英語版/English
各国との協力(令和5年)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年8月25日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するオーストラリアによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、オーストラリアが、8月下旬から9月中旬までの間、国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場を使用して、2018年以降12度目となる航空機による警戒監視活動を行う予定です。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】オーストラリア哨戒機(P-8)
(出典:オーストラリア国防省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年6月12日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するオーストラリアによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、オーストラリア海軍が、フリゲート「アンザック」を派遣し、5月下旬に我が国周辺海域において、オーストラリア海軍として2018年以降9度目となる警戒監視活動を行いました。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】オーストラリア海軍フリゲート「アンザック」
(出典:オーストラリア国防省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年6月9日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するカナダによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、カナダ海軍フリゲート「モントリオール」が、6月上旬に東シナ海を含む我が国周辺海域において、カナダ海軍として2018年度以降7度目となる警戒監視活動を行いました。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】カナダ海軍フリゲート「モントリオール」
(出典:カナダ国防省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年4月27日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するフランスによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、フランス海軍が、フリゲート「プレリアル」を派遣し、4月上旬以降、東シナ海を含む我が国周辺海域において、フランス海軍として2019年以降5度目となる警戒監視活動を行いました。
- 我が国としては、北朝鮮の完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】フランス海軍フリゲート「プレリアル」
(出典:フランス軍事省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年4月3日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するカナダによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、カナダが、4月上旬から5月中旬までの間、国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場を使用して、2018年以降9度目となる航空機による警戒監視活動を行う予定です。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊が国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】カナダ哨戒機(CP-140)
(出典:カナダ国防省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年2月8日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するオーストラリアによる警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、オーストラリアが、2月上旬から3月上旬までの間、国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場を使用して、2018年以降11度目となる航空機による警戒監視活動を行う予定です。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊が国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】オーストラリア哨戒機(P-8)
(出典:オーストラリア国防省)
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和5年2月3日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対する英国による警戒監視活動について
- 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、英国海軍哨戒艦「スペイ」が、1月上旬に東シナ海を含む我が国周辺海域において、英国として2018年度以降10度目となる警戒監視活動を行いました。
- 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
- 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行ってまいります。
【参考】英国海軍哨戒艦「スペイ」
(出典:英国国防省)
政府としての取組
北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積替えの疑い
北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。平成29年12月に採択された国連安保理決議第2397号をはじめ、国際社会で一致団結して北朝鮮への圧力を最大限まで高め、北朝鮮の政策を変えさせなければなりません。
平成29年9月に採択された国連安保理決議第2375号においては、国連加盟国は北朝鮮籍船舶に対する又は北朝鮮籍船舶からの洋上での船舶間の物資の積替え(いわゆる「瀬取り」)を容易にし、又は関与することが禁止されています。
我が国としては、朝鮮半島の完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な非核化という共通の目標に向け、米国や韓国のみならず、中国・ロシアを含む国際社会と密接に連携しながら、「瀬取り」への対応を含め、国連安保理決議の実効性を確保していく必要があります。
事案も積み重なってきたことも踏まえ、活動現場の状況をより一層分かりやすい形で国民の皆様を含む国内外にお示しし、防衛省・自衛隊の活動に対する理解を深めていただくとともに、北朝鮮問題の解決に向けた努力を国際社会と共に一層進めていく観点からも、これまでの活動を動画の形でとりまとめました。
国連安保理決議が禁止する瀬取りへの対応状況(YouTube 防衛省動画チャンネル)