ブルーインパルスとは

ブルーインパルスとは

大空に「夢・感動」を描く アクロバットチーム

航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。

正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。青と白にカラーリングされた6機の機体が、大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技――次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続に違いありません。地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。これからもブルーインパルスは、「創造への挑戦」を合言葉に、より多くの人に「夢・感動」を感じていただける展示飛行を求め続けていきます。

F-86 機体画像
F-86
初代ブルーインパルス The first generation Blue Implulse : F-86

初代機体であるF-86Fは、アメリカから供与された当時の主力戦闘機です。ブルーインパルスF-86Fは、1960年8月、浜松基地第1航空団第2飛行隊内に「空中機動研究班」として誕生しました。東京オリンピックで五輪の輪、大阪万博開会式でEXPO'70の文字を空に描いたことで知られています。21年間に545回の公式展示飛行を行いました。また映画制作協力をきっかけに映画会社のデザイナーが担当した塗装案が有名です。それによって、"F-86ブルー"のイメージは完全に定着したのです。

T-2 機体画像
T-2
2代目ブルーインパルス The second generation Blue Implulse : T-2

国産のT-2超音速高等練習機を使用する、2代目ブルーインパルスは、1982年1月、松島基地第4航空団第21飛行隊内に「戦技研究班」として発足しました。T2はF-86Fに比べて高速性能を重視した機体で、長い助走を使った力強い演技がファンを魅了、特に5番機による"単独機最大能力旋回"は、そのダイナミック音と動きが多くのファンに支持されました。三沢基地航空祭でアメリカ空軍の「サンダーバーズ」とも競演しています。14年間に175回の公式展示飛行を行いました。

ブルーインパルスの見学について

ブルーインパルスは航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)で見学できます。見学をご希望される方は、松島基地HP内「基地見学について」をご参照ください。また、基地行事等の都合により、ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。

航空自衛隊 松島基地 広報班
TEL 0225-82-2111(代)
松島基地のホームページはこちら