部隊紹介
航空集団直轄部隊は、航空集団司令官直轄の部隊として「C-130R輸送機」、「MCH-101掃海ヘリコプター」等の多種多用な装備品を運用し、訓練、試験などをはじめ、災害派遣等での輸送業務も任務とするとともに、
精強性・即応態勢維持のため日々訓練等に励んでいます。
各部隊の特徴
航空集団直轄部隊は日本全国に展開し、日々の訓練はもとより、試験、輸送、掃海、救難、災害派遣等、多種多彩な任務を行う部隊です。
部隊紹介
- 第51航空隊
- 第51航空隊は航空集団の直轄部隊であり、海上自衛隊の使用する航空機の運用に関する調査研究・開発及び航空機・航空基地用機器の性能・用法に関する試験並びに航空部隊に対する訓練指導等、主として海上自衛隊航空部隊の術力を向上させることを任務としています。昭和38年に新編され、第4航空群直轄部隊となりましたが、昭和44年7月航空集団に編入されました。
- 第61航空隊
- 第61航空隊は航空集団直轄部隊のひとつであり、C-130R及びLC-90を運用し、硫黄島や南鳥島、日本全国への人員・物資の輸送を行っています。また、海上自衛隊の広報活動の一環として各地での航空機展示・体験搭乗を行っています。海上自衛隊唯一の航空輸送部隊として昭和46年12月、下総航空基地(千葉県)で新編され、同日厚木航空基地へ部隊移動しました。平成26年12月それまで活躍していたYS-11Mが引退し、その任務をC-130Rへ引継ぎました。
- 第111航空隊
- 第111航空隊は、航空集団直轄部隊で、掃海ヘリコプター「MCH-101」を運用する機雷掃海を主任務とする部隊です。 また、航空集団において災害派遣時の輸送業務等の中核を担う部隊にも位置付けられています。
- 第1航空修理隊
- 海上自衛隊の航空部隊が使用している航空機、主としてヘリコプターの定期修理及び整備用機材等の制作行っています。鹿屋航空基地史料館に展示してある零戦も第1航空修理隊で復元作業を行いました。
- 航空管制隊
- 航空管制隊は海上自衛隊の航空機に対する航空情報の提供、飛行計画の申請及び承認手続きの支援、航空管制員に対する教育指導、管制方式、航空管制用機材の調査・研究及び改善指導を行う部隊です。昭和48年に航空集団直轄部隊として新編されました。
- 機動施設隊
- 機動施設隊は、航空部隊の運用等に必要な施設の維持、修理、被害の復旧作業、その他の整備に関する業務を機動的に行うことを任務とする部隊です。また、災害派遣や除雪支援等の民生協力も担っています。