中部方面隊(中部方面総監 小林弘樹)は、令和6年7月18日(木)から同月26日(金)までの間、米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド24)を、あいば野演習場(滋賀県高島市)、矢臼別演習場(北海道野付郡別海町)、伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)等で行いました。
小林総監は、7月18日、あいば野演習場で行われた訓練開始式において、参加隊員が本訓練の重要性を強く認識し、日米間の「相互運用性」を更に深化させ、より強固な「東洋の盾(オリエントシールド)」を創造することを要望しました。
「抑止力・対処力」の更なる強化、「同志国」との連携の強化
今回の訓練では、米海兵隊からの初参加に加え、オーストラリア、カナダ、ブラジルからのオブザーバーを受け入れた他、各演習場で電子戦やヘリボン等を連携させた日米共同の戦闘訓練、米陸軍・海兵隊のHIMARS※と陸自特科部隊による共同実弾射撃、サイバー攻撃対処に係る専門家交流等を行いました。
(※装輪式自走多連装ロケット砲)
引き続き、中部方面隊は、国民の皆様の信頼と期待に応えるため、より強靭な中部方面隊となるよう隊務に邁進していく所存です。