山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和4年3月24日(木)14:30~14:41
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
私から2件、申し上げます。
1件目は、福島県及び宮城県に対する給水支援に係る災害派遣についてであります。福島県沖を震源とする最大震度6強の地震により被災された皆様に対して、心からお見舞いを申し上げます。
3月16日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、防衛省・自衛隊は陸海空自衛隊の航空機及び地上部隊のファストフォースにより被害情報収集を実施いたしました。
翌17日午前8時に福島県知事から第44普通科連隊に、同日15時に宮城県知事から第22即応機動連隊にそれぞれ給水支援に係る災害派遣要請を受け、陸上自衛隊の各部隊は、給水支援活動を行いました。福島県内においては、昨日までに、合計23か所、隊員延べ約890名をもって、約390トンの給水支援を行い、宮城県内においては、合計9か所、隊員延べ約140名をもって、約60トンの給水支援を実施いたしました。
なお、宮城県の支援地域において、水道の復旧が確認されたことから、宮城県知事より、20日(日)18時30分に災害派遣の撤収要請を受理し、活動を終了しております。福島県については、現在も活動を継続中であります。引き続き、福島県沖地震による給水支援任務への対応に万全を期してまいります。
2件目は、砕氷艦「しらせ」の活動状況についてであります。第63次南極地域観測協力を実施中の砕氷艦「しらせ」は、今年1月23日に昭和基地沖を離岸し、横須賀入港に向けて南太平洋を航行中です。現時点で、乗員や艦に異常はなく、順調に航行しており、今月28日(月)に横須賀基地へ帰国する予定です。
「しらせ」は、昨年11月10日に横須賀基地を出港し、12月19日に昭和基地沖に到着、第63次越冬隊員等69名、及び観測器材など約1160トンの物資を届け、南極圏における各種観測支援を実施いたしました。また、帰港にあたっては、第62次越冬隊員等66名を乗艦させています。
自衛隊は、引き続き、文部科学省の実施する南極観測に最大限協力するとともに、「しらせ」の安全な運航に期してまいります。