スズキ製かと思ったら… SUZUKI秋祭りで自衛隊車両を展示
2023年10月21日
浜松出張所(所長・有吉將人1等空尉)は10月21日(土)、浜松市南区にあるスズキ株式会社本社で行われたSUZUKI秋祭りにおいて広報活動を行った。
当日は好天に恵まれ、近隣中学校の吹奏楽部演奏、戦隊ショー、ビンゴゲーム、大抽選会のほか、静岡県警の白バイとパトカー展示があり、4年振りの開催に多くの社員やその家族、地域住民が訪れた。
浜松所は、正門付近に陸上自衛隊の中型と小型トラック、偵察用オートバイを展示するとともに、自衛隊で使用しているさまざまな車両の写真パネルを設置した。普段、間近で目にする機会の少ない自衛隊の車両とあって、座席に座る体験や写真撮影を希望する多くの来場者で賑わった。
来場者からは「中型トラックは国道や東名でよく見かけるけれど、近くで見るとすごく迫力があり、運転席が高くてびっくりしました」「偵察用バイクはさすがスズキと思って見ていたら、カワサキでした。勉強になります」といった声や「大人になったら自衛隊に入って戦車に乗りたい!」といった子供の声が聞かれた。
浜松所は、今後も自衛隊への理解を深めてもらえるよう、地域に密着した広報活動に邁進していく。
6月の出来事
浜松開誠館中学校・高等学校の文化祭で広報活動
2023年6月10日
浜松出張所(所長・有吉將人1等空尉)は6月10日(土)、浜松開誠館中学校・高等学校(浜松市)の文化祭「真澄祭」に参加し、広報活動を行った。
同校はグローバル教育に力を入れている中高一貫校で、ネイティブスピーカーによる英語授業や英検の取得等に取り組んでいる。自衛隊の展示についても「世界視点に立った展示をしてほしい」との依頼を受け、今回はブース入り口でPR動画を流すとともに、国際平和協力活動、国際緊急援助隊、スポーツの世界大会で活躍する自衛隊員を紹介するパネルや「自衛官だから出会えた景色」の写真パネルを展示した。
また、生徒たちに親しみを感じてもらうため、浜松出張所オリジナル缶バッジの作成体験や静岡地本マスコットキャラクター「しずぽん」パネルとの写真撮影、迷彩服の試着体験なども行った。
この日は天候にも恵まれ、4年ぶりの一般公開ということで多くの来場者がブースを訪れた。写真パネルを見て「いろいろな国で自衛隊は活躍していますね」「昨年の台風での災害派遣はお疲れ様でした」との声も聞くことができた。
浜松所は、今後も自衛隊の多岐にわたる仕事内容や魅力を発信するとともに、より地域住民に親近感を感じてもらえるような広報活動に努めていく。
4月の出来事
浜松出張所の柴田2曹がベンチプレスで全国2位入賞
2023年4月1日
浜松出張所(所長・有吉將人1等空尉)の広報官・柴田道郎2等空曹は、2月18日(土)と19日(日)に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県岡崎市)で行われた第35回全日本ベンチプレス選手権大会105キロ級に出場し、267.5キロで第2位に入賞した。
普段は自宅とジムで週4回トレーニングに励み、大会の1カ月前からは豊橋市にあるパワーリフティング専門ジムに通っていたという柴田2曹。「大会で2位争いしたのは以前世界2位になった選手だったので、競り勝てて嬉しかったです。私の階級の優勝者は去年の世界チャンピオンで、非常に強いですがいつか勝ちたいと思っています」と大会の感想を語った。
柴田2曹は今回の大会が開かれた愛知県岡崎市出身。高校3年生から自宅近くのジムでウエイトトレーニングを始め、高校卒業後は航空自衛官に。小牧基地(愛知県小牧市)で勤務していた際、当時通っていたジムで全日本チャンピオンに「パワーリフティングの才能がある」と声をかけられたのがきっかけで、2002年、23歳で初めて大会に出場した。
その言葉通り、35歳と39歳の時にはベンチプレスの日本記録を更新。40歳の2019年には全日本パワーリフティング大会120キロ級で優勝、世界大会でも16位を獲得した。
「自衛官としても常に体を鍛えておきたい」とトレーニングに打ち込む柴田2曹は、「現在44歳ですが大きなけがもなく、再び日本記録を更新することを目標に大会への出場を続けています。9月に北海道でアジアベンチプレス大会が開催されるので、ぜひメダルを獲得したいです」と意気込んだ。
静岡地本は、今後も隊員の余暇活動の充実を図っていく。