山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和4年5月26日(木)14:28~14:45
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
私から2件、欧州出張及び日米共同訓練について発表いたします。
1件目は、欧州への出張であります。
5月16日から19日までの間、ベルギー王国を訪問し、NATO軍事委員会が開催する参謀長会議等に参加いたしました。
統合幕僚長のNATO参謀長会議への参加は、今回が初めてであります。
19日に開催された「アジア太平洋セッション」においては、アジアパートナーとして参加したオーストラリア、ニュージーランド、韓国とともに4ヵ国の代表がショートステートメントを発表し、NATO加盟の各国代表とインド太平洋地域における安全保障環境について意見交換を行いました。
私からは、ロシアによるウクライナ侵略が、欧州のみならず日本を含む国際社会の共通課題であり、力による一方的な現状変更は、いかなる地域においても断じて許してはならないと発言するとともに、現在のインド太平洋地域の情勢を説明しつつ、欧州諸国によるインド太平洋地域の平和と安定への関与を歓迎していることを強調しました。
この間、ドイツ、ベルギー、イギリス、トルコ、ポーランド、オランダ、カナダ、オーストラリア、計8か国の参謀長等との2者会談を行いました。
各国の参謀長等と2国間会談の機会を得て、ウクライナ情勢を含め、アジア太平洋地域の現状について認識を共有するとともに、今後の防衛協力・防衛交流の促進について意見交換を行うことができたことは、大きな成果だったと思っております。
引き続き、5月20日から21日までの間、フランス共和国を公式に訪問し、ビュルカール統合参謀総長と会談を行いました。
会談では、ウクライナを含む地域情勢やインド太平洋地域へのフランスの関与等について意見交換を行いました。
フランスとは平素から共同訓練や幅広い分野における防衛協力を継続しておりますが、対面によるハイレベルでの会談により、直接、意見を交換できたことは、日仏の関係強化を図る上で大変に有意義なものであったと考えております。
2件目は、日米共同訓練であります。
昨日、5月25日、航空自衛隊第2航空団のF-15戦闘機は、日米同盟の更なる強化を図るべく、日本海上空において、米空軍第35戦闘航空団F-16戦闘機と日米共同訓練を実施いたしました。
防衛省・自衛隊としては、今回の訓練は、航空自衛隊の戦術技量の向上及び日米の相互運用性の向上に資するものであり、今後ともこのような訓練を通じ、日米同盟を更に強化するとともに、日米がともに行動している姿を示していきたいと思っております。