航空自衛隊とは

航空自衛隊の組織 ~航空自衛隊とは~

航空自衛隊とは

航空自衛隊は昭和29年7月1日に、保安庁が防衛庁へと発展的解消を遂げたときに、日本の防空任務を担うために創設され、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊のうちでもっとも新しい部門です。

自衛官47,097人、事務官等3,227人、計50,324人
(平成25年3月)

各組織名をクリックすると別ウィンドウが開きます。 航空総隊 航空支援集団 航空教育集団 航空開発実験集団 補給本部 その他の部隊・機関

多様な組織が有機的に連携し
「防衛」という任務を確実に遂行します

防衛省・自衛隊は、実力組織である陸・海・空自衛隊を中心に、防衛大学校、防衛医科大学校、防衛研究所、技術研究本部、装備施設本部など、様々な組織で構成されています。航空自衛隊は東京・市ヶ谷に「航空幕僚監部」を置き、防空の主力編成隊である「航空総隊」が全国に展開しています。さらに輸送等を担う「航空支援集団」、教育担当の「航空教育集団」、航空の技術開発を進める「航空開発実験集団」、装備品や物資の補給などを担当する「補給本部」など、多様な組織が有機的に連携し、それぞれの任務を遂行しています。

航空幕僚監部

航空幕僚監部とは、航空自衛隊の隊務運営に関する防衛大臣のスタッフとして、航空幕僚長およびその補佐機関を包括した幕僚組織のことをいいます。

航空総隊

航空総隊とは、航空戦闘任務を与えられている第一線の実動部隊のことを言います。航空総隊司令部および航空方面隊その他の直轄部隊によって構成されており、一元的に指揮、運用を図れるようになっています。

航空支援集団

航空支援集団は、航空作戦を実施する航空総隊を支援する組織です。司令部のほか、空輸、管制、気象、点検の機能を持つ部隊で構成されています。

航空教育集団

航空教育集団とは、航空自衛隊員のあらゆる教育を一元的に実施する組織であり、隊員としての基礎教育や訓練、それぞれの専門知識や技術などを身につけるための教育機関です。

航空開発実験集団

航空開発実験集団は、日々進歩する航空機・装備品の開発・航空医学・人間工学の開発実験機能を持ち、幅広い研究を行う組織です。

補給本部

航空自衛隊の補給本部は、航空自衛隊第2、第3および第4補給処を統制し、必要とされる燃料や弾薬、機材の調達・保管・補給・整備などを担当しています。

その他の部隊・機関

その他、「航空システム通信隊」、「航空中央音楽隊」、「航空自衛隊幹部学校」、「自衛隊入間病院」など、さまざまな部隊・機関があります。