千歳試験場
概要
昭和32年札幌市丘珠に技術研究所札幌試験場として開設され、札幌市真駒内(真駒内駐屯地北側)への移転を経て、平成30年4月より、一層の試験業務円滑化、千歳市・千歳市民の益々のご理解・ご協力を目的として「千歳試験場」と改称しました。
当試験場では装備品の研究開発を目的として戦闘車両等の走行試験を行う「車両定地試験施設」、航空機・誘導弾の風洞試験、エンジン試験を行う「空力推進研究施設」を有しています。
千歳試験場は、北海道の雄大な自然の中にありながら、新千歳空港から北東に約8kmの距離に位置し、JR千歳駅からも近く、交通アクセスの面でも優れています。空港を離着陸する飛行機の窓からも、その全容を確認することができます。
試験施設
車両定地試験施設
車両定地試験施設は装軌車及び装輪車の機動性能を試験・評価する施設であり、平坦直線路、登坂路、斜面横行路等からなる周長4.3kmの周回コースとなっており、最高速度、加減速、登坂、斜面横行、旋回等の試験を行うことができます。
90式戦車を始め、10式戦車、16式機動戦闘車等の試験・評価を実施してきました。
燃焼風洞装置
燃焼風洞装置は超音速空気吸込式誘導弾用エンジンの各種性能を試験・評価する装置であり、誘導弾の発射から目標到達までの全行程を再現できる特徴を有します。
新空対艦誘導弾(ASM-3)用エンジン(ラムジェットエンジン)等の各種試験を実施しています。
三音速風洞装置
三音速風洞装置は加圧吹き出し方式の風洞であり、亜音速、遷音速、超音速の「3種類の音速」を1つの装置で模擬が可能です。大型の計測部断面に加えて高いレイノルズ数を実現可能である世界最大規模の風洞です。
PーX、C-Xの風洞試験等を経て、将来戦闘機関連等の試験を実施しています。
エンジン高空性能試験装置
エンジン高空性能試験装置は航空機、誘導弾に搭載されるジェットエンジンの高空性能を試験・評価する我が国最大規模の装置です。
固定翼哨戒機P-1、先進技術実証機X-2、無人機研究システム、誘導弾等のジェットエンジンの試験・研究を実施しました。
大型エンジン試験装置
大型エンジン試験装置は航空機用ジェットエンジンの地上における性能確認を行うための装置です。試験条件は地上静止状態ですが、エンジンの吸い込む空気の温度調節ができる機能を有しています。
採用情報(2025年度国家公務員採用一般職試験)
千歳試験場の採用予定者数
大卒区分
| デジタル 電子情報 |
機械 | 教養 | 合計 |
| 4名 | 1名※ | 5名 | |
※技術系ポストへ配置
高卒区分
| 技術 | 合計 |
| 2名 | 2名 |
