2023年
7月の出来事
募集解禁!駅前で自衛隊をPR
2023年7月3日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は、7月3日(月)にJR藤枝駅(藤枝市)、4日(火)にJR焼津駅(焼津市)と同島田駅(島田市)周辺において、高校生への採用活動解禁に合わせたPR活動を行った。
これは毎年7月に行っているもので、県内の駅周辺で高校生等に採用案内の入ったポケットティッシュを配り、自衛官募集をPRするもの。
「おはようございます」「自衛隊です」。梅雨の時期ではあるものの天候にも恵まれ、朝6時半から約1時間、制服姿の広報官や腕章をつけた各市の募集相談員が通学途中の高校生たちに声を掛け、ポケットティッシュを手渡した。
普段街中では見かけることのない陸・海・空自衛官の姿は人通りの多い中でも注目を集め、駆け寄って来て自らティッシュを受け取る学生や、「自衛隊に興味があります。イベントなどはありますか」と話しかけてくれる高校生の姿もあった。
藤枝所は、今後も自衛隊の活動を多くの若者に知ってもらい、将来の職業選択のひとつとして認識してもらえるよう広報活動に尽力していく。
6月の出来事
「ぜひ受験したい」の声 高等工科学校生がリクルータとして活躍
2023年6月24日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は6月22日(木)から24日(土)の間、高等工科学校生徒2人の協力を得て母校訪問や受験希望者への説明会などを行った。
6月22日(木)、藤枝所に高等工科学校2年生の澤本刻希生徒と1年生の横山透羽生徒が来所し、所長や広報官に近況報告を行った。
2人はそれぞれ所属している部活や、今後進みたい職種などについてはきはきとした凛々しい態度で語り、特に学年の上がった澤本生徒は「体力検定があるので鍛えておいた方がいい」と後輩の横山生徒にアドバイスするなど、頼もしい姿を見せた。
翌日、2人は担当広報官とともにそれぞれの母校を訪問した。当時の担任教諭や部活の顧問の先生に再会し近況報告をするとともに、高等工科学校受験希望者に説明を行い、受験勉強や試験対策などの質問に丁寧に答えていた。
また澤本生徒は24日(土)も、事務所に来所した受験希望者と保護者に対して説明を行い、疑問や不安を払拭できるよう親身にアドバイスを行った。説明終了後には受験希望者から「ぜひ受験したい」との力強い言葉を聞くことができ、年の近い高等工科学校生のリクルータ力が遺憾なく発揮された。
藤枝所は、今後もリクルータと連携した広報活動を積極的に行い、防衛省・自衛隊への理解促進を図っていく。
5月の出来事
制限なしで開催!静浜基地航空祭
2023年5月28日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は5月28日(日)、航空自衛隊静浜基地(焼津市)で行われた静浜基地航空祭2023において広報活動を実施した。
同基地は飛行場施設のある航空自衛隊基地の中で最も小さく、航空機やヘリコプターなどを間近で見られることで人気。今回は新型コロナウイルスが5類へと移行され、約1万人の来場者が訪れるなど従来の賑わいを取り戻した航空祭となった。
航空祭は4機編隊のT‐7初等練習機のオープニングフライトから始まり、U‐125A救難捜索機とUH‐60J救難ヘリコプターによる救難展示、C‐2輸送機、F‐15戦闘機などの展示飛行が行われ、普段見ることがないさまざまな機体のフライトに来場者は釘付けになっていた。
藤枝所は第1格納庫内に自衛官採用制度説明コーナーを設け、幅広い年齢の来場者に自衛隊の魅力を発信するとともに、質問なども受け付けた。また、幼いころからパイロットを志している若者から「必ずここで飛行教育を受けられるように頑張ります」と、熱意のこもった声を聞くことができた。
藤枝所は、今後もイベントなどを通じて自衛隊をPRし、やりがいのある職業ということを伝えていく。
4月の出来事
島田市入隊・入校激励会開催 「憧れた自衛官の姿を思い奮励努力」
2023年4月4日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は3月10日(金)、島田市民総合施設おおるりで実施された島田市主催による「令和4年度島田市入隊・入校予定者激励会」を支援した。
激励会には入隊・入校する一般曹候補生、自衛官候補生、防衛大学校生の合格者計4人とその家族が参加し、島田市長、静岡地方協力本部長、自衛官募集相談員など多くの来賓を迎えて執り行われた。
会の中で市長は「国防に任ずる者としての責任を毅然と果たし、国家の守護神となるべく任務にあたってください」と述べ、静岡地本部長は「周りを見て同期のために何かできることはないかと考えると、自分の成長も早くなる。その心構えを持って頑張ってもらいたい」と激励した。
入隊・入校予定者は、来賓からの言葉やDVDによる浜田靖一防衛大臣の激励メッセージに熱心に聞き入り、これから立派な自衛官になる決意を固めていた。
最後に入隊・入校予定者を代表して防衛大学校に入校予定の大木葵さんが「これからは精神的にも体力的にもつらいことが少なからずあると思います。そのような時も、自分が憧れたどんな状況でも常に前を向き日本のためにひたむきに働いている自衛官の姿を思い出し、一層の奮励努力をしていく覚悟です」と決意を述べた。将来を見据え凛とした表情で語る姿に、来賓や家族からは盛大な拍手が送られた。
藤枝所は、今後も入隊・入校予定者やその家族に寄り添い、不安なく自衛隊に入れるよう引き続きサポートを行っていく。
2022年
島田樟誠高校の生徒に自衛隊を紹介
2022年12月16日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は12月16日(金)、島田樟誠高等学校(島田市)の依頼に基づき、進路説明会に参加した。
この説明会は同校の1年生を対象に、将来の就職活動の参考にするため行われたもの。藤枝所は自衛隊を選択肢の一つとして認知してもらうため、自衛隊の仕事と自衛官採用制度の説明を行った。
説明会は大学、専門学校、企業が集まり、ブース形式で行われた。自衛隊ブースには男子生徒2人、女子生徒1人が訪れ、広報官が話す制度説明や経験談に熱心に耳を傾けていた。
まだ進路が決まっていない生徒がほとんどであったものの、生徒からは「訓練はきついですか」「どのような訓練をしていますか」など、普段聞くことができない実際の訓練について真剣な質問が寄せられた。
さらに生活面についても「自由時間はありますか」「休日はどのように過ごしていますか」など、自衛官の生活について興味を示していた。
自衛隊という存在は知っているが、実際にどのような仕事をしているかは知らないという生徒が多く、自衛隊に多種多様な職種があることに驚いていた。
藤枝所は、今後も説明会などを通じて自衛隊の認知度向上を図り、やりがいのある職業ということを伝え、将来の選択肢の一つとして考えてもらえるよう尽力していく。
藤枝宿ふれあいまつりで地域住民とふれあい
2022年11月13日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は11月13日(日)、藤枝地区交流センター(藤枝市)で行われた藤枝地区社会福祉協議会主催の「第21回藤枝宿ふれあいまつり」に参加した。
屋内会場では地元の幼稚園児・小中学生による合唱などが行われ、屋外展示ふれあい会場では特産品の販売や消防車の展示などさまざまなブースが立ち並び、多くの家族連れが訪れ賑わいを見せた。
藤枝所は屋外会場に広報ブースを設置し、陸自小型トラックの展示や子ども用迷彩服の試着体験を行ったほか、陸・海・空自衛隊の活動紹介パネル、今年9月に県内で発生した台風15号による大雨断水に係る災害派遣活動の写真パネル、自衛官が食べる携行食を展示し、自衛隊オリジナル缶バッジを子供たちに配布した。
中でも試着体験は大人気で、多くの子どもたちが試着し記念撮影をしていた。
来場した地域住民からは「9月の災害派遣活動お疲れさまでした。今後も大変だと思いますが頑張ってください」と労いの言葉や感謝の言葉が寄せられた。
藤枝所は、今後もイベントなどを通じて多くの子供たちや保護者に自衛隊の活動・制度を知ってもらい、自衛隊を身近に感じてもらえるよう日々広報活動を行っていく。
11月の出来事
街中で自衛隊をPR 島田産業まつり
2022年11月12日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は、11月12日(土)に島田市本通り等で行われた島田産業まつりで広報ブースを出展した。
これは島田産業まつり実行委員会が主催したもので、島田市役所の防災フェアと合わせて自衛隊もブースを出展し、陸上自衛隊の小型トラックの展示や災害派遣等の活動状況紹介、自衛官採用制度説明を行ったもの。
令和元年以来3年ぶりの開催となり、11月らしい秋晴れの下、会場は家族連れなどで大きな賑わいを見せた。
自衛隊ブースにも多くの来場者が訪れ、広報官の説明を聞きながら災害派遣活動パネルや自衛隊の活動をまとめたDVDに熱心に見入っていた。
また、小型トラックの展示は特に人気で、普段間近では見られない車両に多くの家族連れが集まり、座席に座ったり写真撮影をして楽しんでいた。
来場者からは「災害が多いので何かあったらよろしくお願いします」「いつもありがとう」など、自衛隊への期待や労いの声が多く寄せられた。また、大きな災害が起こった際にとるべき行動や備えておくべき物などを自衛官に質問する姿も見られた。
藤枝所は、今後もイベント等を通じて自衛隊の活動を多くの方に知ってもらい、理解促進を図っていく。
自衛官募集相談員・篠田氏へ感謝状を贈呈
2022年11月07日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は11月7日(月)、同事務所(藤枝市)において静岡地方協力本部長・武田恭一1等空佐から自衛官募集相談員・篠田久美子氏への感謝状贈呈式を行った。
篠田氏は日頃から自衛官募集相談員として自衛隊の活動への理解を深めるとともに、募集活動等に尽力している。昨年度、有益な募集情報を3件提供し、うち1人が入隊したという功績から今回感謝状を贈呈することとなった。
感謝状贈呈式は、篠田氏には内容を伝えず事務所に来所してもらいサプライズで行った。篠田氏は目を見開き驚きを隠せない様子で、サプライズは大成功。事務所には篠田氏の歓喜の声と所員の笑い声が響き、武田本部長が感謝状を手渡した後、和やかな雰囲気で懇談を行った。
懇談では、今年の募集状況や地域住民の自衛隊へのイメージ、篠田氏の長男が陸上自衛隊で勤務していることなどが話題に上がり、篠田氏の趣味が本部長と同じツーリングということでさらに話が盛り上がった。
藤枝所は、今後も募集相談員や各関係機関との連携を密にし、募集活動に邁進する。
子どもたちが興味津々 黒石小学校で車両展示
2022年11月5日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は11月5日(土)、焼津市立黒石小学校で行われた「令和4年度黒石小学校オータムフェア」に参加し、広報活動を行った。
このイベントは、子どもたちが楽しみながら身近な地域の職業を学ぶために企画されたもので、藤枝所は中型トラックの展示や自衛隊の活動紹介DVDの放映、子ども用制服の試着体験コーナーなどを設けた。
当日は天候にも恵まれ、近隣の小学生や家族連れなど約300人で賑わった。
自衛隊が大好きで何度もトラックの荷台に乗って楽しむ子どもや、初めて自衛隊車両を間近で見て「近くで見ることができて嬉しい」「かっこいい」と話す親子などの姿が見られた。また、DVDに真剣に見入る子どももおり、自衛隊の活動について理解を示しているようだった。
藤枝所は、今後も地域のイベント等に積極的に参加して自衛隊をアピールし、地域住民の理解促進に努めていく。
8月の出来事
高等工科学校1年生が後輩にアドバイス
2022年8月5日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は8月5日(金)、同事務所(藤枝市)において高等工科学校生徒による帰郷広報を行った。
今春、陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)に入校した増田光政生徒が夏休みの帰省に併せて来所し、同校受験希望の中学生と約1時間、懇談や質疑応答を行った。
中学生は「高等工科学校を目指したきっかけは何ですか」「今はどのような訓練をしていますか」「食事はおいしいですか」といった学校での授業や生活について聞くとともに、「受験勉強はどのような対策をすればいいですか」「面接ではどのようなことを聞かれましたか」と、受験についても真剣な眼差しで質問していた。
増田生徒は「人を助けることのできるかっこいい男になりたくて、自衛官を目指そうと思いました」と話し、「時間に追われる毎日で慣れるまでが大変でした」など、感じたことや体験談を丁寧に伝えた。
また、受験に関しても「過去問題を重点的にやることが大切」「まだ半年以上あるのでしっかりと準備すること、腕立て伏せや腹筋、ジョギングも少しずつやっておくといい」と親身にアドバイスをしていた。
藤枝所は、今後も入隊・入校者と連携して受験希望者の疑問や質問に親身に対応し、サポートしていく。
高等工科学校生徒、恩師に近況報告
2022年8月2日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は8月2日(火)、今春陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)に入校した澤本刻希生徒の母校訪問を支援した。
澤本生徒は同校の夏用制服に身を包み、母校である川根本町立中川根中学校を訪れた。
恩師の内藤教諭と加藤教諭に再会し近況報告すると、「学校生活はどう」「自由時間はあるの」と、両教諭とも高等工科学校の生活に興味を示していた。
澤本生徒は「大変ですが仲間がいるので楽しいです」「平日の自由時間は数十分ほどですが、同期と雑談などを楽しんでいます」と充実した日々を語った。
また、内藤教諭から「体は毎日鍛えているの」と聞かれ、「時間を見つけては筋力トレーニングをしています」と、多岐にわたって努力していることを伝えた。
在校当時の懐かしい話や部活動の話などでも盛り上がり、澤本生徒は和やかな懇談のひと時を楽しんでいた。
藤枝所は、今後も入校者の母校訪問などを通じて、一般教育や専門的技術を学べる高等工科学校を認知してもらえるよう広報活動に努めていく。
7月の出来事
すすき幼稚園で車両展示と防災講話
2022年7月27日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は7月27日(水)、認定こども園すすき幼稚園(牧之原市)で行われた子育てフェア「官庁の働く車展示フェア」に協力した。
このイベントは、国や地域を守る仕事について理解を深めてもらうために行われたもので、警察と自衛隊が参加した。
警察は白バイ、ウニモグと呼ばれる特殊車両、自衛隊は73式中型トラックを展示し、園児や近隣の小学生等約350人が見学した。
当日は午後からは天気にも恵まれ、子供たちは大粒の汗をかきながらも楽しそうに見学していた。中には自衛隊が大好きで何度もトラックの荷台に乗る子や展示した防災パネルに真剣に見入る子もいた。
また、園内では藤枝所長が防災講話を行い、災害発生時の行動や対策、災害に備えて準備しておいた方がいいもの、災害時の自衛隊の行動について説明し、命を守ることの大切さを伝えた。園児には少し難しい内容もあったものの、皆真剣な眼差しで講話を聞いていた。
講話の後には、段ボールを使った簡易ベッドや箱型の簡易トイレの展示を行った。園児や保護者は簡易ベッドの耐久性やコンパクトに折りたためる簡易トイレに驚いていた。
藤枝所は、今後も地域の防災イベントに積極的に参加して、自衛隊の活動紹介や地域住民の防災意識の向上に努めていく。
焼津市の踊夏祭で自衛隊をPR
2022年7月17日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は7月17日(日)、大井川港(焼津市)で行われた「第21回踊夏祭」において広報活動を実施した。
このイベントは「踊りがまちを揺らす・踊りがまちを変える」を合言葉に、同市の観光の目玉として開催されている。
藤枝所は、航空自衛隊静浜基地広報班とともに自衛隊ブースを開設し、装備品の展示や陸・海・空自衛隊パンフレットの配布、自衛官採用制度説明などを行い、多くの来場者で賑わった。
ブースを訪れた来場者からは、自衛隊の活動や装備品、採用試験に関する質問が寄せられ、広報官は一つひとつの質問に丁寧に回答し、地域住民との関わりを深めた。
藤枝所は、今後も地域で開催されるイベントに積極的に参加し、自衛隊への関心を高めてもらえるよう広報活動に邁進していく。
静清高校で3機関合同説明会を実施
2022年7月6日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は7月6日(水)、相川学園静清高等学校(藤枝市)で行われた3機関合同説明会に参加した。
これは、自衛隊・警察・消防を目指す高校生にそれぞれの担当者が仕事内容等を紹介し、今後の進路選択に役立ててもらうために行われたもの。1年生から3年生11人の生徒が参加した。
藤枝所長・宝保1尉は、自衛隊の任務や仕事内容、やりがいについて紹介し、最後に東日本大震災での災害派遣活動に関する動画を見てもらい、自衛隊の活動への理解促進を図った。
質疑応答では「自衛隊の勤務時間について知りたい」「どんな職種がありますか」といった声があり、宝保所長が一つ一つ丁寧に回答した。
藤枝所は、今後も各学校と連携を密にして自衛隊に対する理解促進を図るとともに、魅力を知ってもらうべく誠心誠意業務に努めていく。
6月の出来事
性別に関係なく働ける自衛隊を紹介
2022年6月28日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は6月28日(火)に藤枝市立広幡小学校、7月1日(金)に藤枝市立青島北小学校で行われた、藤枝市の男女共同参画事業「マイジョブ講座」に講師を派遣した。
この講座は毎年行われており、男女共同参画社会実現のため、感受性豊かな子供たちが職業選択の際、性別に関係なく本人の個性と能力を発揮できるようにと、実際に職業に就いた人から志望動機ややりがいなどを聞くもの。特に男性の多い職業で働く女性の話を聞きたいとの要望を受け、自衛隊は今回初めて参加した。
広幡小学校の6年生3クラス84人と青島北小学校の6年生4クラス109人を対象に、1クラス15分から20分ずつ講座を行った。
浜北募集案内所に臨時勤務中の伊藤新菜海士長が黒いマント姿で登場すると、児童たちの目はくぎ付けに。教諭が「職業を当ててください」と言うと、「裁判官」「介護士」「警察官」などの回答に混じって「海上自衛官」と正解を当てる児童もいた。
マントを脱いだ伊藤士長は、優しい口調で自衛隊の任務や自衛官になろうと思った理由、やりがい、護衛艦の射撃員の仕事についてわかりやすく説明した。
児童は初めて見る女性海上自衛官に興味津々な様子で、質疑応答では「1回の航海で何日くらい出航しますか」「勤務時間は何時間ですか」「給料はどのくらいもらえますか」といったものから「魚雷はどうやって発射するのですか」「大砲の発射速度はどのくらいですか」など、マニアックな質問も飛び出した。
終了後も質問できなかった児童たちに囲まれるほど人気で、伊藤士長は時間の許す限り質問に答えていた。
藤枝市の担当者や小学校の教諭からは「普段接する機会のない自衛官の話を聞くことができて、児童にとって貴重な体験になりました」といった声が聞かれた。
藤枝所は、今後も将来の職業選択の参考になるよう積極的に自衛官の任務ややりがいなどを丁寧に伝えていく。
高校の3機関合同説明会で自衛隊をPR
2022年6月20日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は6月20日(月)、島田樟誠高等学校(島田市)で行われた3機関合同職業説明会に参加した。
これは、公安系公務員を希望する生徒11人を対象に自衛隊、消防、警察の3機関が説明を行い、将来の就職活動の参考にしてもらうために行われたもの。藤枝所は自衛隊を選択肢の一つとして認知してもらうため、自衛隊の仕事や自衛官採用制度を紹介した。
説明会は各機関約20分で行われ、自衛隊は広報動画などを交えてやりがいなどをPRした。質問コーナーでは「今のうちに準備しておくことはありますか」「レンジャー訓練の内容を教えてください」など、活発な質問があり、一つ一つ丁寧に説明をした。
生徒たちは各機関それぞれの説明に真剣に耳を傾け、将来希望機関受験のための資としていた。
藤枝所は、今後も説明会などを通じて自衛隊を知ってもらい、やりがいのある職業ということを伝えていく。
合同説明会で自衛隊PR
2022年6月16日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は6月16日(木)、ツインメッセ静岡(静岡市)で行われた合同説明会に、静岡募集案内所とともに参加した。
この合同説明会には、自衛隊を含む14の企業や団体と42の大学や専門学校が参加。高校生に対し仕事や学校の魅力、特徴などを説明し、将来の進路選択に役立ててもらうために実施された。
自衛隊のブースでは、男子2人・女子6人に対し、自衛隊の任務や職種、福利厚生などを紹介した。
説明を聞いた高校生たちは「職種の多さや福利厚生が充実していて驚いた」と感想を話していた。
藤枝所は、今後もこのような説明会に積極的に参加し、自衛隊の活動や魅力を多くの若者に伝えていく。
5月の出来事
子ども向け制服で記念撮影 チビッ子自衛官誕生
2022年5月28日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は5月28日(土)、藤枝地区交流センター内の藤枝子ども広場(藤枝市)においてミニ制服の試着体験撮影会を行った。
藤枝子ども広場は、陽当たりの良い広くて新しい部屋で子どもたちが絵本の読み聞かせやおもちゃ遊びを楽しんだり、母親への子育て支援、育児相談等を行っている無料の施設。
昨年11月の開催は平日ということもあり3歳以下の幼児が多かったが、この日は土曜日で朝早くから保護者と一緒に幼児から園児まで多数の来場者があった。
最初は見慣れない迷彩服姿の自衛官に驚いた様子だった子どもたちも、自衛隊グッズをもらうと笑顔を見せていた。
また、保護者に連れられて制服試着コーナーに来ると、最初は恥ずかしがっていたが次第にポーズを決め、「敬礼」の号令で上手に敬礼する微笑ましい光景を見せてくれた。
父親からは「自衛隊が好きで先日静浜基地の航空祭に行ってきました。久しぶりの自衛隊イベントで楽しかったです」「自衛官にはどうすればなれますか。仕事はどんなことをしているんですか」と、普段接する機会のない自衛官にさまざまな質問が寄せられた。
また、母親からは「迷彩服がかっこいいので、子どもが大きくなったら自衛官になってほしい」「思いがけず良い体験ができて嬉しいです」といった声が聞かれた。
藤枝所は、今後もあらゆる機会を通じて子どもたちとその保護者に自衛隊を知ってもらえる活動を行っていく。
川根本町の募集相談員に委嘱状交付
2022年5月27日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は5月27日(金)、川根本町役場において「令和4年度川根本町自衛官募集相談員連名委嘱式」を同町と合同で挙行した。
自衛官募集相談員とは、2年を1任期とし、地域における自衛隊と県民の架け橋として各地方協力本部と連携し、ボランティアで自衛官募集に協力するもの。同町では、令和2年度から継続した1人の委嘱を行った。
委嘱式は、川根本町長及び静岡地方協力本部長の連名により執り行われ、募集相談員紹介後、町長から委嘱状が、本部長から証明書が手渡された。
今回継続して委嘱された募集相談員は地域の事情に精通しており、人脈も広く、「少しでも多くの方を紹介できるよう頑張ります」「ポスターなど自由に貼っていいですよ」と、自衛官募集への惜しみない協力を約束した。
藤枝所は、自衛官を職業選択の一つと認識してもらえるよう、募集相談員と連携を密にして若者にアピールしていく。
焼津市募集相談員委嘱状交付式
2022年5月27日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は5月27日(金)、焼津市役所で同市と合同で「令和4年度焼津市自衛官募集相談員連名委嘱式」を挙行した。
委嘱式は焼津市長及び静岡地方協力本部長の連名により執り行われ、募集相談員の紹介後、昨年度から継続した6人と新規2人の計8人に対し、焼津市長から委嘱状を、本部長から証明書を交付した。
交付後、本部長が「地方協力本部と募集相談員の連携を強化し、若者の募集強化に繋げてもらいたい」と挨拶し、募集相談員はその言葉に深く頷いて今後の募集活動への決意を新たにしていた。
藤枝所は、今後も地域との連携を強化し、自衛隊をアピールして若者の自衛隊入隊を後押ししていく。
3年ぶり開催!静浜基地航空祭
2022年5月22日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は5月22日(日)、航空自衛隊静浜基地(焼津市)で行われた「静浜基地航空祭2022」において広報活動を実施した。
3年ぶりに開催された同航空祭は、間近で自衛隊の航空機を見られるということで人気があり、当日も多くの来場者で賑わった。
T‐7初等練習機のフライトから始まり、U‐125飛行点検機、UH‐60J救難ヘリコプター、F‐15戦闘機など、多くの航空機が基地上空を飛行し、普段見ることがない戦闘機や救難機のフライトに来場者は釘付けになっていた。
藤枝所は、第1格納庫内に自衛官採用制度説明コーナーを設け、広報官が自衛官の仕事などを紹介した。
自衛隊に興味のある来場者からは「パイロットになるためにはどうすればいいですか」「自衛隊の職種を教えてください」など多くの質問が寄せられ、また、浜松救難隊による救難展示を見た若者は「一度は自衛官を諦めたけれど、また挑戦してみようと思います」と話し、受験に意欲を見せていた。
航空祭の最後は、同基地所属のT‐7初等練習機10機の大編隊による展示飛行が行われた。定番の「富士山隊形」で基地上空に現れると、来場者は航空機に向かって大きく両手を振るなど、興奮した様子で久しぶりの航空祭を楽しんでいた。
藤枝所は、今後もイベントなどを通じて自衛隊をPRし、やりがいのある職業ということを伝えていく。
4月の出来事
祝!自衛官候補生入隊式
2022年4月3日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は4月3日(日)、陸上自衛隊駒門駐屯地(御殿場市)で行われた「令和4年度自衛官候補生課程入隊式」に参加し、今年度藤枝所から入隊した1人を激励した。
4月初旬としてはやや肌寒い気温の中、真新しい制服を身にまとった23人の新隊員と、機甲教導連隊長、来賓や入隊者の家族、教育に携わる教官が参加し、入隊式は厳かに執り行われた。
入隊者代表の気合いの入った号令のもと、入隊者は一週間前に着隊したとは思えない統制がとれた動きで入隊式に臨んでいた。
訓示では、連隊長から「初心を忘れず積極的に学べ」「仲間同士で互いに助け合え」「元気にはつらつと」の3つの要望が挙げられた。
式終了後、入隊者からは「忙しい毎日ですが楽しいです」「この先不安なこともありますが、同期と切磋琢磨して頑張ります」と、これから始まる教育に緊張をみせつつも皆前向きに話をしていた。
藤枝所は、今後も入隊者と綿密に連絡をとり、家族との架け橋となれるようサポートに努めていく。
3月の出来事
静岡産業大学で制度説明会を実施
2022年3月23日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は3月23日(水)、静岡産業大学藤枝キャンパス(藤枝市)において、学内説明会を実施した。
この日は静岡地本と静岡県警の2部構成で説明会を行い、公務員への就職を希望する3年生4人が参加した。
担当広報官は自衛隊の総合採用案内を使い、「きつい・厳しい・大変」という自衛官のイメージを払拭し、自衛隊の任務、やりがい、処遇等の説明を行った。
また、動画を使って災害派遣活動の様子や隊員の生の声を紹介すると、学生たちは真剣に見入っていた。
参加した学生からは「自衛隊は体力勝負の仕事ばかりだと誤解していた」「一般幹部候補生試験を受験してみたいので、詳しく話を聞きたい」といった感想が寄せられた。
藤枝所は、今後も積極的に説明会を行い、自衛隊の仕事や魅力を多くの学生に伝えていく。
川根本町入校激励会
2022年3月18日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は3月18日(金)、川根本町主催の「令和3年度川根本町陸上自衛隊高等工科学校入校激励会」を支援した。
今春晴れて陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)に入校を予定している1名とその家族が参加し、川根本町長、静岡地方協力本部長、防衛協会会員、自衛官募集相談員などが参列し、粛々と行われた。
入校予定者は来賓からの激励の言葉や岸信夫防衛大臣の映像による激励メッセージに熱心に耳を傾けていた。
川根本町長は「川根本町で仲間や家族と学んだことを胸に、国を守るという意識の中、国民のため、町民のために精一杯頑張って」と熱く激励し、その後、防衛協会会員、自衛官募集相談員から激励の言葉と記念品の贈呈が行われた。
最後に入校予定者が「大事に育ててくれた家族、地域の方々への感謝の気持ちを忘れずに、国を守るという強い気持ちを持って高等工科学校で頑張っていきたい」と決意表明をし、盛大な拍手のもと入隊激励会は幕を閉じた。
藤枝所は、今後も入校予定者やその家族に寄り添い、疑問や不安を払拭した上で入校できるよう引き続きサポートしていく。
島田市入隊激励会
2022年3月14日
藤枝地域事務所(所長・宝保竜平1等陸尉)は3月14日(月)、プラザおおるり(島田市)で行われた島田市主催による「令和3年度島田市入隊激励会」を支援した。
この春晴れて一般曹候補生、自衛官候補生として入隊を予定している4人とその家族が参加し、島田市長、航空自衛隊静浜基地司令、静岡地方協力本部長、自衛官募集相談員など多くの来賓を招いて、粛々と行われた。
入隊予定者は、来賓からの激励の言葉や岸信夫防衛大臣の激励メッセージ映像に真剣に耳を傾け、これから立派な自衛官になるという決意を固めていた。
島田市長は「国防に任ずる者としての責任を毅然と果たし、国家の守護者となるべく任務に当たっていただきたい」と激励し、家族に対しても「私も子供が社会に出る時にはすごく不安や心配な気持ちになりました。多少の不安もあろうかと思いますが、どうぞ逞しく成長する姿をこれまで同様、温かく見守ってください」と我が子の旅立ちを迎えた心境に寄り添った。
最後に入隊予定者が「今まで支えてくれた方々、特に両親に感謝しても、しきれないほどの恩があります。自衛隊で鍛え、強い人間になって、私自身の成長で恩返ししたいと思います」と決意表明し、盛大な拍手のもと入隊激励会は幕を閉じた。
藤枝所は、入隊予定者やその家族に寄り添い、不安なく入隊できるよう引き続きサポートを行っていく。