活動報告

2022年06月24日
防衛交流等

日比人道支援・災害救援共同訓練の実施について

6月21日(火)から24日(金)の間、航空自衛隊は、フィリピン共和国クラーク空軍基地、カーネル・エルネスト・ラビナ空軍基地及びこれらの周辺空域において、人道支援・災害救援活動に関する日比共同訓練を実施しました。

日本とフィリピンは共に自然災害が多く、災害対応は両国共通の課題です。昨年に次いで2回目となる本訓練には、日比双方のC-130Hが参加して物料投下訓練及び共同搭載しゃ下訓練を行い、フィリピン空軍とともに人道支援・災害救援に係る能力の向上及び連携を強化しました。23日(木)には、井筒航空幕僚長がカンラス・フィリピン空軍司令官とともにその様子を視察し、両国の訓練参加者を激励しました。

我が国にとってフィリピンは、重要な戦略的パートナーであり、日比空軍種間の防衛協力・交流を通じて連携を強化することは、我が国及び地域の平和と安定に資するものです。航空自衛隊は、引き続き日比空軍種間の防衛協力・交流を更に推進し、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に寄与してまいります。