防衛装備庁長官
ご挨拶

防衛装備庁のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
現在、我が国を取り巻く安全保障環境は、かつてないほど厳しさと複雑さを増しています。このような状況の下、我が国の平和と安全を確保するためには、防衛力の強化とともに、それを支える防衛生産・技術基盤の強化が不可欠です。防衛装備庁は、防衛装備品等の研究開発、取得、維持整備、防衛産業基盤の強化及び国際装備協力の推進を通じて、防衛力の向上を支える重要な役割を担っています。
防衛装備庁発足から10年余りが経過し、防衛装備行政を取り巻く環境も大きく変化しました。また、ロシアによるウクライナ侵略等の教訓は、急速に進化する技術への対応や持続的な対応能力の確保、さらには同志国との連携の重要性を改めて示しました。特に、防衛生産・技術基盤は「防衛力そのもの」であるとの認識の下、その維持・強化は国家安全保障上の重要課題となっています。私は、防衛産業、研究機関、大学、スタートアップ企業をはじめとする多様なパートナーとの連携を一層強化し、先端技術の迅速な活用、防衛分野におけるイノベーションの推進、サプライチェーンの強靱化に取り組んでまいります。
また、防衛装備移転は、同志国との安全保障協力を深化させるとともに、我が国の防衛生産・技術基盤を強化する上で重要な政策です。今般見直された「防衛装備移転三原則」及びその運用の下、防衛装備庁は関係省庁、企業等と緊密に連携しながら、官民一体となって防衛装備移転を着実に推進し、地域の平和と安定、そして我が国の安全保障に貢献してまいります。
さらに、急速に進展する技術革新や新たな安全保障上の課題に的確に対応するため、自由な発想と挑戦を尊重し、職員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる活力ある組織づくりを進めてまいります。透明性の高い行政運営と積極的な情報発信にも努め、国民の皆様から信頼される防衛装備庁を目指してまいります。
防衛装備行政は、多くの企業、研究機関、関係機関、そして国民の皆様の御理解と御協力によって支えられています。引き続き、防衛装備庁に対する御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
防衛装備庁長官 今給黎 学
