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山崎統合幕僚長 記者会見

日時:令和4年11月10日(木)15:30~15:38

場所:防衛省A棟10階会見室

備考:定例会見

    1.発表事項

    私から、3件、離島統合防災訓練、第64次南極観測協力、及び日米共同統合演習についてお伝えします。

    昨日11月9日、自衛隊は、東京都及び神津島村が実施する「東京都・神津島村合同総合防災訓練」に参加するとともに、自衛隊の離島統合防災訓練及び日米共同統合防災訓練を実施いたしました。
     地震、津波、土砂災害、火山噴火などの大規模災害は、島しょ地域も含め、いつ、どこで起きてもおかしくない状況であると認識しております。
     このような事態に速やかに対応するためには、自衛隊として災害対処能力の維持・向上を図るとともに、平素から自治体や防災機関、在日米軍と緊密に連携して対処することの重要性について改めて感じたところです。
     今回の訓練においては、被害情報収集訓練、緊急支援物資輸送、救出救助、患者搬送などの訓練を実施いたしました。離島における災害対応において、有効な陸上自衛隊のV-22(オスプレイ)を初めて運用するとともに、自衛隊が保有する航空機や在日米軍の航空機を活用し本訓練に臨みました。
     引き続き、自衛隊は、あらゆる大規模災害の発生に備え、国民の生命・安全の確保のため万全の態勢を維持してまいりたいと思います。

    2件目は、第64次南極地域観測協力についてお伝えします。
     砕氷艦「しらせ」は、明日11月10日(金)、第64次南極地域観測協力のため、東京国際クルーズターミナルから昭和基地沖へ向けて出港いたします。
     今回の行動は、計151日、総航程約1万8千マイルの航程であり、明日出港後、11月下旬にオーストラリアのフリーマントルを経由し、12月下旬に昭和基地沖へ接岸、所要の物資輸送及び観測支援等を実施した後、1月下旬に離岸し、海洋観測等を実施しつつ、再びフリーマントルを経由し、来年4月10日に帰国予定であります。
     今回の観測計画は、国立極地研究所が実施する南極地域観測第10期の6か年計画の初年度にあたる行動であり、南極大陸の「ドームふじ」周辺で、最古級のアイスコア採取を行うための採掘拠点建設を行うことが計画の中心に据えられております。
     今回の観測協力にあたり、「しらせ」が安全な航海と観測隊への各種観測協力の任務を、十分に果たしてくれるものと期待しております。

    最後にキーン・ソード23についてお伝えします。
     本日、10日から、令和4年度日米共同統合演習、キーン・ソード23が開始されました。
     これまでお知らせしてきたとおり、本演習は、2年に1度、実施している日米共同の実動演習であり、今年度最大規模の演習であります。
     本演習を通じて、強固な日米同盟のもと、自衛隊と米軍が、あらゆる事態に即応するための実効的な抑止力・対処力を更に強化し、我が国の防衛及び地域の平和と安全の確保に寄与してまいります。