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平成23年度日米共同統合演習(指揮所演習)の終了に当たっての共同コメント

  • 日米握手

    自衛隊と在日米軍は、外務省等の関係機関の積極的な参加を得て、平成23年度日米共同統合演習(指揮所演習)/ Keen Edge の主要な部分を本日終了しました。

    本演習は、我が国防衛等の各種事態に際しての日米協力について検証・演練するとともに、共同統合運用能力の維持・向上を図ることを目的として、日米双方の主要司令部で実施し、所期の目標を達成して終了しました。

    かかる演習による自衛隊と米軍の緊密な連携強化は、日米両国の安全と繁栄及び地域の平和と安定の確保に不可欠な役割を果たしている日米安全保障体制の信頼性を維持、向上させるものであります。

    昨年の東日本大震災においては、約10万人態勢の自衛隊と「トモダチ作戦」による米軍の日米共同は、人命救助、応急復旧及びその他の活動に大きな成果を残し、今後の日米同盟の更なる深化に繋がるものとなりました。

    自衛隊と在日米軍は、今後とも日米共同統合演習を始めとする日米共同訓練を充実させ、もって、強固な絆を維持しつつ、引き続き日米共同態勢の実効性の向上に努め、日本の防衛及びアジア・太平洋地域の平和と安定のために尽力して参ります。

    平成24年1月27日
    統合幕僚長            在日米軍司令官
    陸将               空軍中将
       折木 良一          バートン・M・フィールド