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袋井地域事務所

〒437-0014 袋井市永楽町143 朝日生命ビル3F

電話:0538-43-3717 FAX : 0538-43-3717

私達袋井地域事務所は磐田市から御前崎市までの5市1町を担当エリアとして、各種イベント等の機会を活用して自衛隊の活動を皆様に知って頂くための広報活動、自衛官の募集・採用業務を行っております。皆様からのお問合せをお待ちしております!

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スタッフ紹介

菊池1等空尉

袋井地域事務所所長

菊池1等空尉

こんにちは。袋井地域事務所長の菊池です。自衛隊への受験、見学、質問、相談の窓口業務をしています。国を防衛することを任務としている自衛隊にご興味のある方は、ぜひ静岡地方協力本部にお問い合わせください。また、災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動等も任務としています。就職、進学の選択の一つにしていただけましたら幸いです。宜しくお願いします。

中島1等陸曹

副所長兼広報員

中島1等陸曹

こんにちは。袋井市・森町担当の中島です。一つ一つの出会いを大切にさせてもらっています。袋井地域事務所での勤務とても嬉しく楽しいです。自衛隊に興味をもってもらえるように。また地域のために頑張ります。宜しくお願いします。

多田1等海曹

広報員

多田1等海曹

こんにちは、海上自衛官の多田です。菊川市、御前崎市を担当しています。艦艇乗組員で護衛艦、補給艦、砕氷艦しらせなどで勤務していました。自衛隊へのご興味ある方は、是非お声掛け下さい。

箕輪1等空曹

広報員

箕輪1等空曹

「自衛隊ってどんなところだろう」「自衛官は普段何をしているのだろう」皆さんの自衛隊に対するイメージは、きっとこんな感じではないでしょうか。私に何でもお聞きください。そして、自衛隊を知ってください。きっと、自衛隊を身近に感じれるはずです。もし話を聞い興味を抱けば、職業として自衛官を選択肢の一つに加えてみてください。規律、自立、社会的身分、そして何より見聞が広がります。気軽に事務所にお越しください。連絡お待ちしております。

菊池2等陸曹

広報員

菊池2等陸曹

こんにちは!袋井地域事務所の菊地です。前部隊は第34普通科連隊で勤務していました。自衛隊って普段は何をしているの?何でも聞いてください!どんな些細な事でも気軽に聞いてください。自分には無理だと思っている方、そんなことはありません!先ずは連絡を!お待ちしております。

BLOG

2024年1月の出来事

高等工科学校3年生が母校を訪問 やりがいや目標伝える

2024年1月9日

高等工科学校3年生が母校を訪問 やりがいや目標伝える

 袋井地域事務所(所長・菊池雅也1等空尉)は1月9日(火)、掛川市立北中学校において陸上自衛隊高等工科学校生徒の母校訪問を行った。

 これは、長期休暇を利用して同校生徒が母校を訪問し教職員や後輩に高等工科学校の生活や、やりがいなどを伝え自衛隊に対する理解と認識を深めてもらおうと実施しているもの。

 今回、令和3年春に入校した藤岡大翔生徒が、掛川市担当広報官の箕輪勝政1等空曹とともに母校を訪れた。

 当時の藤岡生徒を知る村田恵子教諭と八木智彦教諭と面談し、在校当時の思い出話などに花が咲いた。

 和やかな雰囲気の中、高等工科学校での生活などについても説明し、教諭から「3年生になり、どのような変化がありましたか」と問われると、藤岡生徒は「最上級生になり、勉強も訓練も頑張っているのでとても充実しています」と自信に満ちた笑顔を見せた。

 教諭は「昨年より、さらに心も身体も一回り大きく成長し、堂々とした態度が印象的で驚いた。希望の職種であるサイバー・情報系の職種に就けるよう頑張ってほしい。ぜひまた母校を訪れて、さらに成長した姿を見せてほしい」と嬉しそうに語った。

 袋井所は、今後も入隊者と緊密に連携し母校訪問などを積極的に実施して、学校関係者の自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くしていく。

高等工科学校3年生が母校を訪問 やりがいや目標伝える
11月の出来事

F‐86Jr.も登場 「あきはらや2023」に自衛隊ブース

2023年11月12d日

F‐86Jr.も登場 「あきはらや2023」に自衛隊ブース

 袋井地域事務所(所長・菊池雅也1等空尉)は11月12日(日)、原野谷川親水公園(掛川市)で開催された「あきはらや2023」に参加し、広報活動を行った。

 これは、原野谷地区の親睦を深め秋の実りに感謝して地元を盛り上げるために開催されたもので袋井所は初参加。

 当日は天候にも恵まれ、多くの地元住民が会場を訪れた。袋井所は警察、地元消防団とともに広報ブースを展開。陸自中型トラックの展示や迷彩服等の試着体験コーナーのほか、広報官手作りの足けり型F‐86Jr.も登場させた。

 訪れた人は、普段見ることの少ない自衛隊車両や、自衛隊の活動を紹介するパネルなどを興味深そうに見学していた。

 また、迷彩服の体験コーナーやF‐86Jr.は子どもたちに大人気で、迷彩服を身にまとい、F‐86Jr.に跨って嬉しそうに写真撮影を行っていた。

 来場者からは「自衛隊のことを知る良い機会になった」「自衛隊を身近に感じた」「大きくなったら飛行機のパイロットになりたい」などの声が聞かれ、普段接することのない自衛隊への理解を深めていた。

 袋井所は、今後も地域との関わりを大切に、理解と協力を得られるよう自衛隊をPRしていく。

F‐86Jr.も登場 「あきはらや2023」に自衛隊ブース
9月の出来事

未来授業で中学生に楽しく自衛隊を紹介

2023年9月13日

未来授業で中学生に楽しく自衛隊を紹介

 袋井地域事務所(所長・菊池雅也1等空尉)は9月13日(水)、袋井市立周南中学校で行われた未来授業に参加した。

 これは一般社団法人未来学校が主催したもので、さまざまな職業に就いている大人が、子供たちに働くことの楽しさや生きがいなどを伝え、将来の夢や可能性を広げることを目的に行われている。

 当日は、飲食業や製造業、スポーツインストラクターなど多彩な業種から20人の講師が参加し、袋井所からは広報官の菊地貴文2等陸曹が陸上自衛官として、15人の生徒を対象に約50分間の授業を行った。

 授業の最初には、生徒たちが事前に作成した名刺を講師と交換した。名刺の裏にはそれぞれが所属する部活動や将来の夢などが記載されており、菊地2曹はそれを見ながら一人一人に質問をして生徒たちの緊張をほぐした。

 次に、パソコンを使用して陸・海・空自衛隊の任務や職種、装備品や女性自衛官が活躍する姿などを紹介するとともに、自身の陸上自衛官としての経験を自分の言葉で丁寧に伝えた。また、授業の途中途中で自衛隊クイズを出題するなど、自衛隊を楽しく知ってもらえる工夫をこらし、生徒たちの笑顔を引き出した。

 生徒からは「自衛隊にはたくさんの職種があることを初めて知り、イメージが変わった」「人のためになる職業に就きたい」などの感想を聞くことができ、授業終了後には他講師との意見交換の場も設けられた。

 袋井所は、今後も学校等と積極的に交流し、自衛隊に対する認識と理解の向上に努め、若者が描く将来の夢にさまざまな可能性を示していく。

未来授業で中学生に楽しく自衛隊を紹介
7月の出来事

陸自トラックと航空機型コンビカーで自衛隊一番人気

2023年7月9日

陸自トラックと航空機型コンビカーで自衛隊一番人気

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は7月9日(日)、イオン袋井店で広報活動を行った。

 これは同店が感謝セールに合わせて行っているもので、自衛隊、消防、NEXCO中日本が招かれ、駐車場に車両などを展示した。

 袋井所からは中島法史1等陸曹、多田政彦1等海曹、菊地貴文2等陸曹が参加し、陸自の中型トラックと広報ブースを設置。自衛隊グッズの配布などを行い人気を集めた。

 当日は親子連れを中心に500人以上が訪れ、中でも自衛隊ブースが一番人気となった。 特に中型トラックは座席に座ってみたい子供たちで長蛇の列ができ、袋井所の箕輪勝政1等空曹が作製したF‐86セイバー型コンビカーが登場すると、小さな子どもたちが銀色に輝く機体の背に乗って駐車場を駆け回った。

 車両を見に来た来場者からは「自衛隊の緑色が目立っていてかっこいいです」「たまに見かけますが、近くで見ると大迫力ですね」と好意的な声が多く聞かれた。また、「大変厳しい世界でしょうが、どうか頑張ってください。皆さんは国民の誇りです」と自衛隊を激励する声も寄せられた。

 袋井所は、今後も自衛隊への理解を深めてもらえるよう地域に根付いた広報活動を続けていく。

陸自トラックと航空機型コンビカーで自衛隊一番人気
6月の出来事

教え子の成長に感激 校長が海上自衛隊研修に参加

2023年6月27日

教え子の成長に感激 校長が海上自衛隊研修に参加

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は6月27日(火)と28日(水)、海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)で行われた進路担当教諭に対する海上自衛隊研修に教諭を引率した。

 これは、各学校の進路担当教諭に対し研修を通じて海上自衛隊への認識を深めてもらい、志願者確保に繋げることを目的に実施されたもの。静岡地本のほか、東京、神奈川、宮城、新潟地本も参加し、袋井所からは精華学園高等学校掛川校(掛川市)の近藤雅信校長が参加し、箕輪勝政1等空曹が引率した。

 初日は、海上自衛隊の概要説明と新隊員教育隊の見学、そして今春入隊し現在教育隊で教育を受けている各学校の出身隊員との懇談が行われた。

 教育隊の見学では、隊員が生活している学生隊舎の様子を確認でき、参加者は隊員が普段どのような環境で生活しているのか興味深く見学していた。

 その後行われた懇談では、精華学園高校掛川校出身の松下颯汰候補生と再会し、近藤校長から「子供っぽい雰囲気から精悍な顔つきになり、最初は松下君と認識できなかった。見違えるほどたくましくなった」と驚きの声が聞かれた。

 また、松下候補生は「同期や教官にも恵まれ、短い期間でコミュニケーション能力が格段に上がった。入隊前は不安だったが、今は訓練にも慣れて楽しい。自衛隊に入隊して良かった」と嬉しそうに語った。

 翌日の午前は試験艦「あすか」で艦艇の仕事や艦内設備などを見学し、昼食は「あすか」自慢のカレーライスに舌鼓を打った。

 午後はタグボートに乗って横須賀港内を1時間かけてクルーズし、海側から見る自衛隊の施設や港内の様子を興味深く見学していた。

 研修終了後、近藤校長は「非常に貴重な研修に参加できた。特に、たくましく成長した教え子の姿には感激した。またこのような機会があれば、ぜひ参加したい」と感想を語った。

 袋井所は、今後も部隊と連携し基地見学等の機会を活用した積極的な広報活動を行い、学校関係者等の理解促進に努めていく。

教え子の成長に感激 校長が海上自衛隊研修に参加

原野谷中学校で職業講話とロープワーク体験

2023年6月20日

原野谷中学校で職業講話とロープワーク体験

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は6月20日(火)、掛川市立原野谷中学校で行われた職業講話に参加した。

 これは、自衛隊や消防、美容関係やハウスクリーニング等さまざまな職業に就いている人たちから話を聞くことで、生徒がそれぞれの仕事内容ややりがい、夢を持って生きることの素晴らしさを学ぶもの。

 袋井所からは、多田政彦1等海曹と箕輪勝政1等空曹が講師として参加し、1・2年生の希望者20人に約1時間の講話を実施した。

 講話では、自衛隊の仕事の概要や特色、やりがいや苦労などを自身の経験を交えて紹介し、「身近で使える自衛隊のロープワーク」と題し、簡単なロープワークの体験を行った。

 参加した生徒からは、「自衛隊の仕事がよく理解できた」「今日習ったロープワークを実際の災害時やキャンプなどに活用したい」といった感想があり、自衛隊の仕事への理解向上と自分の生き方・進路について考える場となった。

 袋井所は、今後も担当地域の学校と積極的に連携し、自衛隊に対する認識と理解の向上に努め、生徒たちが描く将来の夢や可能性の拡大と結実に貢献していく。

原野谷中学校で職業講話とロープワーク体験

横須賀高校卒業生が制服姿で母校訪問

2023年6月16日

横須賀高校卒業生が制服姿で母校訪問

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は6月16日(金)、静岡県立横須賀高等学校(掛川市)で行われた大石真生2等陸士の母校訪問に同行した。

 大石2士は今春、陸上自衛隊一般曹候補生として入隊し、神奈川県横須賀市の武山駐屯地で前期教育訓練に励んでいる。掛川市担当広報官の箕輪勝政1等空曹が引率し、約3カ月ぶりに母校の正門をくぐった。

 陸上自衛隊の凛々しい制服姿で母校を訪問した大石2士は、所属していたテニス部の後輩部員と顧問の先生など約20人と再会し、自衛隊の制度や訓練、生活などについて体験談を語った。

 生徒たちは興味深い様子で話を聞き、積極的に質問する姿も見られ、大石2士は丁寧に答えていた。また、自衛隊唯一の落下傘部隊である空挺隊員を目指し高い目標をもって日々鍛錬に励んでいることや、これから進路を決定していく後輩に対してのアドバイスなども行った。

 進路課長の小出教諭は「たった3カ月で精神的にも肉体的にもたくましく成長していました。大石君は在学中、目標に向かって頑張る生徒で、自衛官になってもしっかり目標をもって取り組んでいて素晴らしい。目標である空挺隊員になったという報告を楽しみにしています」と、嬉しそうに語った。

 また、大石2士は「自衛官として母校を訪問し、先生や後輩に自衛隊での生活や魅力を伝えることができて本当に嬉しかったです。今後も継続して多くの後輩に自衛隊の素晴らしさを伝えたいです」と熱く意気込んだ。

 袋井所は、今後も入隊者と緊密に連携し学校等への広報活動を積極的に実施し、自衛隊に対する理解促進に全力を尽くす。

横須賀高校卒業生が制服姿で母校訪問
 

磐田市立竜洋中学校で職業講話「自衛官はモテる?」の質問も

2023年6月5日

磐田市立竜洋中学校で職業講話「自衛官はモテる?」の質問も

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は6月5日(月)、磐田市立竜洋中学校で職業講話を実施した。

 自衛隊の仕事に興味を持つ2年生19人が2回に分かれて参加し、広報官の菊地貴文2等陸曹が自衛隊の任務や災害派遣活動、自衛官の1日などについてスライドを交えて紹介した。

 特に菊地2曹が実際に参加した東北や熊本での災害派遣活動の体験談を話すと、生徒たちは一生懸命内容をパソコンに打ち込みながら熱心に聞き入っていた。

 最後に設けられた質疑応答の時間には、「自衛隊生活で一番つらかった訓練はなんですか」「辞めたくなったことはありますか」、また女子生徒から「自衛隊に入ると男性にモテますか」といったさまざまな質問があり、菊地2曹が一つ一つ丁寧に回答した。

 講話終了後も「自衛隊についてもっと詳しく知りたい」「災害派遣で頑張る話を聞くことができて本当に良かった」などの声が寄せられた。

 袋井所は、今後も学習支援を通じて自衛隊の活動に対する理解の深化を図り、地域・学校等との連携の強化に努めていく。

磐田市立竜洋中学校で職業講話「自衛官はモテる?」の質問も
  5月の出来事

袋井西地区第1回地域防災部会

2023年5月26日

袋井西地区第1回地域防災部会

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は5月26日(金)、袋井市西コミュニティーセンターで開かれた令和5年度袋井西地区まちづくり協議会第1回地域防災部会の場で、防災講話を実施した。

 各地区の自治防災隊長18人が参加し、広報官の菊地貴文2等陸曹が約1時間講話を行った。

 講話では、自衛隊の災害派遣活動の仕組みや菊地2曹が実際に活動した熊本地震、熱海市の土石流災害、静岡市清水区の断水に係る災害派遣において感じたことを伝えたほか、災害時の情報収集、地域住民間での安否確認、防災用具の準備の重要性などを紹介した。

 参加者からは「災害発生時に自分たちが取るべき行動は何か」や「海上自衛隊や航空自衛隊はどのような災害派遣活動を行っているのか」など積極的な質問があり、参加した自治防災隊長の意識と使命感向上の場となった。

 袋井所は、今後も防災講話などを通じて地域の防災意識の向上に貢献していく。

袋井西地区第1回地域防災部会
 

磐田市の軽トラ市でブース展示

2023年5月14日

磐田市の軽トラ市でブース展示

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は5月14日(日)、JR磐田駅北側「ジュビロ―ド」(磐田市)で行われた「みんなで軽トラ市いわた☆駅前楽市」で自衛隊広報ブース展示を実施した。

 このイベントは地元商店街や磐田商工会議所などが行っているもので、今回で第50回目を迎えた。

 当日は地場産品や雑貨など多彩な販売物を乗せた軽トラ・軽自動車合わせて91台が参加した。袋井所は、磐田防衛を支える会の石丸實会長協力のもと、自衛官3人が駅前通りの一角に広報ブースを設置した。

 ブースでは自衛隊の職種紹介、災害派遣活動の写真パネル展示、自衛隊グッズの配布などを行った。当日はあいにくの雨模様にも関わらず磐田市長の草地博昭氏、スズキ株式会社相談役の鈴木修氏をはじめ、4000人以上の来場者があり、自衛隊広報ブースも大盛況となった。中でもオリジナル缶バッジの配布は子供たちに大人気で、イベント開始2時間後には配布終了となった。

 広報ブースを訪れた来場者からは「私たちの生活を守り、災害時には助けてくれる自衛隊に感謝している。厳しいこともあるでしょうが、どうか頑張って下さい」と激励の声が聞かれた。

 袋井所は、今後も自衛隊への認識や理解を深めてもらえるよう広報活動を継続していく。

磐田市の軽トラ市でブース展示
 

4月入隊の間宮自衛官候補生が来所

2023年5月2日

4月入隊の間宮自衛官候補生が来所

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)に、5月2日(火)、今年4月に晴れて航空自衛隊に入隊した間宮和輝自衛官候補生が来所した。

 真新しい制服に身を包んだ凛々しい姿で事務所を訪れた間宮候補生は、入隊までの間にお世話になった広報官の菊地貴文2等陸曹に現在の訓練や隊内での生活といった近況を伝えた。

 菊地2曹は、ひと月前とは違う間宮候補生の社会人・自衛隊員としての姿に目を見張り、感動の再会を果たした。

 間宮候補生は「訓練はとても大変ですが、同期で助け合い、共に汗をかき、泣き笑いがあるから皆で一つ一つ乗り越えられます。今は立派な自衛官となるべく、同期一丸となって邁進していきたいです」と希望に満ちた表情で語った。

 菊地2曹は「教育部隊で自衛官としての資質を養い、基礎知識や技能を習得することで今後は一人前の航空自衛官として成長し、第一線で活躍することを期待しています」と満面の笑みで述べ、間宮候補生のさらなる成長と今後の活躍を願い、激励した。

 袋井所は、今後も地元出身の入隊者を支え、地域と人に寄り添った活動を行っていく。

4月入隊の間宮自衛官候補生が来所
4月の出来事

袋井市下山梨地区で防災講話

2023年4月24日

袋井市下山梨地区で防災講話

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は4月24日(月)、平宇公会堂(袋井市)で防災講話を行った。

 これは自治会から依頼があり実施したもので、袋井所の箕輪勝政1等空曹と菊地貴文2等陸曹が参加し、菊地2曹が講師を務めた。

 当日は市議会議員を含め約20人の市民が聴講し、菊地2曹が災害時の心構えやどう行動するかについて、今までの災害派遣等の経験を基に丁寧に分かりやすく説明した。

 講話を聞いた参加者からは「自治会内でも災害時に自分たちにできることや、やるべきことを整理して、自衛隊の負担を減らして一人でも多くの市民を救えるようにしなければならないと思った」「災害を人ごとと思わず、明日起きるかもしれないと思わなければならない。災害に備えて水や食料などを備蓄するなど、今できる行動を早速行いたい」などの声が聞かれた。

 袋井所は、今後も担当地域の自治体と連携して積極的な広報活動に努め、自衛隊への理解促進と地域社会との密接な関係強化を目指し全力を尽くす。

袋井市下山梨地区で防災講話

地域住民に防災講話を実施

2023年4月17日

地域住民に防災講話を実施

 袋井地域事務所(所長・有吉將人1等空尉)は4月17日(月)、袋井市豊沢ふれあい会館で開催された令和5年度第1回ふれあい・いきいきサロン交流会の場において、防災講話を実施した。

 これは袋井市社会福祉協議会が主催したもので、午前と午後各1回ずつ行い、それぞれ地域住民40人以上が聴講した。

 広報官の菊地貴文2等陸曹が講師を務め、自衛隊が行う災害派遣の仕組みや災害において普段から備えておきたいもの、県内で発生した熱海市の土石流災害や静岡市清水区の大雨に係る災害派遣活動について説明し、自助・共助・公助の役割を伝えた。

 参加者は「防災には知識や普段からの訓練が必要で、この講話を通じて災害が決して人ごとではないと強く感じた」「もし災害が起きたら、自分の地域の対策はどうなってるのか、身近な問題として捉えることができた。常に迅速に動ける自衛隊のすごさと、災害時の心強さを感じた」と感想を話していた。

 袋井所は、今後も防災講話などを通じて地域の防災意識の向上を目指していく。

地域住民に防災講話を実施
3月の出来事

令和4年度磐田市自衛隊入隊入校予定者激励会

2023年3月23日

令和4年度磐田市自衛隊入隊入校予定者激励会

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は3月23日(木)、磐田市文化会館かたりあにおいて開催された令和4年度磐田市自衛隊入隊入校予定者激励会を支援した。

 入隊・入校予定者と保護者のほか、磐田市長、静岡地方協力本部長、磐田市自衛隊家族会長などが会場に集まった。

 磐田市長が「昨年磐田市で不発弾が見つかり、自衛隊の迅速な処置に感謝している。自衛隊に対する市民からの期待も非常に大きい。立派な自衛官になっていただきたい」とあいさつし、磐田市自衛隊家族会長、静岡地方協力本部長も激励の言葉を送った。

 出席者を代表し、一般曹候補生として入隊予定の上迫美空さんは「一日も早く立派な自衛官になれるよう頑張りたい」、防衛大学校に入校予定の大村理人さんは「これまで以上に勉学に励み、国民から信頼される自衛官になれるよう努力します」と、力の入った決意を述べた。

 袋井所は、今後も自治体や協力団体と連携し、入隊・入校予定者を支援していく。

令和4年度磐田市自衛隊入隊入校予定者激励会

ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービーで自衛隊をPR

2023年3月18日

ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービーで自衛隊をPR

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は3月18日(土)、エコパアリーナ(袋井市)で開催されたJ2ジュビロ磐田対清水エスパルス戦において広報活動を行った。

 会場のエントランスに広報ブースを設置し、自衛官の職種紹介やオリジナルグッズの配布などを行ったほか、陸上自衛隊第34普通科連隊第2中隊(板妻駐屯地)が軽装甲機動車、高機動車、小型トラック、1トン半救急車、偵察用オートバイなどを展示した。

 雨にもかかわらず多くの家族連れが訪れ、自衛隊について説明を聞いたり、普段見ることのできない自衛隊の車両と記念撮影をするなど楽しんでいた。

 また、同中隊は昨年静岡市清水区で起こった台風15号による断水被害などで災害派遣に出動した部隊であり、訪れた人々は災害時に対応した自衛隊への感謝を伝えるとともに、「私たちの生活を守ってくれるのは自衛隊。どうか頑張ってください」と激励する声も聞かれた。隊員は「日々の訓練の賜物でもあり、何かあった時はすぐに駆け付けられるように日々準備をしています。頑張ります」と市民の声に応えていた。

 袋井所は、今後も自衛隊への理解を深めてもらえるよう広報活動を継続していく。

ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービーで自衛隊をPR
2022年
12月の出来事

高等工科学校生徒が母校訪問

2022年12月28日

高等工科学校生徒が母校訪問

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は12月28日(水)、袋井市立北中学校で行った高等工科学校生の母校訪問に同行した。

 これは、長期休暇を利用し高等工科学校の生徒が母校を訪問し、教職員や生徒に高等工科学校での生活ややりがいなどを伝え、自衛隊に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に実施したもの。

 この度、令和3年春に同校に入校した藤岡大翔生徒が母校である北中学校を訪問し、掛川市担当広報官の箕輪勝政1等空曹が同行した。

 藤岡生徒は在校当時お世話になった村田教諭と八木教諭と面談し、高等工科学校での生活などを紹介した。

 面談は、在校時の話などに花が咲き、和やかな雰囲気で行われた。教諭から「2年生になって、どのような変化があったか」との質問に藤岡生徒は「2年生になって生活にも慣れ、つらいと思うことはほとんどなくなりました。後輩もできて、勉強も頑張っているので、とても充実しています」と今の状況を語った。

 また、教諭は「昨年より心も体もひと回り大きく成長し、堂々とした態度になっていて驚いた。後輩に進路などについて話をしてもらえる機会を検討したい。ぜひまた更に成長した姿を見せてほしい」と機体を寄せた。

 袋井所は、今後も入校・入隊者と緊密に連携し、帰郷広報を積極的に実施して学校関係者の自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くしていく。

高等工科学校生徒が母校訪問

袋井市立袋井中学校で防災講話

2022年12月7日

袋井市立袋井中学校で防災講話

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は12月7日(水)、袋井市立袋井中学校において、全校生徒に防災講話を行った。

 講話の内容に合わせて、昨年静岡市で発生した台風15号による大雨断水に係る災害派遣活動の写真パネルを作成し、講話1週間前から校舎内の掲示スペースに展示した。展示場所は生徒たちが毎日通る通路にあり、同じ県内で起こった災害や自衛隊の活動に興味を持ってもらう機会となった。

 当日は、講師である袋井所広報官・菊地貴文2等陸曹が1年生の1クラスで講話を行い、そのほかの生徒が各教室で動画を視聴する形式で行われた。

 菊地2曹は講話の中で、自助・共助の大切さや災害が起こった際に取るべき行動、事前に備えておくべきこと、災害による静岡県内での被害状況、災害時に中学生にもできることなどを伝えた。講話中、生徒たちは熱心にワークシートにメモをとっていた。

 また、リモートで全クラスから質問を受け付けると、「食料、水などは何日分準備すればいいですか」「災害等が発生して逃げる時は、長靴と運動靴どちらがいいですか」など多くの質問が寄せられ、学校長や担当教諭からも「生徒にとって非常に為になる講話だった」との言葉があった。

 袋井所は、今後も学校等に対し防災講話や職業講話を積極的に実施し、自衛隊の活動への理解を深めてもらうとともに、国民を守るというやりがいや魅力の発信に努めていく。

袋井市立袋井中学校で防災講話
10月の出来事

掛川工業高校卒業生が制服姿で母校訪問

2022年10月5日

掛川工業高校卒業生が制服姿で母校訪問

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は10月5日(水)、静岡県立掛川工業高等学校(掛川市)で行われた長尾尋矢1等陸士の母校訪問に同行した。

 これは、長期休暇を利用し隊員が母校を訪問し、教職員や生徒に自衛隊の生活ややりがいなどを伝え、自衛隊に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に実施しているもの。

 長尾1士は今春、陸上自衛隊一般曹候補生として入隊し、現在は板妻駐屯地(御殿場市)で後期教育訓練を受けている。夏制服の凛々しい姿で、約半年ぶりに母校の正門をくぐった。

 教職員への挨拶の後、自衛官採用試験の受験を考えている在校生と面談し、掛川市担当広報官の箕輪勝政1等空曹とともに自衛隊の制度や訓練、生活の様子などを紹介した。

 生徒は興味深く話を聞き、積極的に質問すると、長尾1士が丁寧に答えていた。面談の後、生徒は「先輩の話を聞いてとても参考になった。自衛隊を受験して憧れの自衛官になりたい」と今後の意気込みを語った。

 次に、在校当時、進路課長だった富永宏教諭と山下友矢教諭に再会し、半年の訓練で成長した姿を披露した。富永教諭は「肉体的にも精神的にも凛々しくなった。長尾は走るのが早かったので、富士登山駅伝に出て活躍する姿を見てみたい」と、嬉しそうに話していた。

 母校訪問を終えた長尾1士は「自衛官として母校を訪問し、先生や後輩に自衛隊の魅力を伝えることができて、本当に嬉しかった。今後も継続して自衛隊の素晴らしさを伝えたい」と熱く語っていた。

 袋井所は、今後も入隊者と緊密に連携して帰郷広報を実施し、学校関係者の自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くす。

掛川工業高校卒業生が制服姿で母校訪問
    8月の出来事

磐田南高校卒業の防大生が母校訪問

2022年8月10日

磐田南高校卒業の防大生が母校訪問

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は8月10日(水)、今春、防衛大学校(神奈川県横須賀市)に入校した新島聖也学生の母校訪問を支援した。

 これは、長期休暇で帰省している学生が母校を訪問し、教職員や後輩に防衛大学校での生活ややりがいなどを伝え、理解を深めてもらうため実施しているもの。

 新島学生は静岡県立磐田南高等学校(磐田市)の卒業生で、袋井所の広報官である箕輪勝政1等空曹と磐田市担当広報官の菊地貴文2等陸曹の引率のもと、防衛大学校の制服に身を包んで母校の正門をくぐった。

 母校では野村校長、伊藤進路課長と面会し、最初は生活環境の違いに苦労したが、今は慣れて楽しく過ごしていること、週末は外出などもできること、入校してから4カ月と短い間ながらも、同期との絆が深まってきたことなどを報告した。

 教諭は、普段の生活の様子や講義、訓練などについて質問し、新島学生の話に熱心に耳を傾けていた。

 卒業生の頑張りを聞いた2人は「防衛大学校に入校して、心も体もたくましくなった」「制服姿を見られ、元気に生活している様子を聞けて嬉しい」「機会があれば後輩にも話をする機会を設けたい」と感想を話していた。

 また、新島学生は「自衛隊や防衛大学校のことを知ってもらうことができて良かった。後輩にもどんどん受験してほしい。後輩と話す機会があれば、喜んで参加したい」と今後の活動にも意欲を見せた。

 袋井所は、今後も入校・入隊者と緊密に連携し、帰郷広報を積極的に実施して学校関係者の自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くす。

磐田南高校卒業の防大生が母校訪問

護衛艦の食事作りを間近で 高校・専門学校生が見学

2022年8月7日

護衛艦の食事作りを間近で 高校・専門学校生が見学

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は8月7日(日)、清水港日の出埠頭(静岡市)に入港した護衛艦「あまぎり」において、調理の仕事に興味のある高校生と専門学校生の男女2人の特別見学を行った。

 参加したのは、「ご飯を作るのも食べるのも大好きで、自衛隊の食事をつくる仕事に興味がある」という袋井市在住の高校2年生、田村勇昂さんと、「ご飯を作って、人が喜ぶ顔を見るのが好き」という磐田市在住の専門学校2年生、鮫島福紗さん。2人の「調理室の見学をしたい」という強い要望に艦側が応え実現した。

 乗艦した2人はまず、同艦で調理を担当している給養員の多胡達頼3等海曹、保坂和希1等海士と食堂で懇談を行った。「給養員の仕事で大変だったことは何ですか」「今からやっておいた方がいいことはありますか」と、気になっていることを次々質問し、隊員の経験談やアドバイスを真剣な面持ちでノートに書き留めていた。

 次に、乗員120人分の食事を作る調理室を見学した。家庭用の何倍もある大きなまな板や蒸気を利用して調理する釜など、見慣れた台所とは全く違う光景に、2人は興味津々な様子だった。

 その後、艦長が指揮を出す艦橋や乗員の居室などを見学し、護衛艦の任務や船での生活について理解を深めた。2人は「普段見ることのない艦内を見学でき、給養員以外の職種についても知ることができた」「とても良い経験になった。早く海上自衛隊に入隊したい」と将来の夢への思いを強くしていた。

 袋井所は、今後も部隊と協力して自衛官の仕事をより深く知ってもらう機会をつくり、若者の職業選択の参考になるようサポートを行っていく。

護衛艦の食事作りを間近で 高校・専門学校生が見学
7月の出来事

いわた夏祭inジュビロードで車両を展示

2022年7月30日

いわた夏祭inジュビロードで車両を展示

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は7月30日(土)、JR磐田駅前商店街ジュビロード(磐田市)で行われた、いわた夏祭inジュビロードにおいて車両展示を行った。

 これは磐田市商工会議所主催のイベントで、開催は3年ぶり。袋井所からは福嶌敦1等海曹と菊地貴文2等陸曹が参加した。

 当日は天候に恵まれ、磐田市長をはじめ市民など4万人以上が来場した。袋井所は駅前通りの一角に小型トラックと広報ブースを設置し、自衛隊の職種紹介やグッズ配布などを行なった。中でも装備品の写真を使った缶バッジは子供たちに非常に人気で、イベント開始早々に配布終了となった。

 広報ブースを見に来た来場者からは「私たちの生活を守ってくれているのが自衛隊。厳しいこともあるでしょうが、どうか頑張ってください」と、激励の声も多く聞かれた。

 袋井所は、自衛隊に対する認識・理解を深めてもらうため、今後も積極的な広報活動を継続していく。

いわた夏祭inジュビロードで車両を展示

イオン袋井店で車両展示

2022年7月9日

イオン袋井店で車両展示

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は7月9日(土)、イオン袋井店(袋井市)で自衛隊の車両展示を実施した。

 このイベントは、同店が警察・消防・自衛隊の支援を受けて実施しているもので、袋井所からは中島法史1等陸曹、福嶌淳1等海曹、菊地貴文2等陸曹が参加した。

 当日は400人以上の来場者があり、袋井所は駐車場の一角に自衛隊の小型トラックと広報ブースを設置し、自衛隊の職種紹介、自衛隊グッズの配布などを行なった。

 また、広報官が自作した、子どもが跨いで乗ることのできるブルーインパルス型のキッズカーも用意し、乗り物好きな子どもたちの人気を集めた。

 ブースを訪れた来場者は「このトラックかっこいい」「貴重な体験ができた」と車両に興味津々な様子で、同時に「厳しいこともあるでしょうが、どうか頑張ってください」と自衛隊を激励する声も多く聞かれた。

 袋井所は、今後も自衛隊への理解を深めてもらえるよう広報活動を継続し、防衛基盤の強化に邁進していく。

イオン袋井店で車両展示
6月の出来事

精華学園卒業生が制服で担任教諭と再会

2022年6月2日

精華学園卒業生が制服で担任教諭と再会

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は6月2日(木)、精華学園高等学校掛川校(掛川市)を訪れ、同校卒業生の隊員の母校訪問を支援した。

 これは、長期休暇を利用し隊員が母校を訪問し、教職員や生徒に自衛隊での生活ややりがいなどを伝え、自衛隊に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に実施するもの。

 今回母校訪問を行ったのは、今春、陸上自衛隊自衛官候補生として入隊し、現在は朝霞駐屯地(東京都練馬区)で教育訓練を受けている武石英奈候補生。掛川市担当広報官の箕輪勝政2等空曹が引率した。

 武石候補生は、陸上自衛隊の制服を着用し、凛々しい姿で約二カ月振りに母校を訪問した。近藤校長や在校生と再会し、二カ月間の訓練で自衛官として、社会人として成長した姿を披露した。

 今年度は新型コロナウィルスの影響もあり、ゴールデンウィークに帰省できなかったり、通常野外で行われる訓練を駐屯地内で行うなど、特殊な状況での自衛隊生活となり、その苦労や教訓、また、在校していた当時の思い出話などを時間を忘れて語り合った。

 先生や在校生の質問にも丁寧に答え、今年度自衛隊の受験を考えている生徒へのアドバイス等も行った。

 武石候補生は最後に「母校を訪問し、先生や後輩へ自衛隊の魅力を伝えることができて本当に嬉しかったです。今後も帰郷広報を継続して、自衛隊の素晴らしさを伝えたいです」と熱く語り、近藤校長も「心配していたが、元気で凛々しい制服姿で訪問してくれて感激した。継続して訪問して後輩に自衛隊の良さを伝えてほしい」と嬉しそうに話していた。

 袋井所は、今後も入隊者と緊密に連携し、帰郷広報を積極的に実施して自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くす。

精華学園卒業生が制服で担任教諭と再会
4月の出来事

遠江総合高校マッチングフェスタで自衛隊の魅力を紹介

2022年4月20日

遠江総合高校マッチングフェスタで自衛隊の魅力を紹介

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は4月20日(水)、森町総合体育館森アリーナ(周智郡森町)で行われた「遠江総合高校マッチングフェスタ」に参加した。

 これは、地元企業や大学・専門学校等の魅力をそれぞれの担当者が生徒に直接紹介することで、職業や進学に対する意識を高め、今後の進路選択の指針を示すため同校が主催したもの。

 静岡県内外から学校・企業等合わせて約90組が参加し、袋井所からは中島法史1等陸曹と福嶌淳1等海曹が参加した。

 会場ではビニールシートの設置や換気など新型コロナウイルス感染予防策が行われ、3年生206人がそれぞれ興味のあるブースを訪問した。

 自衛隊ブースには8人の生徒が訪れた。生徒に自衛隊のイメージを聞いたところ、「体力があってしっかりしている」「訓練が厳しい。ほふく前進や戦闘訓練以外にどういったことをしているのかわからない」といった率直な意見が聞かれた。

 中島1曹は、厳しい場面はあるが任務を完遂するために必要であり、自分も仲間とともに困難を乗り越えたこと、自衛隊には幅広い職種があり、多くの人に適する仕事があることなどを伝えた。

 また、記憶力を試すミニゲームなども行い、楽しみながら自衛隊の仕事を知ることができる場を作った。

 説明を聞いた生徒は「警察官を目指していますが、自衛隊の中にも警察に似た仕事があることを知り、興味がわきました」と感想を話していた。

 袋井所は、今後も説明会等に積極的に参加し、自衛隊に対する認識と理解の向上に努めていく。

遠江総合高校マッチングフェスタで自衛隊の魅力を紹介
1月の出来事

高等工科学校生徒が兄弟で母校訪問

2022年1月11日

高等工科学校生徒が兄弟で母校訪問

 袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は1月11日(火)、掛川市立北中学校で行われた高等工科学校生徒2人の母校訪問に同行した。

 これは、高等工科学校の生徒が長期休暇を利用して母校を訪問し、教職員や後輩に同校の生活ややりがいなどを伝え、自衛隊に対する認識と理解を深めてもらうことを目的に実施したもの。

 今回、令和2年春に入校した藤岡紫音生徒と、その弟で昨年春に入校した藤岡大翔生徒が、掛川市担当広報官の箕輪勝政2等空曹引率のもと、父親とともに母校を訪問した。

 藤岡兄弟は懐かしそうに母校の正門をくぐり、当時の2人を知る増田教諭と面談した。

 面談では在校当時の話などにも花が咲き、増田教諭が「どうして高等工科学校を受験しようと思ったの」と聞くと、紫音生徒は「広報誌に掲載されていた募集記事を父が見て興味を持ち、学校見学に行って決めました」と答え、大翔生徒は「最初は興味がなかったけれど、兄の姿を見ていて自分もしっかりした生活環境に身を置いてみたいと思いました」と当時を振り返った。

 その後、増田教諭から、現在の世界情勢等について高等工科学校生徒としての視点からみた意見などを聞かれた際にも兄弟はしっかりと自分の意見を話し、教諭は「2人ともしっかりしていて見違えた」と嬉しそうな表情を浮かべていた。

 袋井所は、今後も入隊者と緊密に連携し、母校訪問などを積極的に実施して、自衛隊に対する認識と理解の向上に全力を尽くす。

高等工科学校生徒が兄弟で母校訪問