航空自衛隊とは

准曹士先任の挨拶

第8代航空自衛隊准曹士先任
髙着 弘康
(こうちゃく ひろやす)

新隊員第235期(平成元年)
一般空曹候補学生第15期(平成2年)
福岡県出身 警戒管制
令和5年5月23日 航空自衛隊 准曹士先任に就任

航空自衛隊ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

秋冷の候となり、朝夕には涼しさを感じる季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。日頃から航空自衛隊の諸活動に深いご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

航空自衛隊の隊員は、強い使命感と高い責任感の下、今この瞬間も我が国の平和と安全を守るため、各種任務に全力で取り組んでいます。

本年夏以降、航空自衛隊准曹士先任として、宮古島分屯基地、与那国分遣班、奥尻島分屯基地、八雲分屯基地、春日基地及び背振山分屯基地を訪問し、現場で勤務する准曹士隊員との懇談を行いました。

宮古島分屯基地及び与那国分遣班においては、遠く台湾を望むことができる我が国最西端の地域において昼夜を問わず警戒監視任務に従事する隊員の姿に接し、その高い緊張感と責任感を強く感じました。厳しい環境下においても、常に即応態勢を維持し、我が国の防空に寄与する准曹士隊員の存在は、航空自衛隊の即応性を支える大きな力であることを改めて認識しました。

また、奥尻島分屯基地及び八雲分屯基地では、離島及び遠隔地に所在する部隊ならではの特色や課題を伺うとともに、創意工夫を重ねながら任務を遂行する准曹士隊員の姿を確認することができました。地域とのつながりを大切にしながら着実に任務を遂行するその姿勢は、航空自衛隊が大切にする「誠実」の精神を体現するものであると感じました。

さらに、春日基地及び背振山分屯基地については、米第5空軍最先任上級曹長と共同で部隊を訪問しました。現場において率直な意見交換を実施し、日米相互理解の促進と信頼関係の強化を図ることができました。日米同盟は我が国の安全保障の基軸であり、その実効性を支えるためには、指揮官レベルのみならず准曹士レベルにおける連携も極めて重要です。共同での部隊訪問を通じて、日米双方が共有する使命感やリーダーシップの在り方について理解を深めることができ、大変有意義な機会となりました。

これらの訪問を通じ、航空自衛隊のコア・バリューである「誠実」、「即応」、「挑戦」を自ら体現し、航空自衛隊を支える大きな原動力として活躍する准曹士隊員を心強く思うとともに、空の防人である准曹士隊員一人一人を誇りに感じました。

引き続き、航空自衛隊准曹士先任は部隊訪問や意見交換の機会を重ね、現場の声に真摯に耳を傾けながら、准曹士隊員一人一人が誇りとやりがいを持って勤務できる職場環境の構築に努めてまいります。併せて、統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊及び統合作戦司令部をはじめとする関係部隊等や、諸外国軍の最先任下士官との連携を一層強化し、統合運用に資するべく、相互理解の向上及び同盟国・同志国との協力関係の深化に貢献してまいります。

航空自衛隊の准曹士隊員は、今後も強い使命感と責任感を胸に、与えられた任務に全力でまい進してまいります。

これからも変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和8年10月吉日   第8代航空自衛隊准曹士先任 准空尉 髙着 弘康

      

宮古島分屯基地

与那国分遣班         分遣班近傍から望む台湾

奥尻島分屯基地

八雲分屯基地

春日基地

背振山分屯基地

略歴

  • 平成 元年4月
    入隊
  • 平成 元年7月
    第46警戒群(佐渡)
  • 平成 2年3月
    一般空曹候補学生として教育入隊
  • 平成 3年1月
    第55警戒群(沖永良部島)
  • 平成 7年8月
    西部防空管制群防空管制隊(春日)
  • 平成11年1月
    警戒航空隊(浜松)
  • 平成14年8月
    南西防空管制群防空管制隊(那覇)
  • 平成19年3月
    西部防空管制群防空管制隊(春日)
  • 平成24年8月
    航空幕僚監部(市ヶ谷)
  • 平成27年8月
    西部防空管制群本部(春日)
  • 平成28年4月
    西部防空管制群准曹士先任(春日)
  • 令和 元年8月
    西部航空警戒管制団准曹士先任(春日)
  • 令和 3年3月
    航空総隊准曹士先任(横田)
  • 令和 5年5月
    現職