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2022年08月24日
防衛交流等

航空自衛隊准曹士先任の空軍最先任下士官国際会議への参加について

8月1日(月)から5日(金)の間、航空自衛隊准曹士先任 甲斐 修 准尉は、ワシントンD.C.で開催された空軍最先任下士官国際会議(SELIS:Senior Enlisted Leader International Summit)に参加しました。

SELISは、米空軍最先任上級曹長が主催し、米国の友好国空軍最先任下士官等が一堂に会する国際会議で、今年は「Winnig the Hi End Fight(最先端の戦争に勝つために)」をテーマに開催されました。会議では、本テーマに沿って、米宇宙軍創設に係る下士官文化の醸成や、仮想敵国によるSNSを利用した偽情報への対応策に関するもの等、下士官の能力開発に係る各種講話が実施されました。

また、本会議に合わせ、太平洋地域先任会同も実施され、米太平洋空軍が設立を予定している上級下士官育成を目標とした教育機関である「太平洋地域空軍アカデミー(IPAFA:Inter-Pacific Air Force Academy)」の構想が説明されました。各国最先任は、活発な意見交換を実施し、IPAFAに域内関係国間で協力して取り組んでいくことで一致しました。

本会議への参加を通じ、各国の最新の下士官育成施策に関する知見を得るとともに、最先任下士官間の相互理解や信頼関係を深化させることができました。

航空自衛隊は、今後も同盟国・友好国等と、下士官レベルにおける防衛交流を積極的に推進し、各国との信頼関係や連携の維持・向上を図ってまいります。

空軍最先任下士官国際会議

太平洋地域最先任会同集合写真

米空軍最先任上級曹長