山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和3年10月14日(木)14:28~14:34
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
私の方から4件、申し上げます。1件目は、航空自衛隊F-2戦闘機の部品落下についてであります。今月10日(日)、12時50分ごろ、福岡県朝倉市東部の山間部と推定される地域の上空付近で、航空自衛隊築城基地所属のF-2戦闘機が対領空侵犯措置の任務飛行中に、当該戦闘機のキャノピー及び緊急用はしごが落下いたしました。
今回の事案に関して、部品が落下したと推定される地域の皆様や、築城基地周辺の皆様をはじめ、国民の皆さまにご不安と、ご心配とをおかけしたことを、心からお詫び申し上げます。現在、落下した部品については、捜索中であります。現在までのところ、被害等の情報はありません。部品落下の原因については、航空自衛隊において早急に原因究明を行うとともに、再発防止に努めて参りたいと思います。
2件目は、和歌山市における災害派遣の終結についてであります。10月3日(日)から実施していた和歌山市での給水支援に係る災害派遣については、9日(土)21時、仮設水道管の敷設工事完了に伴い、断水が概ね解消されたことから、自衛隊は、和歌山県知事からの災害派遣撤収要請を受け、活動を終了いたしました。活動実績としては、陸上自衛隊第37普通科連隊、第36普通科連隊、第3後方支援連隊、中部方面後方支援隊の隊員延べ約1,000名により、約1,000トンの給水支援を実施しました。
3件目は、千葉県北西部を震源とする地震に係る自衛隊の対応についてであります。10月7日(木)22時41分に千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震が発生いたしました。同日22時45分、防衛大臣より、「早急に被害情報を把握できるよう関係府省庁及び自治体と緊密に連携し、情報収集に努めること」、「今後の状況の推移に的確に対応するとともに、陸海空自衛隊が緊密に連携しつつ、人命救助を第一義として活動を実施する等、対応に万全を期すこと」との指示を受け、陸海空自衛隊の航空機及び地上部隊による被害情報の収集に努めました。自衛隊としては、引き続き、災害発生等のあらゆる事態に備え、万全を期して参りたいと思います。
4件目は、第63次南極地域観測支援についてです。11月10日(水)、砕氷艦「しらせ」は、第63次南極地域観測協力のため、南極昭和基地沖に向け出国します。総行程、約1万8千海里、141日間の行動であり、オーストラリアのフリーマントルを経由し、12月下旬にリュツォ・ホルム湾の南極昭和基地沖に接岸する予定です。接岸後は、艦上観測や野外観測及び基地設営等の支援を実施いたします。所用の支援が終了した後、来年1月下旬に同地を離岸し、3月30日(水)に横須賀に入港する予定であります。