NEW「遠江総合高校マッチングフェスタ」で自衛隊の魅力を紹介
2020年2月3日
袋井地域事務所(所長・野口貴志1等空尉)は2月3日(水)、森町総合体育館森アリーナ(周智郡森町)で行われた「遠江総合高校マッチングフェスタ」に参加した。
これは、静岡県立遠江総合高等学校(同町)が主催したもので、生徒に地元企業や上級学校の魅力などを直接紹介し、職業や進学に対する意識を高め、今後の進路選択に指針を示すため行われた。県内から学校・企業合わせて81組が集まり、袋井所からは広報官の山下亮3等海曹が参加した。
参加者は全員マスクと手袋を着用し、各ブースは透明なビニールシートで仕切りを作り、会場内は換気を行うなど、新型コロナウイルス感染症対策がなされた。
当日は、200人を超える2年生がそれぞれ興味のあるブースを訪問。自衛隊ブースに訪れた生徒に自衛隊に対するイメージを聞いたところ、「体力があり、しっかりしている」「訓練が厳しい。ほふく前進や戦闘訓練以外にどういったことをしているのか知りたい」といった声があり、山下3曹が「厳しいこともあるが、それは任務を完遂するために必要なこと。困難は仲間とともに乗り越えてきた」と自らの経験を話し、また、資料を使い、自衛隊には多様な職種が存在し、多くの人に適する仕事があることなどを説明した。
説明を聞いた生徒は「警察官を目指していますが、説明を聞いて自衛隊の中にも警察に似た仕事があることを知り、興味が湧きました」と話していた。
袋井所は、今後も企業説明会等に積極的に参加し、自衛隊に対する認識と理解の向上に努めていく。