山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和4年6月2日(木)14:30~14:38
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
私から3件、北海道知床沖における観光船事故に係る災害派遣、NATO軍事委員長の来日及びパシフィック・パートナーシップ2022への参加についてであります。
1件目につきましては、北海道知床沖における観光船事故に係る災害派遣についてでありますが、事故が発生した4月23日より、陸海空自衛隊の各部隊が、災害派遣活動を実施していたところですが、6月1日、午前0時、海上保安庁第1管区海上保安本部長から、航空自衛隊第2航空団司令に対し、要救助者の捜索に係る災害派遣撤収要請があり、同時刻受理いたしました。
今回の災害派遣におきましては、陸上、海上、航空自衛隊の航空機延べ約90機による上空からの水上捜索を行うとともに、海上自衛隊の護衛艦「せんだい」、掃海艦「ひらど」、掃海艇「いずしま」、「はつしま」及び「ちちじま」による水上及び水中捜索活動、陸上自衛隊第27普通科連隊等による捜索地域における地上映像伝送などを実施してまいりました。
またこの間、政府現地対策本部、第1管区海上保安本部、紋別海上保安部網走海上保安署、北海道庁、オホーツク総合振興局及び斜里町役場等に連絡員延べ約130名を派遣いたしました。
2点目は、NATO軍事委員長の訪日についてであります。
6月6日(月)から9日(木)までの間、NATO軍事委員長ロブ・バウアーオランダ海軍大将が来日し、防衛大臣や私と会談を行うとともに、自衛隊施設の視察等を行う予定であります。
会談におきましては、ウクライナを含む情勢等について幅広く意見交換を行うとともに、NATOとの連携を強化することについて意見交換を行う予定であります。
3件目は、パシフィック・パートナーシップ2022への参加についてであります。
自衛隊は、インド太平洋地域の平和と安定に向け、関係国等と緊密に連携するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」を推進するため、米軍が主催するパシフィック・パートナーシップ2022の活動に参加いたします。
この活動の目的は、アジア太平洋地域諸外国との関係強化及び信頼醸成のため、関係国との間の相互理解及び協力の推進を図るとともに、自衛隊の国際平和協力業務及び国際緊急援助活動に係る医療に関する技量の向上を図るものであります。
期間としては、令和4年6月4日(土)から7月21日(木)であり、活動場所については、ベトナム社会主義共和国、パラオ共和国等において実施されます。
自衛隊中央病院等の陸海空自衛隊の各医療要員が、現地医療施設及び米海軍病院船において参加国軍と連携した診療等を実施するとともに、海自東京音楽隊が、参加国軍楽隊と連携した音楽演奏活動等の文化交流を行う予定です。また、護衛艦「きりさめ」等が多国間捜索救難訓練に参加する予定であります。