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7月28日発生した令和8年熊本地震の犠牲者に対し謹んで哀悼の意を捧げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
高畑山分屯基地も災害派遣を実施し、給水支援及び県庁における空自連絡要員(リエゾン)に従事しました。
派遣期間中には、例年に比べて猛暑を感じることが多く、台風13号の襲来もあり、自然の猛威を重ねて感じたところです。
また、朝晩涼しく感じる日も出てきましたが、高畑山にもまだ夏の陽光が燦々と降り注でおり、隊員一同、熱中症対策に万全を期しながら勤務しております。
皆様もご無理のないようにお過ごしください。
7月、5名の新隊員を受け入れ、若さと元気あふれる仲間が増えました。また、8月には7名の異動があり、仲間の旅立ちを見送るとともに、新たな仲間を迎え入れました。宮崎県出身の隊員も新たに着任し、早期戦力として早速活躍してくれています。
我々は、災害対処能力強化のために日頃から訓練するとともに、地域の皆様と防災訓練を実施し、自治体、消防、警察、医療などの関係機関と積極的に連携強化のための訓練や協議を行ってきました。
今年は、昭和南海地震発生から80年、東日本大震災発生から15年、平成28年熊本地震発生から10年の節目の年です。
また、能登半島地震の発生からも2年余りが経過しました。そのような中、本年7月には令和8年熊本地震が発生しました。
このような教訓を踏まえ、我々は南海トラフ地震を想定した対処計画を本年7月に策定しました。
災害対処における具体的な行動について、更に連携できるように訓練を進めます。その時に備えて、今できる準備を追求し、地域の安心、安全に貢献したいと思います。
他方、我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しています。ウクライナにおける紛争の長期化や中東地域の不安定な情勢に加え、中国及びロシアの軍用機による我が国周辺での活動の活発化、北朝鮮による弾道ミサイル発射や核・ミサイル開発など、予断を許さない状況が続いています。
昨年末には、中国及びロシアの軍用機が日向灘沖を通過し四国方面へ進出する事案が発生し、本年も同種の活動が確認されています。このような状況の中、我々は我が国の領空を常時監視し、平素から警戒監視任務に万全を期しています。
高畑山分屯基地は、九州で唯一太平洋側に位置する航空自衛隊のレーダーサイトとして、FPS-7レーダーを運用し、24時間365日休むことなく我が国の空の安全を見守っています。今後も緊張感を持って任務を遂行するとともに、隊員一人ひとりが誇りと責任感を胸に、国民の皆様の安全・安心を支えてまいります。
私自身、令和5年10月に着任し、3年目を迎えました。
本年は午年で、私自身も年男となりました。
縁起を担ぎつつ、串間市の名所都井岬でこの土地を守り続けている御崎馬(みさきうま)のように逞しく力強く、任務に邁進したいと思います。また、何事もうまくいくように、皆様のご健勝を祈念申し上げます。
令和8年、高畑山分屯基地は、創設69周年を迎えます。
地元串間市の皆さまをはじめ、多くの方々に支えていただき、ご理解いただくことで、隊員一同元気に任務に邁進しております。
本年の活動テーマは「準備8割、実行2割」です。来年の創設70周年記念行事や宮崎県国スポ・障スポ支援、災害対処への備え、基地施設の大規模工事など、様々な任務を成功に導くため、今から着実に準備を進めています。万全の準備こそが確実な実行につながるとの信念のもと、隊員一同取り組んでまいります。
今後とも高畑山分屯基地に対するご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。