Message

メッセージ

山崎統合幕僚長 記者会見

日時:令和3年10月28日(木)14:30~14:36

場所:防衛省A棟10階会見室

備考:定例会見

    1.発表事項

    私の方から、英国防参謀長とのテレビ会談について申し上げます。
     10月27日(水)、英国防参謀総長 ニコラス・カーター陸軍大将とテレビ会談を行いました。
     本年7月のウォレス国防大臣訪日時の岸防衛大臣との会談においては、東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みに強く反対するとの立場や、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の重要性について日英間で認識を一致させ、共に協力していくことの決意が表明されました。
     9月には、英空母打撃群の旗艦、「クイーン・エリザベス」が寄港した他、自衛隊と英軍との間では、「大規模広域訓練21」や日英米のF-35が参加した「パシフィック・クラウン21」等の共同訓練を実施いたしました。
     これまでの空母打撃群の日本寄港や共同訓練の実施は、長い歴史と伝統を有する日英防衛協力が我が国の安全保障のみならず、インド太平洋地域と国際社会の平和と安定の確保に資するとともに、グローバルな課題への対処にも資するものとなり、「新たな段階」に入ったものと理解しております。
     このような中、今回のテレビ会談においては、カーター大将とは、厳しさを増す安全保障環境について意見交換し認識を共有するとともに、英空母打撃群の日本寄港及びアメリカ、オランダを含めた多国間での共同訓練に係る成果とその意義について共通の認識を得ました。
     更には、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、今後の日英間の防衛協力・交流に関して議論し、日英の協力関係を一層強化していくことで一致いたしました。
     自衛隊としましては、英国のみならず欧州諸国がインド太平洋地域への関与を示す大きな流れの中で、民主主義や法の支配といった普遍的価値と戦略的利益を共有する英国とともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、今後も防衛協力を継続し発展させていく考えです。