浜松出張所は浜松市の一部(中区、南区、西区)及び湖西市(旧新居町を含む。)を担当エリアとして、自衛官の募集、自衛隊の広報、各種イベント紹介を行っています。所員一同皆様のご来訪を心よりお待ちしております。
2023年6月10日
浜松出張所(所長・有吉將人1等空尉)は6月10日(土)、浜松開誠館中学校・高等学校(浜松市)の文化祭「真澄祭」に参加し、広報活動を行った。
同校はグローバル教育に力を入れている中高一貫校で、ネイティブスピーカーによる英語授業や英検の取得等に取り組んでいる。自衛隊の展示についても「世界視点に立った展示をしてほしい」との依頼を受け、今回はブース入り口でPR動画を流すとともに、国際平和協力活動、国際緊急援助隊、スポーツの世界大会で活躍する自衛隊員を紹介するパネルや「自衛官だから出会えた景色」の写真パネルを展示した。
また、生徒たちに親しみを感じてもらうため、浜松出張所オリジナル缶バッジの作成体験や静岡地本マスコットキャラクター「しずぽん」パネルとの写真撮影、迷彩服の試着体験なども行った。
この日は天候にも恵まれ、4年ぶりの一般公開ということで多くの来場者がブースを訪れた。写真パネルを見て「いろいろな国で自衛隊は活躍していますね」「昨年の台風での災害派遣はお疲れ様でした」との声も聞くことができた。
浜松所は、今後も自衛隊の多岐にわたる仕事内容や魅力を発信するとともに、より地域住民に親近感を感じてもらえるような広報活動に努めていく。
2023年4月1日
浜松出張所(所長・有吉將人1等空尉)の広報官・柴田道郎2等空曹は、2月18日(土)と19日(日)に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県岡崎市)で行われた第35回全日本ベンチプレス選手権大会105キロ級に出場し、267.5キロで第2位に入賞した。
普段は自宅とジムで週4回トレーニングに励み、大会の1カ月前からは豊橋市にあるパワーリフティング専門ジムに通っていたという柴田2曹。「大会で2位争いしたのは以前世界2位になった選手だったので、競り勝てて嬉しかったです。私の階級の優勝者は去年の世界チャンピオンで、非常に強いですがいつか勝ちたいと思っています」と大会の感想を語った。
柴田2曹は今回の大会が開かれた愛知県岡崎市出身。高校3年生から自宅近くのジムでウエイトトレーニングを始め、高校卒業後は航空自衛官に。小牧基地(愛知県小牧市)で勤務していた際、当時通っていたジムで全日本チャンピオンに「パワーリフティングの才能がある」と声をかけられたのがきっかけで、2002年、23歳で初めて大会に出場した。
その言葉通り、35歳と39歳の時にはベンチプレスの日本記録を更新。40歳の2019年には全日本パワーリフティング大会120キロ級で優勝、世界大会でも16位を獲得した。
「自衛官としても常に体を鍛えておきたい」とトレーニングに打ち込む柴田2曹は、「現在44歳ですが大きなけがもなく、再び日本記録を更新することを目標に大会への出場を続けています。9月に北海道でアジアベンチプレス大会が開催されるので、ぜひメダルを獲得したいです」と意気込んだ。
静岡地本は、今後も隊員の余暇活動の充実を図っていく。
2022年7月13日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は7月12日(火)と13日(水)、浜松市立江西中学校の職場体験学習を支援した。
これは、働く人の姿を間近に見ながら実際に仕事を体験することで、働くことの意義を知ることを目的として行われたもの。今回は2年生9人が参加した。
初日は、浜松出張所のある浜松合同庁舎(浜松市)において、広報官が自衛隊の広報業務について説明するとともに、非常時に役立つロープワーク体験やイベントの際に配布する缶バッジの作成体験を行った。また、航空自衛隊浜松広報館エアーパーク(同市)に移動し、航空自衛隊の概要や歴史、多種多様な航空機などについて知識を深めた。
2日目は、航空自衛隊御前崎分屯基地(御前崎市)を訪れた。基地の担当者からレーダーサイトの役割や任務について話を聞いた後、自衛官の仕事として、車両のタイヤ交換や補給物品の梱包作業、消防服を試着して基地消防車の放水作業を体験した。
参加した生徒からは「レーダーサイトが日夜日本の空を見守ってくれていることを知った」「車両整備に興味を持つことができた」「消防服は重くて暑く、消防の大変さがわかった」といった感想が聞かれた。
浜松所は、今後もこのような体験学習を通じて若者の自衛隊への理解促進に努めていく。
2022年7月9日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は7月9日(土)、陸上自衛隊第34普通科連隊第4中隊(御殿場市)とともに浜松市立富塚西小学校で行われた防災教室に協力した。
これは地震や集中豪雨などの自然災害に備え、自分の身を守るために自ら考え行動できるよう防災を学ぶことを目的に同校PTAが企画したもの。自衛隊や消防、民間企業などがブースを設け、児童と保護者約450人が参加した。
第34普通科連隊は、屋外で災害時に使用する油圧式カッターや探索機、トラックやバイクといった自衛隊車両を展示するとともに、野外炊具でカレーの炊き出し訓練を行った。
浜松所は体育館に広報ブースを開設し、災害派遣活動の映像や写真パネル、自衛官が食べる戦闘糧食を展示し、南極の氷に触る体験や広報用缶バッジの配布を行った。
児童たちは展示物を前に積極的に質問して防災に関する知識を深め、「自然災害はいつ起こるかわからないので、普段から意識するようにします」「炊き出しのカレーがとてもおいしかった」「南極の氷に触れたり、氷の解ける音が聞けてうれしかった」と笑顔を見せていた。
また、保護者からは「第34普通科連隊の方から『実際に災害が起これば、私たちが助けに行きます』と言われ、心強く、自衛隊の存在を身近に感じた」といった感想が聞かれた。
浜松所は、学校や地域と積極的に連携し、今後も地域の防災意識高揚のために活動していく。
2022年7月7日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は、7月7日(木)に県立湖東高等学校と私立オイスカ浜松国際高等学校(ともに浜松市)を訪問した。
今回の訪問では、各校の進路課長等に昨年度の自衛官等募集に対する謝意を伝えるとともに、本年度の協力を依頼した。
各校の教諭からは、コロナ禍の影響でコミュニケーションの場が減り、3年生は特に学校行事等に影響を受けたとの話が合った。
村上所長は、7月16日(土)に浜松合同庁舎で開催予定の「4機関合同採用ガイダンス」について、公務員志望の生徒に周知してもらえるよう依頼し、要望があれば希望者に丁寧な説明をすると約束した。
また、学校と自衛隊との懸け橋として、各校から自衛隊に入隊した卒業生の近況などについても懇談を行った。
浜松所は、今後も積極的に学校訪問を行い、自衛隊への理解促進を図っていく。
2022年6月29日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は6月29日(水)、浜松市立萩丘小学校で行われた未来授業に、広報官の村松慎一郎海曹長を派遣した。
未来授業は一般社団法人「未来学校」が企画し、小・中学校に地域の社会人を講師として招き、各職業に関する話をすることで、子どもたちの将来の夢や働くことに対する関心を高めることを目的として行われている。
自衛隊をはじめ、さまざまな業種から約10人が講師として招かれ、6年生がそれぞれ興味のある仕事について話を聞いた。
授業では、村松曹長が自衛隊での仕事や面白さ、やりがいなどを伝えた。生徒からは「なぜ職業として自衛官を選んだのですか」「今までで一番つらかったことは何ですか」「護衛艦で航海中は何をしているんですか」といった質問があり、村松曹長が丁寧に自身の艦艇勤務での経験やパンフレットを使いながらわかりやすく説明した。
最後に、村松曹長は「今後もいろいろな機会を通じて見識を広め、将来の職業について理解を深めてください、その中で自衛隊に少しでも興味があれば、また話を聞いてみてください」とアドバイスを送った。
浜松所は、今後もこのような取り組みを続け、学校との連携強化を図り、自衛隊に興味を持ってもらうとともに、理解促進に努めていく。
2022年6月24日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は、6月24日(金)に県立新居高等学校(湖西市)で進路説明会を実施した。
今回の説明会は、6月14日(火)に静岡地本募集課長が同校を訪問した際に進路担当教諭との懇談の中で提案され、実現したもの。説明会には生徒10人が参加した。
学校担当で陸上自衛官の武藤哲也1等陸曹、海上自衛官の村松慎一郎海曹長、航空自衛官の桐林意織3等空曹が、自己紹介と挨拶の後、各自衛隊の任務や特性、部隊での体験談等を交えて自衛隊の魅力を発信した。
説明会後半では、村松曹長がロープワークの実演・講習を行い、「ロープワークは日常生活はもちろん、人命救助の役にも立つのでぜひこの機会に覚えてみてください」と、やり方を丁寧に伝えた。
生徒たちは苦労しながらもロープワークの楽しさに目を輝かせ、時間の過ぎるのも忘れて真剣に取り組んでいた。
浜松所は、今後も各学校を訪問し、自衛隊への理解促進に努めていく。
2022年6月27日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は6月27日(月)、静岡地本募集課長・橋本政和2等陸佐の学校訪問に同行した。
今回訪問したのは、静岡県立浜松南高校と浜松市立高校(ともに浜松市)の2校。各学校の校長に昨年度の自衛官等募集への理解への謝意を伝えるとともに、今年度の協力を依頼した。また、防衛大学校に進学した卒業生の近況等などについて懇談も行った。
橋本募集課長は、自衛隊の仕事や職種の多様性について自らの経験を交えて伝え、防災訓練での講習や自衛官採用試験などについて案内した。
浜松所は、今後も各学校との連携を密にして、進路選択に資する情報提供を積極的に行い、自衛隊への理解促進を図っていく。
2022年6月20日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は6月20日(月)に浜松合同庁舎(浜松市)、21日(火)に航空自衛隊御前崎分屯基地(御前崎市)において、浜松江之島高等学校2年生の職場体験学習を行った。
これは、希望した職業の働き方や仕事内容について学び、その職場で働く人と触れ合うことで生徒の職業観を育成する目的で行われたもの。
1日目は浜松出張所がある浜松合同庁舎で、広報官が自衛隊の基本的な仕事を説明したほか、広報業務やロープワーク体験などを行った。
2日目は御前崎分屯基地で、同基地や航空自衛隊の職種などについて説明を聞き、車両整備や消防など、航空自衛隊の職種を体験した。
生徒は2日間の体験学習の中で「自衛隊に対して抱いていた厳しい、怖いといったイメージが覆った」「自衛隊の仕事がいかに大切なのかを考える機会になった」と感想を話していた。
浜松所は、今後もこのような機会を活用して学校との連携強化を図り、自衛隊の魅力を発信していく。
2022年6月14日
浜松出張所(村上雄一3等空佐)は6月14日(火)、新居高等学校及び湖西高等学校(ともに湖西市)で行われた、静岡地本募集課長・橋本政和2等陸佐の学校訪問に同行した。
今回の訪問では、各校の進路課長等に昨年度の自衛官等募集に対する謝意を伝えるとともに、本年度の協力を依頼した。
各校の教諭からは「コロナ禍の影響によりコミュニケーションの場が減り、生徒の積極性やリーダーシップが低下している」との話があり、募集課長は部隊と連携をとり、要望があれば「防災指導・リーダーシップ」について職業講話を行うことを提案した。
また、各校の卒業生の近況なども報告し、自衛隊で頑張っている姿を伝えた。
浜松所は、今後も学校等を積極的に訪問し、自衛隊への理解促進を図っていく。
2022年6月6日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は6月6日(月)、県立浜松商業高等学校(浜松市)で開催された職業説明会「鮭の会」(浜商卒業生支援事業)に参加した。
これは同校同窓会主催で、職業を知ることを目的として2、3年生を対象に行われ、12の地元企業や団体が参加した。
浜松所は、航空自衛隊浜松基地で勤務している現役パイロットの牧野哲也空曹長を招請し、広報官の村松慎一郎海曹長とともに陸・海・空自衛隊の任務や職種を紹介した。
当日は生徒14人が自衛隊ブースに訪れて説明を聞き、「自衛隊にはさまざまな職種があることを知れて良かった」「女性がパイロットとして活躍でき、戦闘機も操縦していると聞いてびっくりした」「体力に自信がなくても段階的に訓練していることを知ることができた」といった感想を話していた。
また、実際に牧野曹長が航空機搭乗時に着用しているヘルメットや耐Gスーツを持参してわかりやすく説明し、生徒たちは興味深そうに触っていた。
浜松所は、今後もこのような機会を活用して若者に自衛隊の魅力をわかりやすく伝えていく。
2022年5月23日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は5月23日(月)、浜松市役所において「浜松市自衛官募集相談員委嘱状交付式」を実施した。
自衛官募集相談員は、安定した入隊者の確保と募集基盤の育成を図るため、入隊希望者に関する情報提供や地方協力本部が行う募集のための広報活動などをボランティアで支援するもので、市町長と地本部長の連名により委嘱する。
委嘱式は、新型コロナウイルスの影響により前回は中止となり、今回、4年ぶりの開催となった。今回から新しく委嘱を受ける相談員1人を含む26人が、2年間の任期で委嘱された。
委嘱状は鈴木康友市長、募集相談員証明書は武田恭一本部長が交付を行い、募集相談員一人ひとりに謝意を表すとともに「自衛官の募集が難しい時勢でありますが、ご支援よろしくお願いします」と話し、それぞれの活動に期待を込めた。
浜松所は、今後も自衛官募集相談員との連携を図り、優秀な人材の確保に努めていく。
2022年5月14日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は5月14日(土)、湖西アニティプラザ(湖西市)で行われた、同市の市政施行50周年記念式典を支援した。
式典には670人の市民が招待され、新型コロナウイルス感染防止対策を施して行われた。
式典は2部構成で、午前の第1部では記念式典、午後の第2部では航空自衛隊中部航空音楽隊(浜松基地)による記念演奏会が行われた。
浜松所は来場した市民や子供たちに自衛隊をPRするため、好きな装備品の写真で缶バッジが作れる制作体験コーナーや、アンケートに答えたりホームページにアクセスした人に自衛隊グッズのプレゼントを行った。
演奏会終了後、市民からは「とても感動した」「プロの演奏は違う」などの感想が聞かれた。
浜松所は、今後もさまざまな機会を通じて市民との関係を深め、若者の進路選択の一助となるよう自衛隊の魅力を発信・紹介していく。
2022年3月20日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は3月20日(日)、浜松湖南高等学校(浜松市)で行われた、航空自衛隊中部航空音楽隊(浜松基地)による同校吹奏楽部への演奏指導を支援した。
同校での演奏指導は初めてで、新型コロナウイルス感染防止策を行った上で、2年生30人、1年生30人が参加した。
当日は、担当する楽器ごと教室に分かれ、演奏指導が行われた。
生徒たちは隊員の指導に真剣な面持ちで耳を傾け、丁寧で的確なアドバイスを楽譜に書き込んでいた。
休憩中は、互いの音楽観や将来の夢などの話で盛り上がる様子も見られ、終始笑顔で溢れていた。また、地域の演奏会や被災地での慰問演奏など、自衛隊の音楽隊が行う幅広い活動にも多くの生徒が興味を持ったようだった。
生徒からは「正しい奏法や呼吸法など、学ぶことがたくさんあった」「技術とコツを教えてもらい、音がきれいに出るようになった」と技術の向上を喜ぶ声が聞かれ、音楽を仕事とする自衛官とのふれあいに感動した姿を見せていた。
浜松所は、今後も学校との関係を深め、若者の進路選択の一助となるよう自衛隊の魅力を発信・紹介していく。
2022年3月9日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は3月9日(水)、袋井地域事務所長・野口貴志1等空尉の協力を受け、浜松市立江西中学校の2年生90人に自衛隊の気象に関する仕事を紹介した。
今回の講話は、理科の授業の一環で自然気象について学んでいる生徒に対して、実際にどのように気象情報が自衛隊の中で活かされているのかを紹介する目的で実施された。
野口1尉は気象職域の幹部であり、気象予報士の資格も有しているため、その経験や知識を交えながら自衛隊における気象の重要性や一般の気象情報の読み解き方などを、スライドを使ってわかりやすく説明した。
話を聞いた生徒からは「実際に飛んでいる航空機にとって、気象の情報がいかに重要なのかを知ることができた」「自衛隊にも気象の仕事があることに驚いた」といった声が上がり、理解が深まった様子だった。
浜松所は、今後も学校との関係を深めていき、生徒に自衛隊の魅力を紹介していく。
2022年3月2日
浜松出張所(所長・村上雄一3等空佐)は、3月2日(水)、湖西市役所で行われた自衛隊入隊激励会を支援した。
当日は、陸上・海上自衛隊や高等工科学校、防衛大学校に入隊・入校を予定している市内の5人のうち3人が出席し行われた。
影山剛士湖西市長は、「入隊入校後の成長、健康に留意されご活躍を祈念いたします」と述べ、来賓の鈴木正人自衛隊募集相談員と武田恭一静岡地方協力本部長からも祝辞と激励の言葉が送られた。
入隊・入校予定者を代表し、防衛大学校に入校する浜松南高校3年の内藤大翔君が、「これまで支えてくれた家族や先生方への感謝を忘れず、入校後は4年間勉学・運動に励み、教官や先輩の教えを賜りつつ同期と切磋琢磨し、卒業後は一日も早く国民の信頼に応えることのできる一人前の自衛官になるよう精いっぱい頑張ります」と決意の言葉を述べ、国防を担う自衛隊の一員になるべく志を新たにした。
浜松所は、今後も地域と密着した細やかな広報、募集活動を行っていく。