山崎統合幕僚長 記者会見
日時:令和3年3月11日(木)14:30~14:41
場所:防衛省A棟10階会見室
備考:定例会見
1.発表事項
本日、2011年に発生した東日本大震災から1つの節目を迎えますので、私の方から1件、申し上げます。
未曽有の被害をもたらした東日本大震災から、今日で丁度10年が経ちました。震災により尊い命を失われた方々に、謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、未だ不自由な生活を送られている方々をはじめ、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
2011年3月11日、東北地方を襲った大災害に対して、災害対応では初となる統合任務部隊を編成し、即応予備自衛官及び予備自衛官に対して初の災害招集を行うなど、最大時で約10万7千人、航空機543機、艦艇54隻を派遣し、まさに自衛隊の総力を挙げて取り組みました。
また、米軍が被災地の災害救援のために実施してくれた「トモダチ作戦」は、平素から着実に積み重ねてきた日米共同訓練の真に実効性のある成果としての現れであり、強固な日米同盟の重要性を強く認識しました。
自衛隊は、この震災を通じて得た多くの教訓や課題を踏まえ、各種災害対処計画の見直しや、統合防災演習を通じた検証を継続的に行いつつ、平素から関係機関・在日米軍等と適切に連携・協力し得る体制をとり、大規模災害などの発生に際しては、被災された方々のニーズに迅速・適切に対応し、救助活動等を実施できる態勢を維持するなど、災害対応に万全を期してまいります。
震災から10年を迎えた今、被災地復興の一層の進展を祈念しつつ、震災の記憶・教訓と、国民の安心・安全を守り抜く自衛隊の使命を改めて心に刻むとともに、引き続き各種災害派遣を含むあらゆる事態に万全の態勢で臨むことをお誓い申し上げます。