※退職自衛官の採用に関する確認事項(シート名:確認事項)の内容をご確認の上、求人票内の「確認事項」欄内にレ点を付けてから、下記【求人票送付手順】により、送付をお願いいたします。
【求人票送付手順】
2019年8月7日
富士地域援護センター(センター長・岡村伸一3等陸佐)は、8月6日(火)と7日(水)に東京流通センターで実施された「首都圏合同企業説明会」に参加した。
静岡県に所在する各駐屯地からは、首都圏での就職を希望する71人の任期制隊員が参加した。説明会に参加した約530社の中から、2日間で14社を選択し、自分の将来を託す会社との面談に臨んだ。
会場内は8月にふさわしい熱気に溢れ、隊員は各企業の説明に耳を傾け、具体的な業務の内容や処遇等を質問することで、自分がその会社で働く際のイメージを掴もうという真剣な表情が見られた。
参加した隊員からは「企業側の説明を受け、具体的な事業の内容がイメージできた」「どの企業を選択するか、これからしっかり考え、採用してもらえるよう努力したい」との声が聞かれ、部隊から同行した中隊長は隊員の自己の再就職に対する意気込みや、企業側の自衛隊に対する期待の高さを感じていた。
富士地域援護センターは今後、本説明会の結果に基づき、参加した隊員が最良の再就職先を選択できるよう企業訪問や面接指導を行い、来春には晴れて全員が希望する企業に就職できるよう、それぞれの所属部隊とも連係、協力して業務を進めていく。
2019年7月24日
富士地域援護センター(センター長・岡村伸一3等陸佐)駒門駐屯地援護室は、6月20日(木)及び7月24日(水)に「令和元年度第4回及び第6回任期制隊員ライフプラン集合訓練」を実施した。
本教育は、入隊1年以上の任期制隊員を対象に、明確な自己分析に基づいた自らの意思による人生設計を確立させるとともに、職業選択・資格取得等の能力開発の自助努力を促進することを目的として行ったもので、第4回は21人、第6回は板妻及び滝ヶ原の女性隊員を含めて12人の隊員が参加した。
まずライフプランの意義や重要性等を説明した後、各隊員にライフプランを作成させるとともに、就職の援助施策等の要点を説明した。
駒門援護室は、各隊員が本教育で確立させた人生設計を面接や各種就職援護施策等でより強固になるよう指導、本人の希望や能力に沿った適切な就職援護業務を進めていく。
2019年7月10日
7月10日(水)、御殿場高原ホテル(御殿場市)において、自衛隊援護協会東京支部が主催し、自衛隊静岡地方協力本部(本部長・宮川知己1等空佐)が担任する令和最初の「任期制隊員合同企業説明会」が開催された。
本説明会は、退職自衛官の採用を希望する県内企業45社が、面談形式で自社の業務内容等を説明することで、隊員の就職活動の資とするものであり、今回は来年春に静岡県内に就職を希望する任期制隊員36人が参加した。
富士地域援護センターは、主催者や参加隊員、企業との調整等事前準備を実施したほか、参加隊員に「就職補導教育」「ビジネスマナー教育」等、多種教育や個人面談を通じて職業選択に必要な知識の付与、再就職への意識向上を促した。
参加した隊員にとっては自らの再就職先を選択するための重要な結節である一方、採用を希望する企業側から人間性を見極められる最初の機会になることから、参加隊員は高い意識をもって各社のブースを訪れ説明を受けていた。
参加した隊員からは「求人票に書かれていない企業風土や人材育成に関する考え方等まで知ることができ大変参考になった」との声が聞かれ、企業からも「隊員の気質の良さが感じられ、採用したい隊員が多かった」という意見が寄せられた。
富士地域援護センターは、この説明会が隊員、企業双方にとって良い縁を結ぶ機会であったと思っていただけるよう、引続き就職援助業務を進めていく。
2019年7月10日
今年度当初から実施されている援護関係の各種教育や、7月10日(水)に自衛隊援護協会東京支部が主催した静岡県合同企業説明会を経て、今年度3月に任期満了を予定している任期制隊員は、退職後の人生設計を具体的に検討する時期にきた。
任期満了退職を予定する隊員の多くは、9月前後から就職を希望する企業を訪問して業務内容や就職後の待遇等について確認する。そのうえで自己のライフプランと照らし合わせて生涯の仕事を探し当て、採用試験を受けることとなる。
これまで富士地域援護センター(センター長・岡村伸一3等陸佐)が就職援護を担当した隊員の多くは入社後、自衛隊生活で培った能力、協調性を発揮して社内で高い評価をいただいている。そのため、後に続く隊員に対して好意的な評価をしていただいている企業も少なくない。このような恵まれた環境の甘えず、隊員個々の向上心を促すことも富士地域援護センターの就職援護隊員の役割である。
一例を挙げれば、9月5日(木)、静岡市に所在する東海埠頭株式会社に退職予定隊員が企業訪問し、作業現場の詳細や業務上の留意点など、実務的な説明を受けた。同社には過去、多くの自衛隊員が入社しており、社内で自衛隊OBの働きぶりが高く評価されていることから、訪問した隊員には自衛隊員に対する期待がひしひしと感じられたという。訪問を終えた隊員は、「資格免許の取得は、自分の成長にためにも絶対に必要。今後も頑張りたい」と決意を新たにしていた。
3月の任期満了時期を控え、各隊員の就職活動は更に活発化していくが、富士地域援護センターでは、隊員それぞれの希望、特技等能力をよく勘案したうえで援護達成率100パーセントを達成すべく、引き続き就職援護業務に邁進していく。