美保海軍航空隊

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※ 現美保基地の南側に位置した「美保海軍航空隊」
昭和18年10月、ここ弓ヶ浜の地に美保海軍航空隊(予科練)が開隊し、救国の志に燃える十五、六歳の少年たちが日夜厳しい教育、訓練を受けることになります。
昭和19年1月、第二美保海軍航空隊が開隊し、海軍飛行予備学生や予科練卒業生が九三式中間練習機をもって基本操縦訓練を開始しました。
しかし、終戦間際になると予科練、飛練教育ともに停滞し、基地や掩体壕の建設作業に従事するようになります。
昭和20年2月、第二美保海軍航空隊は奈良県の柳本飛行場に転出、また、予科練習生は昭和20年6月の美保海軍航空隊解隊を待たず、水上、水中特攻などの要員として転出し、終戦を迎えることになりました。