10月11日(火)から10月12日(水)にかけて、串間市からの依頼を受け、串間市役所の職員に対して体験入隊を実施しました。
体験入隊は、団体や企業等を対象に、自衛隊の生活や訓練を実体験し、隊員と直に接することにより、規律心や団結心を向上させる一助として頂くものです。主な内容として、日本を取り巻く安全保障環境に関する説明、自衛隊の現状説明、個人、集団の行動に関する基本動作、体育訓練などの教育訓練、基地見学等があり、様々な体験ができます。
今回、串間市役所から20代〜30代の男性4名、女性3名の計7名が1泊2日の日程で訪れ、当基地からは基地内に居住する男性隊員4名、女性隊員2名が隊内生活担当として行動を共にし、指導にあたりました。
「基地司令の講話で、ニュース等で見聞きする世界情勢について詳しく教わることができて印象に残っています」、「各種訓練の際、隊員も一緒に取り組んでくれたところに優しさを感じ、安心して研修できました。市の職員として、市民に寄り添った対応を心掛けていきたいです」といった感想が寄せられ、自衛隊を身近に感じて頂くことができたと感じています。
部隊が活動する上で、串間市役所をはじめとする地方公共団体との連携協力は必要不可欠であり、より近い距離で生活を共にできたことで今後の関係強化に繋がるものと感じております。