防衛装備庁

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新技術短期実証事業

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2023/8/1
実施課題を更新しました。

本事業の概要

近年、人工知能(AI)等の技術分野においてはイノベーションの進展が著しく、従来の防衛分野における研究開発手法では対応が困難な状況となってきています。また、このような技術分野においては、民間を中心に様々な研究開発上の工夫が検討・実践されており、短期間に技術や運用上のアイデアを具現化した施策等が繰り返されています。
 このような状況を踏まえ、新技術短期実証事業では、部隊等が抱える課題の速やかな解決のため、民間の技術者と運用者が一体となり、民生において実用化レベルにある先端技術の有効性を実証し、3年程度の短期間で実用化を推進します。また、本事業の成果の民間市場での活用等により、防衛向け製品価格や維持費の抑制も追求します。

新技術短期実証事業の概要

本事業の流れ

本事業では、構想設計と実証(仮作試験)の2段階に分け、十分なニーズ反映とリスク低減を図ります。また、自衛隊等の課題の解決策を検討するために、防衛装備庁にて民間から活用可能な技術情報やアイデアを募集します。

課題選定(準備年)
  • 自衛隊等の課題の収集
  • 民生先端技術の情報収集
  • 解決策の検討
構想設計(1年弱)
  • 実用品の概念(機能性能や目標価格等)の設計
  • 仮作試験の内容・スケジュールの検討
  • 可視化等による設計内容の検証
仮作試験(2年程度)
  • 仮作品の詳細設計、開発、製造
  • 実証、デモンストレーション
実用化の検討

実施課題

令和4年度着手分

  • 可視画像等類識別効率化のための人工知能技術の活用
  • 人工知能を用いた演習シナリオ作成支援システムの構築
  • 艦艇電源系統リアルタイムシミュレーション環境の構築

令和3年度着手分

  • 拡張現実技術等を活用した砲迫等現示訓練システムの構築
  • 人工知能を用いた演習シナリオ作成支援システムの構築
  • 航空基地等における各種センサ等の統合共通プラットフォームの構築

令和2年度着手分

  • 訓練評価への人工知能技術の活用
  • 人工知能による衛星画像類識別のための学習データの自動生成
  • 人工知能を活用した航空気象観測の全自動化

令和元年度着手分

  • レーザ照射機の小型・高出力化
  • 人工知能等を用いたシステム維持管理業務の効率化
  • 航空関連教育用VRシステム

平成30年度着手分

  • アクチュエータ技術等の活用による機材操作の無人化
  • 人工知能を用いた船舶自動識別装置解析ツールの構築
  • ドローン等を用いた監視・検査の自動化・効率化

平成29年度着手分

  • 艦内等無線ネットワーク構築
  • ニアリアルタイム大規模データ分析
  • 衛星通信アンテナの不要放射低減
  • ネットワークフライトシミュレーション
  • オフロードバイク静粛化

お問い合わせ先

防衛装備庁 技術戦略部 技術計画官付 新技術実用化室
電話:03-3268-3111(内線)26158

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