山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和4年1月20日(木)14:30~14:42
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
私から2件申し上げます。
1件目は、トンガ王国の火山噴火に関する国際緊急援助隊についてです。はじめに、トンガ王国における火山噴火に伴い被災された皆様に対して、お見舞いを申し上げます。本日午前、トンガ王国の火山噴火による被害に関し、外務大臣から国際緊急援助活動の実施について協議があり、これを受けて、岸防衛大臣からトンガ王国における国際緊急援助活動の実施に関する命令が出されました。その概要は3点であります。
1点目は現地における情報収集・連絡調整のため、オーストラリアにおいて現地調整所を設置すること、2点目は、「トンガ王国国際緊急援助活動空輸隊を編成し、航空自衛隊Cー130H輸送機2機による輸送活動を実施すること、3点目は、トンガ王国国際緊急援助活動統合任務部隊を編成し、海上自衛隊輸送艦「おおすみ」に陸上自衛隊CH-47ヘリコプター2機を搭載し、輸送活動を実施することであります。
自衛隊は本命令を受けて、本日中にもC-130H輸送機2機に飲用水を搭載し、航空自衛隊小牧基地から出発させる予定です。また、輸送艦「おおすみ」についても、緊急支援物資を搭載した後に、速やかに呉から現地に向けて出発させる予定です。
また、現地の状況の情報収集や各国軍との連絡調整等のため、6名の連絡調整要員を、本日以降出発させます。自衛隊といたしましては、被災したトンガ王国の人々のため、関係各国と連携しつつ、国際緊急援助活動に全力で取り組んでまいります。
2件目は、新型コロナウイルスの市中感染拡大防止に関わる災害派遣の終了についてです。自衛隊は、今月11日から17日までの間、沖縄県知事からの災害派遣要請を受け、沖縄県立北部病院及び中部病院における医療支援を実施してまいりました。17日に厚生労働省の看護職員派遣の枠組みなどにより、人員が確保されたことから、同日16時30分、撤収要請を受け、同時刻をもって活動を終了いたしました。
活動実績としては、11日から17日までの7日間、自衛隊熊本病院、陸上自衛隊西部方面衛生隊、第8後方支援連隊から第15旅団へ配属された看護官等10名が、医師の診療補助や、検温、血圧測定、生体監視装置の装着等の医療支援業務を実施しました。また、看護官等10名のほか、後方支援や、沖縄県との連絡調整などのため、約30名の隊員が、災害派遣に従事いたしました。
自衛隊といたしましては、今回の災害派遣を含む、これまでの活動で得られた経験を今後の活動に活かして参ります。