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山崎統合幕僚長 記者会見

日時:令和4年6月30日(木)15:58~16:10

場所:防衛省A棟10階会見室

備考:定例会見

    1.発表事項

    私から1件、令和4年度自衛隊統合防災演習についてお知らせいたします。
     6月20日から23日までの間、自衛隊は、災害対処能力の向上を図ることを目的として、自衛隊統合防災演習(04JXR)を実施いたしました。
     本演習は、陸海空の3自衛隊で実施する最大規模の統合防災演習であり、政府の防災訓練大綱に指定されている図上訓練の1つであります。
     平成30年度から、令和3年度までの4か年は、首都直下地震対処について演練してまいりましたが、今回の演習は、南海トラフ地震対処について演練いたしました。
     自衛隊南海トラフ地震対処計画は、南海トラフ地震が発生した場合における大規模震災災害派遣に際して、自衛隊のとるべき行動の基本事項を定め、迅速かつ組織的に災害派遣を実施することを目的とした計画であります。
     南海トラフ地震発生時には、陸上総隊司令官を指揮官とした統合任務部隊が編成するよう計画されており、本演習においても同計画を準用し、部隊運用を検証いたしました。
     訓練内容については、初めに大規模地震が遠州灘で発生し、その数日後に、再び大規模地震が高知県南方沖で発生するというシナリオで実施いたしました。
     本演習には、防衛省・自衛隊から、約12,500名の人員が参加するとともに、関係省庁や、地方公共団体及び在日米軍が参加し、市ヶ谷を始め、陸、海、空各部隊の司令部において指揮所訓練を行ったほか、在日米軍司令部や地方自治体の災害対策本部等へ連絡要員を派遣し、関係機関等との連携要領についても演練をいたしました。
     また、市ヶ谷等の各司令部の態勢を強化するため、実際に部隊から増強要員を派遣し、一部の要員については、自衛隊の航空機及び車両によって輸送いたしました。
     今回の訓練を通じ、大規模地震発生時における災害対処能力の向上や関係機関等との情報共有や連携強化を図れたと思っております。
     引き続き自衛隊は、本演習で得られた成果や教訓を踏まえ、平素から、災害対応に万全を期すとともに、防災関係機関や在日米軍等との連携の維持・強化を図り、国民の安心と安全を守り抜くため万全の体制を取っていきたいと思います。