊の多用途支援艦「えんしゅう」の一般公開と自衛隊車両の展示を行った。

 これは同港の開港50周年記念行事の一環として行われたもので、艦の公開のほか、岸壁では航空自衛隊御前崎分屯基地が軽装甲機動車、静岡地本が中型・小型両トラックと偵察用オートバイを展示した。

 「えんしゅう」は御前崎に面する遠州灘が名前の由来。同港に入港するのは3年ぶりで、一般公開には2日間で1791人が訪れた。

 多くの家族連れが艦橋や甲板を見学し、乗員から説明を聞いて海上自衛隊の装備や活動について理解を深めた。また、子どもたちは大きな双眼鏡をのぞいたり、艦の舵をとる舵輪に触ったりして、楽しみながら親しんでいた。

 一般公開に参加した来場者は「以前清水港で自衛隊の船を見てから、子どもがはまっている。今日もとても喜んでいたので来られて良かった」「海上自衛隊の船というと戦うものというイメージだったが、いろいろな役割の船があることを知った」と感想を話していた。

 静岡地本は、今後も陸・海・空の部隊と協力し、県民に自衛隊の活動を知ってもらえるよう広報活動を行っていく。

遠州灘が由来 多用途支援艦「えんしゅう」が御前崎へ

3年ぶり清水みなと祭り開催 陸・海・空自衛隊が展示

2022年8月7日

3年ぶり清水みなと祭り開催 陸・海・空自衛隊が展示

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は、8月6日(土)と7日(日)、清水港日の出埠頭(静岡市)において第73回清水みなと祭りでの広報活動を行った。

 清水みなと祭りが開催されるのは3年ぶり。静岡地本が岸壁に広報ブースを開設したほか、海上自衛隊の護衛艦「あまぎり」が入港して一般公開と予約制の特別公開を行った。

 あまぎりの公開には2日間で4115人が訪れ、甲板に設置されたミサイルや速射砲などを見学したり、乗員から話を聞いて海上自衛隊の活動への理解を深めていた。

 また、6日は陸上自衛隊機甲教導連隊(駒門駐屯地)が16式機動戦闘車と87式偵察警戒車の展示を、7日は航空自衛隊第11飛行教育団(静浜基地)のT‐7初等練習機、第1航空団(浜松基地)のT‐4中等練習機とT‐400基本操縦練習機、第1輸送航空隊(小牧基地)のC‐130H輸送機、飛行開発実験団(岐阜基地)のF‐15、F‐2戦闘機が飛行展示を行った。

 岸壁に集まった多くの家族連れが車両の前で記念撮影をしたり、高速で青空を駆け抜ける航空機に歓声を上げて夏の思い出づくりを楽しんでいた。

 静岡地本は、今後も部隊と協力して地域のイベントに参加し、自衛隊の活動への理解促進を図っていく。

3年ぶり清水みなと祭り開催 陸・海・空自衛隊が展示

子どもも楽しめる展示 買い物帰りに自衛隊とふれあい

2022年7月2日

子どもも楽しめる展示 買い物帰りに自衛隊とふれあい

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は7月2日(土)と3日(日)、アピタ静岡店(静岡市)で広報活動を行った。

  陸上自衛隊第34普通科連隊(板妻駐屯地)の協力を得て、店内イベントスペースに災害派遣などの際に使用している天幕(テント)と簡易ベッド、屋外スペースに小型トラックと軽装甲機動車を展示したほか、本物の南極の氷に触れるコーナーやブルーインパルスのパイロット気分を味わえるVR体験、子供向けの迷彩服試着やぬりえ、紙飛行機作成コーナーなどを設けた。

 会場には家族連れが多く訪れ、商業施設に突然現れた自衛隊の姿に驚きつつも「市内のイベントで自衛隊の展示を見たことがあります」「清水に入港した船を見に行きました」と親しみを感じている様子だった。

 子どもたちは体験できる展示に興味津々な様子で、パチパチと音のする南極の氷に触れたり、簡易ベッドの寝心地を確かめたりして楽しみながら自衛隊とふれあっていた。

 午後は静岡地本の「しずぽん」、板妻駐屯地の「イタヅマン」のほか、警察、消防、海上保安庁のマスコットキャラクターが一堂に会して店内を歩き、多くの子どもたちに囲まれて撮影会を行った。

 展示を見学した家族は「買い物に来たら自衛隊がいてびっくり。子供も楽しめて良かった」「災害派遣について知ることができた」と満足げな様子だった。

 静岡地本は、今後も地域の方に親しみを感じてもらえるよう、さまざまな場所で広報活動を行っていく。

子どもも楽しめる展示 買い物帰りに自衛隊とふれあい

陸海空広報官がT‐7体験搭乗

2022年5月26日

陸海空広報官がT‐7体験搭乗

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月24日(火)と26日(木)、航空自衛隊静浜基地(焼津市)において広報官のT‐7初等練習機体験搭乗を行った。

 これは、陸海空の区分を越えて自衛官という職業をPRする広報官の知識向上のため、同基地の協力を得て実施したもので、両日合わせて9人が体験した。

 広報官は用意されたパイロットスーツに身を包み、それぞれが搭乗する機体のパイロットから体調のチェックや搭乗時の注意事項の説明を受けた後、救命具を装着し、格納庫前のエプロン地区に駐機しているT‐7の後部座席に緊張した面持ちで乗り込んだ。

 パイロットが前部の操縦席に乗り込み準備が整うと、機体はゆっくりと滑走路へ向かい次々と空へ飛び立った。

 約20分間の飛行中、広報官はパイロットから飛行経路や眼下に見える景色について話を聞き、その操縦技術や搭乗者の体にかかるGを体感した。

 体験搭乗に参加した広報官は「何十キロもある装備をつけて、パイロット学生が日頃どんな訓練を行っているのか体感できた。今後、パイロットを目指す若者に今回の体験から得た知識や感じたことを伝え、志願者獲得に繋げていきたい」と話し、今後の募集活動への意欲を見せた。

 静岡地本は、今後も広報官への教育を実施し、知識や資質の向上に努めていく。

陸海空広報官がT‐7体験搭乗

妻から見た自衛官の姿 夫婦でラジオ出演

2022年5月26日

妻から見た自衛官の姿 夫婦でラジオ出演

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月26日(木)、エフエムしみず(静岡市)でラジオ番組「自衛TIMES★静岡」の収録を行い、募集課の中島友治陸曹長と妻・加洋子さんが出演した。

 同番組には毎回自衛隊で勤務する隊員が出演し、仕事内容やイベント情報の発信を行っているが、今回は中島曹長の「自衛官の夫を持つ妻のリアルな声を届けたい」という提案で、夫婦での出演が実現した。

 10年の交際期間を経て、今年結婚20年目という中島夫妻。23歳の時、一般企業から自衛官に転職した中島曹長に、加洋子さんは最初驚いたという。

 「ご主人が自衛官になって変わったところはありますか」というパーソナリティの質問に、加洋子さんが「以前はお世辞にもきれいとは言えない部屋でしたが、自衛官になってから細かいところが目に付くらしく、きれい好きになりました」と答えると、中島曹長が「教育でしっかり教えられるので」と笑った。

 自衛官の妻になって感じたことを聞かれると、「平成18年に主人がイラク復興支援に参加し、半年以上一緒に暮らせない時期もありましたが、サポートの方が家に来てビデオ通話を繋げてくださり、安心できました。また、災害などがなく平和であれば週末は普通に休め、長期休暇も長く取れるので、安定した国家公務員で良かったと思います」と話した。

 中島曹長も「自衛官になってから全国いろいろなところに行き、多くを学びました。今の自分で満足できず、少しでも自分を変えたいと思う方は、一度説明を聞いてみてください」と、同じような志を持つ若者にエールを送った。

 静岡地本は、今後もさまざまなメディアを通じて自衛官という仕事の魅力を発信していく。

妻から見た自衛官の姿 夫婦でラジオ出演

下田の一大イベント「黒船祭」で陸・海・空自衛隊が展示

2022年5月22日

下田の一大イベント「黒船祭」で陸・海・空自衛隊が展示

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月21日(土)と22日(日)、下田市内で行われた「第83回黒船祭」において広報活動を行った。

 黒船祭が行われるのは3年ぶりで、市内は多くの市民や観光客で賑わった。自衛隊は、記念式典に合わせて航空自衛隊第11飛行教育団(焼津市)がT‐7初等練習機の飛行展示を行い、海上自衛隊横須賀音楽隊(神奈川県横須賀市)がパレードやコンサートで演奏を披露した。

 また、岸壁で海上自衛隊の掃海艇「ちちじま」(神奈川県横須賀市)が学生等を対象とした特別公開を行い、商店街では陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)が車両展示を行った。

 静岡地本は、市内各所の会場で自衛隊の活動や装備品を紹介するパネルを展示し、来場者に自衛官が直接説明を行ったほか、全国各地のゆるキャラが集まるステージイベントでは、静岡地本マスコットキャラクター「しずぽん」が手足を軽快に動かしてポーズを決め、ムーンウォークを披露するなどして会場を沸かせた。

 さらに、市内パレードに武田本部長と「しずぽん」が自衛隊の小型トラックに乗って登場し、沿道の市民や観光客から「しずぽんかわいい」「自衛隊ありがとう」「頑張って」と大きな声援を受けた。

 静岡地本は、今後も部隊と協力して各地のイベントに参加し、自衛隊の魅力を発信していく。

下田の一大イベント「黒船祭」で陸・海・空自衛隊が展示
下田の一大イベント「黒船祭」で陸・海・空自衛隊が展示

掃海艇「ちちじま」下田黒船祭で特別公開

2022年5月22日

掃海艇「ちちじま」下田黒船祭で特別公開

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月21日(土)と22日(日)、下田市外ヶ岡岸壁において海上自衛隊の掃海艇「ちちじま」(神奈川県横須賀市)特別公開を行った。

 これは第83回黒船祭に併せて行ったもので、事前に申し込んだ131人が、5人ずつのグループに分かれて艦橋や装備などを見学した。

 当日は色とりどりの信号旗を掲揚する満艦飾も行われ、岸壁に集まった見学者たちは鮮やかに彩られた掃海艇を夢中で写真に収めていた。

 見学では、艇長が指揮をする艦橋や機雷除去任務に使用する装備品などの説明を受けたほか、乗員によるらっぱ吹奏や手旗信号の展示も行われた。乗員が見学者の名前を聞いてその場で手旗信号で表すと、その俊敏な動きに拍手が沸き起こった。

 また、船の航行に関する仕事や、海に潜って作業を行う水中処分員の仕事などをそれぞれの担当者が紹介し、見学者からは「子供が将来海上自衛官になりたいので、どんな仕事があるか知ることができて良かった」という声も聞かれた。

 静岡地本は、今後も自衛隊の任務や自衛官の仕事を多くの人に知ってもらえるよう、広報活動に努めていく。

掃海艇「ちちじま」下田黒船祭で特別公開

3年ぶりの一般公開 静岡ホビーショーでPR

2022年5月15日

3年ぶりの一般公開 静岡ホビーショーでPR

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は5月14日(土)と15日(日)、ツインメッセ静岡(静岡市)で行われた「第60回静岡ホビーショー」において広報活動を行った。

 静岡地本と海上自衛隊横須賀地方総監部広報推進室(神奈川県横須賀市)が広報ブースを設置したほか、陸上自衛隊富士学校機甲科部(駿東郡小山町)が16式機動戦闘車と大型トラック、陸上自衛隊第34普通科連隊(御殿場市)が軽装甲機動車、高機動車、小型トラックを、それぞれ会場入り口の屋外スペースで展示した。

 3年ぶりの一般公開ということもあり、会場には朝早くから多くの模型ファンがつめかけた。

 屋外スペースでは車両展示のほか、機動戦闘車の砲塔を動かす展示や海上自衛隊のぬりえコーナー、静岡地本マスコットキャラクター「しずぽん」などとのふれあい、模型メーカーの動画撮影などが行われ、写真や動画を撮る来場者で賑わった。

 屋内の広報ブースでは、砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の氷に触れたり、電話線を繋いで使用する70式野外電話機を体験できるコーナーや、自衛隊の活動や自衛官の制度について学べるパネル展示などが人気を集めた。

 来場者からは「3年ぶりに自衛隊の展示を見られて嬉しい」「持っている模型の元になった車両が来ていて感動した」との声が聞かれ、久しぶりの模型の祭典を楽しんでいた。

 静岡地本は、今後も地域のイベントに参加して自衛隊の活動を知ってもらえるよう広報活動に努めていく。

3年ぶりの一般公開 静岡ホビーショーでPR

エスパルス公式戦でサポーターに自衛隊をPR

2022年5月9日

エスパルス公式戦でサポーターに自衛隊をPR

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は、4月29日(金)と5月7日(土)、IAIスタジアム日本平(静岡市)で行われた清水エスパルス公式戦において、広報活動を実施した。

 これは株式会社エスパルスから依頼があったもので、警察や消防の車両とともに中型・小型トラックと偵察用オートバイを展示したほか、自衛隊の活動や自衛官の仕事を紹介する広報ブースを開設した。

 大型連休中ということもあり、会場はエスパルスやビジターチームのサポーターで賑わった。自衛隊ブースにも多くの家族連れが立ち寄り、珍しい車両に乗って写真を撮ったり、20キロの背のう(リュック)を背負う体験などを楽しんだ。

 また、「自衛隊の仕事を教えてください」「今日のことを日記の宿題に書きたい」という小学生もおり、陸・海・空の自衛官がそれぞれの任務や自衛隊について優しく説明した。

 静岡地本は、今後も地元との結びつきを大切にし、多くの人に自衛隊への理解を深めてもらえるよう広報活動を行っていく。

エスパルス公式戦でサポーターに自衛隊をPR
 

モーターファンフェスタに陸自車両が大集合

2022年4月24日

モーターファンフェスタに陸自車両が大集合

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月24日(日)、富士スピードウェイ(駿東郡小山町)で行われた「モーターファンフェスタ2022」に、御殿場市に所在する各駐屯地の部隊とともに参加した。

 途中から強く雨が降りだしたものの、多くの企業や自動車ファンが会場に集まり、ドリフトレースをはじめとした催しを楽しんでいた。

 自衛隊は企業ブース近くの駐車場にスペースを設け、機甲教導連隊(駒門駐屯地)が16式機動戦闘車と87式偵察警戒車、普通科教導連隊(滝ヶ原駐屯地)が96式装輪装甲車、第34普通科連隊(板妻駐屯地)が軽装甲機動車、高機動車、小型トラック、偵察用オートバイを展示した。

 静岡地本は広報ブースと採用制度説明コーナーを設置し、自衛隊広報動画を大型テレビで流すとともに、ブルーインパルスのパイロット気分を味わうことのできるVR体験、自衛官の精強さを体感できる背のう(リュック)背負い体験を行い、自衛隊を身近に感じてもらった。

 また、希望者には自衛官採用制度の説明を行い、子どもたちにはオリジナル缶バッジをプレゼントして交流を深めた。

 自衛隊ブースを訪れた来場者たちは珍しい車両に興味津々な様子で、自衛官に質問を投げかけたり車両に触ったりして、大人も子どもも貴重な時間を楽しんでいた。

 静岡地本は、今後も部隊と協力して自衛隊への理解を深めてもらえるような広報活動を行っていく。

モーターファンフェスタに陸自車両が大集合

それぞれが決意表明 令和4年度だるまの目入れ行事

2022年4月21日

それぞれが決意表明 令和4年度だるまの目入れ行事

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月21日(木)、本部庁舎前(静岡市)において、だるまの目入れ行事を行った。

 これは毎年、年度初めに行っており、本部長、副本部長、各課長、各募集事務所長が新年度の決意表明をするとともに、だるまの左目に墨で目を書き入れるもの。

 今年は県内に10カ所ある募集事務所の所長が、「希望者一人ひとりに向き合い、入隊までの不安を少しでも解決できるように業務を遂行していきます」「それぞれが良いところをのばし、苦手なところは協力し合って、相互支援により目標を達成します」「また春に実を結べるように、真心をもって目標達成に邁進します」と声高らかに決意を語った。

 最後に武田本部長が「任務の完遂、止まることなく前へ。そして各人の能力を向上させ、自分のレベルを上げること。この『前へ上へ』を心掛けて新年度を過ごしてほしい」と目標を話し、だるまの左目を入れた。

 静岡地本は、今後も地本隊員一丸となって目標達成のため任務に邁進していく。

それぞれが決意表明 令和4年度だるまの目入れ行事

F‐4戦闘機の操縦桿を「触れる展示」として活用

2022年4月12日

F‐4戦闘機の操縦桿を「触れる展示」として活用

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は4月12日(火)、航空自衛隊浜松基地(浜松市)の補給隊において、広報展示用のF‐4戦闘機の操縦桿を受け取った。

 同戦闘機は、1971年から半世紀にわたり航空自衛隊で運用された機体で、昨年運用が終了したことから、実際に使われていた部品を広報活動に活用することとなった。

 操縦桿は長さ約25センチのくの字形。静岡地本が受け取ったものは後席で使用されていたもので、機体の姿勢制御や武装発射時などに使用する5つのスイッチがついている。補給隊の隊員から部品や取り扱いの注意事項について説明を聞き、静岡地本募集課の隊員が丁寧に受け取った。

 操縦桿は今後、県内の募集案内所やイベントで「触れる展示」として活用する。4月13日からは静岡募集案内所(静岡市)で見ることができる。

 静岡地本は、今後も部隊と連携して各種広報活動の充実を図っていく。

F‐4戦闘機の操縦桿を「触れる展示」として活用

入隊予定者の門出を家族と地本隊員が見送り

2022年3月25日

入隊予定者の門出を家族と地本隊員が見送り

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月25日(金)、本部庁舎(静岡市)において入隊予定者の見送り行事を行った。

 この日は陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地(御殿場市)の教育隊に入隊する15人が新たな門出を迎え、本部庁舎前に家族や友人とともに集まった。

 整列した入隊予定者に、本部長の武田1佐は「『誰かのために』となると、自分の力以上のことができるようになる。自分の伸び幅が広がる。そういった心構えを忘れず、前向きに頑張ってほしい」と、激励の言葉を送った。

 同行した保護者は、真剣な顔つきで本部長の言葉に聞き入る我が子の姿を写真に収め、旅立ちの前のひと時を惜しんでいた。

 その後、入隊予定者たちはバスに乗り込み、窓から家族や友人、入隊をサポートしてくれた広報官に手を振り、盛大な拍手に送られて駐屯地へと旅立っていった。

 静岡地本は、今後も入隊・入校者のサポートを行い、地元との懸け橋として活動していく。

入隊予定者の門出を家族と地本隊員が見送り

入隊予定者がラジオできっかけや目標語る

2022年3月17日

入隊予定者がラジオできっかけや目標語る

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月17日(木)、エフエムしみず(静岡市)において、入隊予定者2人のラジオ収録に協力した。

 番組は毎週水曜日に放送されている「自衛TIMES★静岡」。今回は静岡市清水区出身の澤入裕登さんと坂口綾海さんが出演した。

 澤入さんは今春大学を卒業し、一般幹部候補生として入隊予定。東日本大震災のニュースを見たことがきっかけで志願し、「部下や同期から信頼され、有事の際には一人でも多くの人を助けられるような自衛官になりたいです」と今後の目標を語った。

 また、防衛省で行われた研修に参加して実感がわいたといい、入隊へ向け毎朝のジョギングで体力錬成に励んでいると話した。

 次に収録に臨んだ坂口さんは大学を卒業後、一般曹候補生として入隊を予定している。大学主催の企業説明会で「今まで文化系の部活動しかやってこなかった自分にも、活躍できる場があると知った」ことがきっかけだったという。

 「担当の広報官の方はどんな相談にも親身に乗ってくださり、何度も助けていただきました」と身近な自衛官との繋がりについても語り、「初めての県外での生活にわくわくしています」と意気込んだ。

 静岡地本は、今後もあらゆるメディアを通じて自衛官や入隊予定者の生の声を伝えていく。

入隊予定者がラジオできっかけや目標語る

熱海市の子どもたちが災害派遣で活躍した自衛隊を見学

2022年3月12日

熱海市の子どもたちが災害派遣で活躍した自衛隊を見学

 自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)は3月12日(土)、陸上自衛隊板妻駐屯地(御殿場市)で行われた、熱海市子ども会の見学に協力した。

 これは、熱海市の子どもたちが、同市の土砂災害発生時に災害派遣活動を行った第34普通科連隊の隊員へ感謝の手紙を渡すとともに、自衛隊への理解を深めるために行われたもの。当日は子ども5人と大人6人が参加した。

 参加者を乗せたバスが駐屯地に到着すると、まず屋外で同連隊副隊長・石田航2等陸佐に向け、小学生2人が災害派遣活動への感謝の手紙を読み上げた。

 「自衛隊の方々のテントや高機動車があるのを見て、頑張ってくれていることがとっても嬉しく、安心に繋がりました」「私もお母さんのように災害支援ナースを目指し、自衛隊の皆さんと一緒に誰かのために頑張りたいと思います」と感謝の気持ちや将来への希望を伝えると、石田2佐は笑顔で手紙を受け取った。

 その後、参加者は史料館を見学し、歴史や自衛隊の任務について学ぶとともに、熱海での災害派遣活動を紹介したコーナーに見入っていた。

 また、徒歩で駐屯地内を回り、隊員が訓練で使用する障害走コースや、規律正しく並んだ多種多様な車両を見学した。

 午後は、グラウンドに災害派遣活動でも使用された宿泊用のテントや装備品が展示され、高機動車の体験試乗も行われた。実際に災害派遣に従事した隊員が胴長姿で登場し、「胸の辺りまで泥がありました」と当時の状況を語ると、子供たちは「僕だったらほとんど埋まっちゃう。そんな場所でも動ける自衛隊ってすごい」と驚いていた。

 その後、同連隊の任務を紹介する訓練展示も行われ、参加者は「行動する速さがすごい」「車に乗れたのが楽しかった」「今回参加できなかった子どもたちにも知ってほしい内容だった」と感想を話し、隊員に感謝を伝えていた。

 静岡地本は、今後も多くの県民に自衛隊の活動への理解を深めてもらうため、部隊と協力して広報活動を実施していく。

熱海市の子どもたちが災害派遣で活躍した自衛隊を見学

静岡県は第二の故郷 新本部長がラジオ出演

2022年3月2日

静岡県は第二の故郷 新本部長がラジオ出演

 自衛隊静岡地方協力本部長・武田恭一1等空佐は3月2日(水)、エフエムしみず(静岡市)のラジオ番組「自衛TIMES★静岡」に出演した。

 武田1佐は1月20日付で本部長に着任し、同ラジオ出演は今回が初めて。パーソナリティに静岡の印象を聞かれると、「豊かな自然に囲まれ、おいしいものがたくさんあり、大好きです。約20年前に浜松基地で勤務していた時に結婚し、帰省のたびに東京と浜松を往復していて、静岡県は第二の故郷になっています」と話した。

 さらに、コロナ禍での単身赴任という環境から2年ほど前からプラモデル作りを楽しんでおり、「静岡は『模型の世界首都』。さまざまなイベントもあるということなので楽しみにしています」と笑顔を見せた。

 また、アメリカでの勤務やフランス統合軍への留学といった海外経験、航空自衛隊の警戒管制部隊で勤務していたことなども紹介し、「地方協力本部での勤務は初めて。これまでと違い自衛隊以外の方と接する機会が多いので、自らの経験を踏まえながら自衛隊の魅力を存分に発信していきたいと思います」と今後への意気込みを語った。

 静岡地本は、今後も自衛隊の幅広い任務や仕事内容を知ってもらえるよう、メディアを通じた広報活動を行っていく。

静岡県は第二の故郷 新本部長がラジオ出演

本部長がラジオで新年の挨拶

2022年1月5日

本部長がラジオで新年の挨拶

 自衛隊静岡地方協力本部長・杉谷康征1等空佐は1月5日(水)、エフエムしみずのラジオ番組「自衛TIMES★静岡」に出演し、昨年の活動や新年の抱負について語った。

 年末年始は家族とゆっくり過ごしたという杉谷本部長は、昨年を振り返り、コロナ禍での活動の難しさを実感しつつも「清水エスパルス公式戦でのコラボイベントでは、静岡地本のマスコットキャラクター『しずぽん』がエスパルスのキャラクター『パルちゃん』とともにピッチに登場し、会場を盛り上げました」と、可能な範囲で広報活動を行ってきたことを紹介した。

 また、ホームページでの新企画や、ハローワークなどと連携した退職自衛官の再就職先の開拓など、隊員全員が工夫を凝らして業務を行い、成果を残せた1年だったと語った。

 パーソナリティから新年の抱負を聞かれると、コロナ禍で中止になっている各地のイベントの再開に期待を寄せ、「さまざまなイベントで広報ブースを設置し、県民の皆様に自衛隊を理解していただけるよう情報発信を行っていこうと考えています。ぜひお立ち寄りください」と呼び掛けた。

 静岡地本は、今後もメディアを通じて自衛隊の活動をPRし、理解促進に繋げていく。

本部長がラジオで新年の挨拶

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